Yearly Archives: 2008

エコプロ特集 「ナイスアイディア製品」

●マイヌードルカップ
カップ麺は学生時代によ~く食べていました。お湯を沸かすだけでお昼をすませることができるインスタントラーメンは、日本が発明したすばらしい技術でもあります。特に男性は料理はちょっと・・・という方も多いので、カップ麺には大変お世話になっていると思います。でも、カップ麺はゴミの増加の原因にもなります。そして多くの素材がプラスチックなので、あまり「エコ」というイメージがありませんよね。
cupnoodle.JPG
(撮影:佐藤竜太)

エコプロ展で日清が展示していた「Cup Noodle Refill」。これはとても面白い事例で、
多くの外国人の方々もびっくりしていました。簡単に説明をすると、カップラーメンの
マイボトル版です。マイヌードルカップを何度も使用し、具(カップヌードルリフィル)
を購入するだけ。ゴミの削減につながります! 日清のサイトでオリジナルマイヌードルカップが作れますよ!
http://www.cupnoodle.jp/refill/

他のナイスアイディア製品
・株式会社TTJ 「ゴールデン・シルク」
http://www.tt-j.co.jp/item/silk1.htm

・ナイスアイディア展示 「王子印刷」
oji.JPG

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半農半歌手

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

昨日の日曜日は、友人の水野スウさんとまあさんのご自宅での
「山下兄弟」トーク&ライブに家族で出かけた。

薪ストーブの火が暖かい広いリビングに、20人ぐらいが座って3時間。
途中おいしい紅茶とお菓子をいただきながらのとても距離の近いライブ。
シンさんはギター、レイジさんはボンゴで、シンさんの作った歌を中心に
少し照れながらのトークを交えて、力強く歌ってくれた。
私の大好きな「青鬼伝説」が聴けてうれしかった。
この歌はシンさんがモンゴルの遊牧民と一緒に生活していて
どうしようもなくホームシックにかかった時に、
星空を見上げながら書いた曲。

我が家が食べている無農薬のお米を作ってくれているシンさんと、レイジさん。
日が昇るころから畑や田んぼで働き、夜は時々街で歌う。
20年間無農薬でお米を作り続けてきたお父さんのヒロシさんの後をついで
やはり無農薬農業にこだわっている。

夏は田んぼが草原のよう、稲より雑草のほうが多くなる。懸命に草取りをして
一周したころには、一番先に作業したところが草ぼうぼうになっている。

正直しんどいけれど、でも毎日畑を見て、「こうしたらどうかな」と考えて
世話をすると野菜やコメはちゃんと答えてくれる、それがうれしい、と。

でも、歌うことも大好きだから、続けている。
最近は地域のイベントに呼ばれることが増えてきて、忙しそうだけれど
子どもたちに歌や楽器の演奏を聴いてもらって、楽しそうだな、やってみたいなと
思ってもらえたらいいな、と思っているそうだ。

二人はとにかく子どもが好き。子どもたちにもそれが伝わるのだろう、
イベントでは両腕に子どもたちをぶら下げて、いつもジャングルジム状態。(^^;

「好きなことやって生きていきたい」という二人のシンプルな生き方、
本当にカッコイイ。これからも応援しています!

二人のブログはこちらをどうぞ。
「もず農園記」
http://green.ap.teacup.com/renge/

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NGOと企業のパートナーシップ-バランスの難しさ

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

NGOにとって、大手企業とのパートナーシップは、
企業が持っている資金や規模を活かすことができ
活動を大きく拡大するチャンスとなります。

しかし一方で、資金的に企業に依存してしまうことは、
リスクにもなります。

以前ダノングループとラムサール条約事務局、IUCNが
パートナーシップ
を結んだことを紹介しましたが、
収入源を企業に依存し、企業のグリーン・ウォッシュに加担してしまうことを
一部の環境NGOが問題視しているという記事がありました。

Environmentalists Spar Over Corporate Ties
http://www.worldwatch.org/node/5934

この中では、大手国際環境NGOの近年の資金規模が
企業とのパートナーシップの拡大によって
2000年比で2倍になってることや、
IUCNとShellとの連携プログラムに対して起きた批判な
どについて述べられています。

企業がNGOを重要なステークホルダーと見始めており、
NGOも企業を協働するパートナーとみようとしています。

CSR推進NGOネットワーク
http://www.econetworks.jp/internatenw/2008/03/csrngo.html

あるNGOの方が言っていました。

欧米では企業に対抗する1つの勢力としてNGOが確立しており、
反対・対決から対話・協働へと移行してきた。
しかし日本では、NGOはまだまだ社会的地位や発言力が弱く、
いきなり対話・協働の段階にいってしまうことは、
チャンスでもあり大きなリスクでもある。

企業にとってはCSRと利益とのバランスが難しいとの話が出ますが、
NGOにとっては「モノ申せぬ」存在になってしまう可能性があり、
存在意義とのバランスが難しくあります。

