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koba.jpg by Kazunori Kobayashi

先日カフェでパソコンを広げて仕事をしていたら、
となりからご年配の夫婦に話しかけられました。

「それは、その、最近よく見るんだけど、
どういう風にやっているの?」

たぶん、パソコンをネットにつなげて
仕事をしているところをご覧になって、
「外でネットがつながる」「仕事を普通にしている」
というところに関心をもたれたのだろうと思います。

私はWiMAXというサービスを使って
ブロードバンドにつないでいるのですが、
そのことをお伝えしました。

「ほう、すごいですね、こんなことが
できるんですね」というご感想でした。

そう、都心から2時間ほど離れた自然のなかに
移り住んだ私にとっては
自宅スペースと、川崎の事務所と、
二つのオフィスがあるのですが、
実際には、移動を含めて
あらゆるところで仕事をすることが
必要になっています。


電車の中も、オフィス。

打ち合わせの間のカフェも、オフィス。

歩いている間も、オフィス。

都心も、山の中も、オフィス。

資料読み込み、構想、メール、電話。

色々パターンを組み合わせながら、
足を使って移動しつつ、
生産性を無限に高めていきたいなあ。

こんな働き方ができるのは、
一緒にチャレンジしてくれる仲間が
いるからなのですが。

こんな「働き方」を指向する人が
どれくらいいるのか、今度
計算してみようと思います。

koba.jpg by Kazunori Kobayashi

今日は、ちょっとご想像におつきあいください。

あなたが会社のオフィスで働いているときのこと。

さあ、と集中して書類を作り始めたところ、
後ろから、家にいるはずの自分の3歳になる子どもの泣き声が聞こえてくる。
「あれっ?」
と思って振り返ると、妻が、たまたま機嫌が悪い子どもの
扱いに疲れて、子どもの前で途方に暮れている。

・・・こんな状況は、
会社のオフィスで仕事をしていれば、
あまり想定しなくてすかもしれません。

でも、自宅をベースに仕事をしている人にとっては
私を含めてよくある話。むしろ日常といった方がいいかもしれません。

あなたが5分子どもを外に連れ出して両者を気分転換させれば、
状況が変わるかもしれない。
でも今仕事に集中し始めたところなのに・・・

そんなとき、仕事を続けるべきか、
5分だけ(といかないときも多いですが)仕事を離れて助けに入るべきか、
悩むものです。でも、答えはない。
私もケースバイケースで判断しています。

でも、前者をとれば、妻や子どもに対して、
後者をとれば、仕事(や相手)に対する小さな罪悪感を感じてしまうもの。

自宅ベースで仕事をする、
ということは、こういう状況や罪悪感との
つきあい方を覚えていくということ
だなあとよく感じます。

エコネットワークスでは、
それぞれいる場所が離れていても、
ネットワーク技術を駆使して仕事の相乗効果を高める
「バーチャルオフィス」を追求しています。

こういう働き方を職場に通っている方にお話をすると、
「新しい働き方でいいですね」といっていただくこともありますが、
実際には、毎日小さな「罪悪感」との葛藤の連続です。

これは、もちろん「仕事を中断される」という意味で
生産性を落とすと捉えることもできますが、
ピンチはチャンス。

逆に生産性を上げる機会にもなるのではないかと思っています。

例えば、

・妻が子育てで厳しいときそれを共有でき、家族の結束が強まり、(長期的には)仕事もサポートしてもらえる

・5分失った分、うまく時間をやりくりしてより高い質の時間をうみだそうというモチベーションが生じる

・ウィークデイも生活者としての感覚を鍛えられ、新しいサービスの発想にもつながる

・倫理的な基準が形成され、判断力が強まる

などなど。。。

半ばこじつけのところもありますが(笑)
要は、考え方一つで、ピンチもチャンスに転換できると
信じているのです。

もちろん、こういう働き方が適する仕事の種類があって、
発想や企画、ネットワーク、情報の質で付加価値を提供したい
私たちには合っている、ということなのかもしれません。

