NGOとCSR」カテゴリーアーカイブ

台湾の学生とCSRについて語る

ENWが注目しているテーマの1つに「アジア」があります。

去年、台湾から来日したアイセックの学生数名と、
日本・台湾のCSRについてプレゼン・ディスカッションする
機会がありました。

台湾ではまだまだCSRの取組みは始まったばかりで、
企業の社会的責任に対する認識もまだまだという
状況のようです。

台湾の学生からは、

・社会的責任を果たすのは政府の役割だと主張する台湾企業もあるが、どう思うか
・中小企業もCSRを行うべきか
・将来的に日本のCSRはどうなるか
・不況がCSRに与える影響は

などの様々な質問が寄せられました。

本質をついた鋭い質問も多く、
私にとっても、とてもいい勉強になりました。

自分の学生時代はどうだったかなぁと振り返ると、
「CSR」という言葉についてほとんど知識がありませんでした(汗)

それに比べ、今回一緒した学生はまだ大学1年生や2年生。
これからがとても楽しみですね。

Taiwan_AIESEC.jpg

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戦略的な社会貢献

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

厳しい経済状況の中で、社会貢献に割く予算がどうしても小さくなってしまう昨今。
今だからこそ、「戦略的な」社会貢献が求められています。

先日開催されたStrategic Philanthropy Forum 2009では、
国際的なNGO CAREのフランス事務局長が来日し、
現在CAREが取り組んでいる企業とNGOの
戦略的なパートナーシップ事例について紹介がされました。

NGOと協同してプロジェクトを実施するパートナーシップには、
いくつかのパターンが考えられます。

◆従業員を対象にした活動
自社に影響を及ぼすイシューに対して、取り組む。
従業員を対象にした活動、事業のリスクとなりうる活動が対象。
【例】LAFARGEのAIDSプログラム

◆従業員を巻き込んだ活動
従業員と協力して、巻き込みながら実施する取り組み。
その過程で、従業員のモチベーション向上にもつながっていく。
【例】Societe Generaleの途上国での教育プログラム

◆BOPビジネスとしての活動
低所得者層を新しいマーケットと捉え、
低価格で彼らの生活向上につながるビジネスに取り組む
【例】BATA・UNILIVERの女性を巻き込んだ低価格ビジネス

◆CRM(コーズ・リレーテッド・マーケティング)としての活動
商品の利益の一部を社会的課題の寄付に回す仕組み。
寄付付きの商品や売上額に応じた寄付といったパターンがある。
【例】ボルビックの1L for 10L

プロジェクトを行っていく上で、
重要なことは「持続可能」であること。

これは経済的・社会的・環境的に価値があるということに加え、
短期的にも長期的にも持続可能な形である必要があります。

好景気でも不況下でも変わることのない、
真に価値を生む社会貢献とは。

エコネットワークスとしても今後追求していきたいテーマです。

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CSR推進NGOネットワーク

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

CSR推進NGOネットワークをご存じでしょうか。

「CSR推進NGOネットワーク」とは、世界の「貧困と開発」の問題の
解決に寄与するために、NGOと企業の相互理解を促進し、
より良い効果的なCSR活動が実施されることをめざして
結成されたネットワーク」です。
http://www.janic.org/modules/tinyd2/index.php?id=54&tmid=137
(CSR推進NGOネットワーク事務局
国際協力NGO JANICホームページより)

企業間のCSR担当者のネットワークに比べ、
NGO間のネットワークは脆弱であったこと。
また、NGO間で情報交換、ノウハウ共有、悩み相談を
行う場所がこれまでなかったこと。

以上のような背景があり、
今春、同ネットワークが立ち上がりました。

企業のCSR報告書に「貧困と開発」の問題解決を目指す
「国連ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals:MDGs)」
というキーワードを入れることを、目標の1つとしています。

確かに、「気候変動」「温暖化」というホットな話題に比べ、
「MDGs」という言葉をレポートに載せている企業はとても少ないですよね。
言葉の認知度も、まだまだ低いのではないでしょうか。

事務局を担っているJANICが開催した「第4回NGO研究会」の報告では、
国際協力NGOと企業の4つの連携事例が紹介されています。
http://www.apic.or.jp/plaza/oda/oda-ngo/20080130-01.html

・INAX×セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
「ベトナムにおける水に関する環境教育活動」
・積水アクアシステム×APEX
「インドネシアにおける排水処理プロジェクト」
・ニコン×シャンティ国際ボランティア会
「タイにおける青少年教育支援(ニコン奨学金制度)」
・大和証券グループ本社×アジア・コミュニティ・センター21
「被災地に対する復興支援プロジェクト」

報告書のタイトルもCSRレポートに変わってきていることを考えても、
より広い側面からCSRを捉えることを忘れないようにしたいです。

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