たかがダッシュ、されどダッシュ

2013 / 11 / 8 | 執筆者:Futakuchi Kazuko

translate icon
Photo by Casey Bisson

翻訳をしていると「あれ、どうだったっけ? 」といつも悩んでしまうのがダッシュについてです。いろいろな呼び方があって、整理をすると、

―(全角のダッシュ、長いダッシュ)= em dash, or long dash
-(短いダッシュ)= en dash, or short dash
– (ハイフン)=hyphen
=の前が日本語、=の後が英語での呼び方です。

弊社では、以下のChicago Manual of Styleに基づいて翻訳を進めています。
◆The Chicago Manual of Style 16th Edition
pages 333-334 Em Dashes 用例に前後スペースなし

◆英語ライティングルールブック 第2版 デイヴィッド・セイン著
page 220 ダッシュ前後のスペース
「ダッシュの前後にはスペースを入れないのが普通。短いダッシュ<->を使う際にはスペースを入れるケースもあるが、入れない方が正式である。長いダッシュ<―>の場合は、前後のスペースを空けてはいけない。

正):A new and more intelligent between humanity and the Earth’s life support systems is urgently needed in 2010―the UN’s International Year of Biodiversity.
誤):A new and more intelligent between humanity and the Earth’s life support systems is urgently needed in 2010 ― the UN’s International Year of Biodiversity.

しかしすべての英語が、このルールに従っているというわけではなく、例えばNew York TimesのWebページでは、ダッシュの前後にスペースを入れています。フォントやデザインの観点からそのようにしているのかもしれません。

現在、大きなボリュームの翻訳の校正の真っ最中です。全体を通して統一されているように、何度も繰り返し見直しをしています! がんばるぞー!!

このエントリーをはてなブックマークに追加

翻訳トレーニング講座 受講者募集中!

あと少しでお仕事ができるという方の成長をサポートする翻訳講座「サステナビリティ翻訳トレーニング」。実際にご依頼いただくことの多い報告書や資料に類似する内容を課題とし、「環境・サステナビリティの分野の翻訳で活躍したい」方々のレベルアップにプロ翻訳者でもある講師が伴走します。
(2017年11月開講コースは受付を終了しました。2017/11/01)

言葉にまつわるエトセトラを募集中!

この単語の訳にいつも頭を悩ませる……よりよい英語表現が知りたい……
このブログで取り上げてほしいワードがあればこちらよりご連絡ください。

お名前
メールアドレス
取り上げてほしいワードなど

* 内容についてお問い合わせをする場合があります
* すべてへのお答えをお約束するものではありません
* CSR、サステナビリティ分野の内容を優先します

プライバシーポリシーに同意する