by Kazunori Kobayashi
6月に北京で、
多くの中国人部下を抱える、
大手日本企業の現地マネジャー(日本人)
の方とお話をしていたとき、
興味深い言葉を教えて頂きました。
それは、「私の発展空間」。
エコネットワークスでは、
「文化の壁を超える」を
テーマとしてチームづくりを進めていて、
中国の方が会社や職場に求めるものについて大変関心があります。
そのマネジャーの方は、
「中国の方は、私の「発展空間」は?とばっかり聞くんです。」
と、苦笑いしながらでおっしゃいます。
「発展空間」とは、何でしょう。
やはり上海でこの言葉を聞いたという
人材コンサルタントの方のブログによると、
—
発展空間とは自分が成長し、能力が最大限に発揮できる機会のことを指します。
具体的には賃金だけではなく、能力・経験・ポストなどが高まる余地があるかどうかを考える。
もはや中国の労働市場もお金だけで仕事を選ぶ時代ではないし、
また企業側も優秀な人材に対してどのような「発展空間」を提供できるかが、人材獲得の際のポイントとなるようです。
—
http://www.amidas.co.jp/jinzai/consultant/mutter/090407.html
日本では、企業で上司に「私の発展空間は?」
とあまり聞きませんね。
もし自分が採用担当者で、
これから採用しようかと思う人が
「私の発展空間は?」と聞いて来たら、
まず「組織への貢献」を考えてほしい、
と思って苦笑いしてしまいそうです。
ただ、これはその人が「自分勝手」なのか、
文化の違いなのか。
ちょっと考え込んでしまいました。
勝手に自分の文化的背景をもちこんで、
「滅私奉公」を期待してはいけないのかも
しれません。
仮に、中国で「企業の「発展空間」ランキング」
というものを調査したら、
どこの国の企業がどれくらい入ってくるでしょう?
この「発展空間」という視点。
文化の壁を越えたチームをつくるために
考え続けたいと思います。