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ダンシャリ

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

親しい友人から「本当の自分を取り戻すには、ダンシャリがいいみたい」と言われて
「??なに、それ?」と聞いたところ、「断つ、捨てる、離れる」ことだよ、との返事。
つまり「断・捨・離」。

カンフーの極意のような響きがありますが、
ウェブでこの言葉で検索すると、「断捨離セミナー」なるものもあるようです。
実は、これは最近の私のテーマにものすごく近い。

プライベートで自分のキャパシティ以上の頼まれごとは「断る」と決めました。
とても勇気がいりましたが、そうしたら気分がとても楽になりました。

これまで自由に使ってきた車。
パートナーが単身赴任から帰ってきてそれができなくなりました。
この際に車という移動手段を「捨てました」。
歩く・自転車・バスなどを利用する生活にシフト開始です。

翻訳やそのコーディネイト業務では、一日中PCの前に張り付いているのですが、
休日はPCを「離れる」ことにしました。メリハリをつけようと。

その結果、同じボリュームでも前よりもぐっと短時間で進むようになりました。
しかも、ミスが減っています。これはすごい。

抱えすぎたものをいったん手放して、もう一度自分にとって大事なものを拾い上げる。
環境問題についてもこの方法を試したら、ずいぶん進むのではないでしょうか。

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東京の中のアイヌ

東京タワーの足元にある港区芝公園。ほんの少し猛暑が和らいだ8月11日午後、ここで「東京イチャルパ」が開かれていました。イチャルパとはアイヌ民族の伝統的な先祖供養のことです。

独特の刺繍が施された民族衣装を着た方が集まり、公園の一角にしつらえた神棚の前に来て、一人ずつにごり酒や供物を供えていました。何てことのない都心の公園に見えていた場所にも、長い歴史があるのだろうことに気づかされます。

今回初めて知ったのですが、今の芝公園がある場所に「開拓使仮学校付属北海道土人教育所」「第三官園」が建てられ、1872年、北海道から38名のアイヌが強制連行、就学させられたのこと。

そのなかには故郷から遠く離れたこの地で亡くなった方もいます。その他なんらかの理由で関東に移り、故郷に戻ることなく亡くなっていったアイヌを思い、先祖供養を行おうと、2003年から始まった東京イチャルパは、今年で6回目を迎えたそう。

主催者と思しき方に話を伺うと、「正確にはわからないけど、関東にも5000人くらいのアイヌがいるんじゃないかな」とのこと。若い世代はもちろん、その多くがもはやアイヌの文化を受け継いでいません。そこで今、新たにアイヌの文化や言葉を学び直して、自分たちのルーツを確かめようという動きもあるそうです。

こんな話を聞きながら、「ところで私のルーツって?」とふと思います。東京の郊外で生まれ育った私には、こうしたことへの感度が低いのかもしれないなと。ずいぶん前に、アレックス・ヘイリーの『ルーツ』を読もうと思って、結局そのままになっていたことを思い出したりもしました。読書の秋にでも読んでみます。

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CSR推進NGOネットワーク

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

CSR推進NGOネットワークをご存じでしょうか。

「CSR推進NGOネットワーク」とは、世界の「貧困と開発」の問題の
解決に寄与するために、NGOと企業の相互理解を促進し、
より良い効果的なCSR活動が実施されることをめざして
結成されたネットワーク」です。
http://www.janic.org/modules/tinyd2/index.php?id=54&tmid=137
(CSR推進NGOネットワーク事務局
国際協力NGO JANICホームページより)

企業間のCSR担当者のネットワークに比べ、
NGO間のネットワークは脆弱であったこと。
また、NGO間で情報交換、ノウハウ共有、悩み相談を
行う場所がこれまでなかったこと。

以上のような背景があり、
今春、同ネットワークが立ち上がりました。

企業のCSR報告書に「貧困と開発」の問題解決を目指す
「国連ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals:MDGs)」
というキーワードを入れることを、目標の1つとしています。

確かに、「気候変動」「温暖化」というホットな話題に比べ、
「MDGs」という言葉をレポートに載せている企業はとても少ないですよね。
言葉の認知度も、まだまだ低いのではないでしょうか。

事務局を担っているJANICが開催した「第4回NGO研究会」の報告では、
国際協力NGOと企業の4つの連携事例が紹介されています。
http://www.apic.or.jp/plaza/oda/oda-ngo/20080130-01.html

・INAX×セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
「ベトナムにおける水に関する環境教育活動」
・積水アクアシステム×APEX
「インドネシアにおける排水処理プロジェクト」
・ニコン×シャンティ国際ボランティア会
「タイにおける青少年教育支援(ニコン奨学金制度)」
・大和証券グループ本社×アジア・コミュニティ・センター21
「被災地に対する復興支援プロジェクト」

報告書のタイトルもCSRレポートに変わってきていることを考えても、
より広い側面からCSRを捉えることを忘れないようにしたいです。

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