/ 翻訳者

浅野 美抄子さん Misako Asano

2015年からエコネットワークスに関わっている、翻訳者の浅野さん。アメリカやベルギーに滞在された後、現在は東京の下町・葛飾区で翻訳者としてウェブニュース等を翻訳しています。海外での経験、翻訳への想い、日々の暮らしのことをお聞きしました。

目標は、生涯現役の翻訳者です

2015年からエコネットワークスに関わっている、翻訳者の浅野さん。アメリカやベルギーに滞在された後、現在は東京の下町・葛飾区で翻訳者としてウェブニュース等を翻訳しています。海外での経験、翻訳への想い、日々の暮らしのことをお聞きしました。

- TSAパートナーになったきっかけは?

夫の仕事の関係でベルギーに滞在した後、3年前に日本に帰国しました。しばらくして落ち着いてから「翻訳の仕事をしたい」と思いウェブ検索し、エコネットワークス(ENW)を見つけました。「環境関係の翻訳をできたら面白いだろうな」と思い、2015年6月に英日翻訳のトライアルを受験し、合格しました。

-エコネットワークス(ENW)ではどんなお仕事をしているのですか?

2015年8月から廃棄物関連の海外ニュースの日本語での要約を始め、今も続けています。その他には単発で契約書や研究資料など、英日翻訳の仕事もしています。

もともと地球温暖化などの環境問題が気になっており、環境問題や健康、食べ物に関する翻訳をしたいと思いENWのトライアルを受けたので、環境に関する翻訳ができて、とても嬉しいです。

-普段はどんなお仕事をしているのですか?

ENWの仕事に加え、様々なウェブニュースの翻訳をしています。

他には、これは地域のボランティア活動に入ると思いますが、中1の娘が小学生の頃から地元の吹奏楽団に入っており、その役員をしています。月1回は地元のお祭りで演奏したり、と出番があるので、準備などで割と忙しいです。

 -ENWに入る前から、翻訳のお仕事はされていたのですか?

翻訳の勉強は、大学卒業後から勤めていた通信機器の会社を辞めた後から、断続的に続けていました。ずっと出版翻訳をしたいと思っていたので、海外滞在中も通信教育や翻訳のオーディションを受けたり、時々簡単な実務翻訳をしたりしていました。でも、出版翻訳を目指せば目指すほど「これは狭き門だ」と感じ、ベルギーから日本に帰ってからは「まずは出版翻訳に限らずに翻訳を仕事にしよう」と決意。本格的に翻訳者として仕事を始めたのは、ENWが最初でした。

-今の仕事のやりがいや、面白い点を教えてください。

ENWでの翻訳以外では、ウェブニュースの翻訳を通じて、自分が興味を持っている分野以外のニュースに接する機会が増え、知識の幅が広がりました。内容によっては物語のようなニュースもあるので、面白いし、勉強になります。

-なるほど。目指している出版翻訳に通じる部分もあるのですね。翻訳者になる前は、どんなお仕事をされていたのですか?

大学卒業後は通信機器メーカーに就職し、2年間国内営業を担当した後、海外営業部に配属され、定期的に東南アジアの国々をまわりながら、現地の代理店とあって打ち合わせなどをしていました。計7年間海外営業をやったのですが、その当時はシンガポール英語を100%理解していましたよ(笑)。

その後、夫の仕事の都合で会社を辞めてアメリカ・ニュージャージー州へ。当時はビザの関係で働けなかったので、専業主婦をしていました。3年間アメリカで過ごした後、一旦帰国。5年日本にいる間に子どもが生まれ、子どもが幼稚園年長になる直前にベルギー・ブルッセルに夫が転勤となり、4年ちょっと、子育てしながらベルギーで暮らしました。その後、日本に帰国し、今に至ります。

マンハッタンのクリスマスツリー(住んでいたニュージャージーから川を渡るとすぐマンハッタンでした)

ブリュッセルで2年に1度開催される「フラワーカーペット」。

 -日本に帰国後は、どちらに住んでいるのですか? 今住んでいる地域の魅力について教えてください。

今は東京の葛飾区に住んでいるのですが、葛飾区は「東京の下町」と呼ばれる地域で、人が穏やかで、千葉県内の実家からもわりと近く、とても暮らしやすいです。

元気なお年寄りが多いのも、大きな特徴です。私が通っているジムは、平日の昼間に行くと年配の方が多く、中には筋肉モリモリの方や、お弁当持参で朝から昼過ぎまでいらっしゃる方も。みなさん楽しそうで、見ているだけで元気をもらえます。

子育て環境として見ても、地元のイベントやお祭りが多く、とても楽しいです。今住んでいる町は京成線沿線なのですが、この地域には親水公園という公園があり、人工的な小川が数キロ続いており、お気に入りの散歩コースの1つになっています。川沿いには桜が植わっていて、春はとてもきれいですよ。

-オフはどのようにして過ごしているのですか?

土日は、子どもの吹奏楽の役員として手伝いに駆り出されることが多いのですが、特に予定のない週末は、家の周辺を1時間くらい歩くのにはまっています。また、家からそんなに離れていない場所に菖蒲園や植物園があるので、そういった場所に自転車で行くこともあります。

また、時間を見つけてジムに通い、マシンで走ったり、筋力トレーニングをしたりしています。

今住んでいる葛飾区から近い亀戸天神の藤の花。

家からほど近い、堀切菖蒲園の菖蒲。

 

-サステナブルな働き方のために大切にしていることは?

翻訳をやっていると、ずっと机に座って同じ格好をしていることが多いので、腰や肩が痛くなりがちです。ジムに通う、1日1回は外に出て歩く、など、意識して身体を動かすようにしています。

-今後の夢は?

翻訳には体力も必要なので、これからも運動を続け、できるだけ長く翻訳の仕事を続けていきたいです。目標は生涯現役の翻訳者です。

出版翻訳にも挑戦しつづけたいです。目標は物語の翻訳。ウェブニュースの翻訳は締め切りが割とタイトなため、最近は自分で洋書を探して読めないのですが、良い本を見つけて読み、翻訳出版の提案をしたいです。

(取材日 2017/10/16)

経歴:

もともと外国に興味があり、大学卒業後は通信機器メーカーに就職、海外営業部で東南アジア担当となり、シンガポール、タイ、マレーシア、フィリピン、台湾、韓国を訪問。当時は癖のあるシンガポール英語をほぼ100%理解していた。退職後、配偶者の転勤でアメリカへ。アメリカ英語が聞き取れず、カルチャーショック。3年後日本に帰国、しばらくして今度はベルギーで生活。フランス語の難しさを改めて思い知る。引越、出産、育児で断続的になりながらも出版翻訳の勉強をしていたが、ベルギーから帰国したのを機に実務翻訳をスタート、今に至る。

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