by Takeshi Nozawa
NGOにとって、大手企業とのパートナーシップは、
企業が持っている資金や規模を活かすことができ
活動を大きく拡大するチャンスとなります。
しかし一方で、資金的に企業に依存してしまうことは、
リスクにもなります。
以前ダノングループとラムサール条約事務局、IUCNが
パートナーシップを結んだことを紹介しましたが、
収入源を企業に依存し、企業のグリーン・ウォッシュに加担してしまうことを
一部の環境NGOが問題視しているという記事がありました。
Environmentalists Spar Over Corporate Ties
http://www.worldwatch.org/node/5934
この中では、大手国際環境NGOの近年の資金規模が
企業とのパートナーシップの拡大によって
2000年比で2倍になってることや、
IUCNとShellとの連携プログラムに対して起きた批判な
どについて述べられています。
企業がNGOを重要なステークホルダーと見始めており、
NGOも企業を協働するパートナーとみようとしています。
CSR推進NGOネットワーク
http://www.econetworks.jp/internatenw/2008/03/csrngo.html
あるNGOの方が言っていました。
欧米では企業に対抗する1つの勢力としてNGOが確立しており、
反対・対決から対話・協働へと移行してきた。
しかし日本では、NGOはまだまだ社会的地位や発言力が弱く、
いきなり対話・協働の段階にいってしまうことは、
チャンスでもあり大きなリスクでもある。
企業にとってはCSRと利益とのバランスが難しいとの話が出ますが、
NGOにとっては「モノ申せぬ」存在になってしまう可能性があり、
存在意義とのバランスが難しくあります。