翻訳コーディネーターと落語

2013 / 12 / 5 | 執筆者:Futakuchi Kazuko

tsureduretei

 

 

 

 

Photo: http://www.nhk.or.jp/drama/chiritotechin/

落語では「上下を切る」といって、噺家が、右を向いたり、左を向いたりして人物を演じ分けます。客席から向かって右側が上手(かみて)、左側が下手(しもて)で、調べたところによると、顔を下手に向ければ上位の人が話し、上手へ向ければ下位の人物が話している様子を表すそうです。

この話を聞きながら、噺家さんの様子を見ていて、翻訳コーディネーターという自分の仕事が重なりました。

翻訳チームの方を向いてお客さまの思いやご要望を伝え、お客さまの方を向いてチームの英訳に込めた意図や工夫をお伝えする。場合によっては、デザイナーさんにそれら全部を伝えて、正しく反映されているかを確認し、反対を向いて、お客さまや翻訳チームに結果を伝える。

伝書鳩、板挟み(笑)、いろいろな呼ばれ方をしますが、やっぱりこの仕事が楽しくて、続けています。それは、いろいろな人の思いが聞ける立場だからです。 みんなが良いものを作ろうと一生懸命で、それが形になるプロセスを最後まで見届けられる、とてもお得な役回りだと思うのです。

この仕事を続けていたら、いろんな人の気持ちがわかる人間になれる!?
「そんな大層なこと考えてへんと、仕事に戻らんと」
もう一人の自分がツッコミを入れました。では、いざ!

追伸: 翻訳コーディネーターの仕事にご興味がありましたら、こちらをご覧ください。
翻訳コーディネイターになるために
http://www.econetworks.jp/knowledgeshelf/2010/09/24/coordinator/

このエントリーをはてなブックマークに追加

翻訳トレーニング講座 受講者募集中!

あと少しでお仕事ができるという方の成長をサポートする翻訳講座「サステナビリティ翻訳トレーニング」。実際にご依頼いただくことの多い報告書や資料に類似する内容を課題とし、「環境・サステナビリティの分野の翻訳で活躍したい」方々のレベルアップにプロ翻訳者でもある講師が伴走します。
(2017年11月開講コースは受付を終了しました。2017/11/01)

言葉にまつわるエトセトラを募集中!

この単語の訳にいつも頭を悩ませる……よりよい英語表現が知りたい……
このブログで取り上げてほしいワードがあればこちらよりご連絡ください。

お名前
メールアドレス
取り上げてほしいワードなど

* 内容についてお問い合わせをする場合があります
* すべてへのお答えをお約束するものではありません
* CSR、サステナビリティ分野の内容を優先します

プライバシーポリシーに同意する