英語版レポート制作:文字溢れはなぜ起きる?

2016 / 2 / 5 | 執筆者:Masako Maeda

conciseness
和文を翻訳すると、通常は英文の方が長くなります。
日本語版と同じ台割で英語版レポートを作成する場合、
「英文がレイアウトに収まらない!」という経験をされた方は
多いのではないでしょうか。

●なぜ英文は長くなる?

漢字を用いる和文では、たくさんの情報を簡潔に伝えられます。
例えば以下のような短い日本語でも、英語にするとこれだけ長くなります。

顧客満足
customer satisfaction

事業企画部
Business Planning Department

また、日本やある組織に特有の慣習や文化、モノなどを紹介する場合、
海外の読者向けに補足説明が必要なこともあります。

三現主義(現場・現物・現実)
sangen-shugi, a Japanese manufacturing philosophy that emphasizes
focusing on the actual place, source, and facts of a problem

●長くなる前提で、防止策をとる

和文の情報を漏れなく拾いつつ、読者の理解を助ける言葉も補っていると、
簡単に和文の倍ぐらいの長さの英文ができてしまいます。

文字サイズを小さくしてなんとか日本語版と同様に収めても、
小さな文字で埋め尽くされたページでは読者の注意を引くことはできません。

「英文は長くなる」という前提のもと、
「厳選された情報を読みやすく伝えるレポート」を作成するために、
何ができるか?

現場で試行錯誤を重ねる中で感じた、
英語版制作に取りかかる前にぜひ考えておきたいポイントを
次回からお伝えします。

(つづく)

Photo by Nic McPhee

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