strain―環境の文脈での使われ方

2013 / 8 / 19 | 執筆者:二口 芳彗子 Kazuko Futakuchi

Water shortage
Photo by jahandir khan

先日グリーンビルディングに関する英文の資料を読んでいて、次の文にはたと止まりました。

Because of these changes, the construction and operation of our buildings now strain much of our energy and water supplies, …

strainは、動詞としては「体の一部を、精一杯働かせる」、「無理なことをして体の一部を痛める」、「無理な使い方をして足・背中などを痛める、筋を違える」という風に、体の一部を目的語にとる動詞として、辞書に載っています。

しかし、 Webでいろいろと検索してみると、目的語にwater resourcesを取る例も見られます。視点を変えて、名詞の場合は?と改めて辞書を見たところ「重い負担」とありました。put strains on water supplies=水の供給の重い負担となる、と言う使用例も見受けられました。どうも水問題に関してよく使われているようです。

冒頭の英文は、後に続くmuch ofと合わせて「酷使する、大量に消費する」と訳出できるか?と思いました。みなさんはどのように訳されますか?

環境問題を身体の一部ととらえてstrainを使っていることに、とても興味を覚えました。環境負荷はenvironmental burdenが定訳ですが、言い古されている感もあり、機会があれば、この用語を使ってみたいと思います。

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