「考える」いろいろ

2014 / 8 / 25 | 執筆者:Futakuchi Kazuko


Photo by mendhak

専門分野の用語は、用語集としてリストアップし、その分野の翻訳を行う際に参照するわけですが、専門用語ではないけれど、訳し方に迷う言葉は案外たくさんあります。例えば「考える」。think一辺倒では面白みがありません。

もちろん、deeply、carefullyなど副詞を追加することもできるのですが、一語でパチッと言えると、コンパクトに収まり、なにより気持ちが良いのです。

contemplate は、熟慮する、熟考する、じっくり考える場合に用いることができ、長い時間をかけて、継続して、あるいは深く考えるニュアンスです。英英辞書で調べると、人生や将来、退職するかどうかなどを目的語にした例文が多く見られます。

reflect も深く考える場合に用いられますが、過去のことやこれまでのことを振り返る場合によく使われるように思います。consider は、何かを決定したり理解する際に、立ち止まって考えるという雰囲気があります。

環境やサスティナビリティに関する翻訳で必要なの?と思われるかもしれませんが、ダイバーシティレポートなど、企業内の制度や文化についての議論で、手持ちの札が多いと良いのです。英字新聞のコラムやニュースサイト等を読むと「!」の発見もあります。とにかく気になった時にメモし、いざというときに検索できるように準備しておくと良いですね。どのような目的語をとるか、必要に応じて前置詞の使い方もメモしておくと便利です。

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