Combined Heat and Power (CHP)=「熱電併給システム」

2012 / 3 / 5 | 執筆者:Futakuchi Kazuko

Combined Heat and Power (CHP) は「熱源供給システム」と呼ばれ、エネルギー供給システムの方式のひとつで、熱と電力を同時に供給するシステムのことです。

燃料の熱エネルギーを使ってエンジンを運転し、発電させると同時に、エンジンからの排熱を利用して温水を作るなど、熱の有効利用をします。

燃料の消費を抑えて環境や人体に影響を及ぼす炭酸ガス・窒素酸化物などの発生量を少なくすることができ、また、施設内で発電できるため、系統電源からの電力量を押さえるのと同時に、排熱利用を行うので、その分節約にもつながります。

例えば、発生した熱をそのまま排出してしまう既存の火力発電所の熱効率は約40%ですが、コジェネレーションの場合には80%以上の熱効率が理論的には可能です。その廃熱は給湯や暖房などに利用され、石油や天然ガスなどの「一次エネルギー」の消費を半分近くまで抑えることができます。

欧米では一般にCHP(Combined Heat Power)と呼ばれますが、日本で浸透しているコージェネレーション(Cogeneration)という呼び方も一般化しつつあります。短く「コージェネ」とも呼ばれていますね。

英訳に際しては、コジェネレーション/熱源供給システムをCombined Heat Power (CHP) と訳し、和訳に際しては、Combined Heat Power (CHP)を、熱源供給システム(コージェネレーション)と訳出するのが、現状に即しているようです。

 

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