これからは、常識にとらわれず、
場所、空間、時間の使い方を変えていくことに
いろいろなチャンスがあると考え、
チャレンジしていきます。

その内容は、
私たちの情報開発レポート「サステナブルな働き方」で
ご紹介していきますので、ご関心の有る方ぜひ
色々情報交換していきましょう!


koba.jpg by Kazunori Kobayashi


6月に北京で、
多くの中国人部下を抱える、
大手日本企業の現地マネジャー(日本人)
の方とお話をしていたとき、
興味深い言葉を教えて頂きました。

それは、「私の発展空間」。

エコネットワークスでは、
「文化の壁を超える」を
テーマとしてチームづくりを進めていて、
中国の方が会社や職場に求めるものについて大変関心があります。

そのマネジャーの方は、
「中国の方は、私の「発展空間」は?とばっかり聞くんです。」
と、苦笑いしながらでおっしゃいます。

「発展空間」とは、何でしょう。

やはり上海でこの言葉を聞いたという
人材コンサルタントの方のブログによると、

---
発展空間とは自分が成長し、能力が最大限に発揮できる機会のことを指します。
具体的には賃金だけではなく、能力・経験・ポストなどが高まる余地があるかどうかを考える。
もはや中国の労働市場もお金だけで仕事を選ぶ時代ではないし、
また企業側も優秀な人材に対してどのような「発展空間」を提供できるかが、人材獲得の際のポイントとなるようです。
---
http://www.amidas.co.jp/jinzai/consultant/mutter/090407.html


日本では、企業で上司に「私の発展空間は?」
とあまり聞きませんね。

もし自分が採用担当者で、
これから採用しようかと思う人が
「私の発展空間は?」と聞いて来たら、
まず「組織への貢献」を考えてほしい、
と思って苦笑いしてしまいそうです。

ただ、これはその人が「自分勝手」なのか、
文化の違いなのか。

ちょっと考え込んでしまいました。

勝手に自分の文化的背景をもちこんで、
「滅私奉公」を期待してはいけないのかも
しれません。

仮に、中国で「企業の「発展空間」ランキング」
というものを調査したら、
どこの国の企業がどれくらい入ってくるでしょう?

この「発展空間」という視点。

文化の壁を越えたチームをつくるために
考え続けたいと思います。

Kazuko.JPG by Kazuko Futakuchi

各地で梅雨明け宣言が出た3連休でしたね。
私はというと、我が家のお米を作ってくれている
無農薬農家 山下さんの田んぼへ、草取りのお手伝いに出かけました。

今年の4月から、お米の会の会長をお引き受けしたので、
まずは自分から、と午前中に2時間、2日間通いました。

同じお米の会のメンバーや次男のエイジさんとならんでひと畝ずつ、
ひとかきすると手にいっぱいになる水草を団子に丸めて
粘土質の土深く、埋め込んでいきます。

おしゃべりをしながらだったので、続いたかなと思います。
膝まで田んぼにつかり、中腰での野良仕事。
日ごろの運動不足がたたり、腰からももの裏側が痛い。。。

強い日差しの中、こんなつらい作業を毎日してくれているんだなぁ、と
感謝の思いを新たにしました。

おばあちゃんが差し入れてくれた麦茶と冷たいトマト。田んぼを吹き渡る風。
作業の後では、ひときわおいしかったです。

aigamo02.jpg
一緒にがんばってくれた合鴨隊。すいすい稲の間を泳ぎながら、人間より優秀です。
aigamo01.jpg
水から上がって一休み。

うれしいサプライズもありました。
なんと、山下さんのところに山羊のあかちゃんが3匹生まれたのです! 
生まれてすぐに、よろよろと立ち上がり、
おっぱいを飲む様子がなんともかわいくて、ずっと観ていたかったです。
koyagi02.jpg
田んぼにいると、いつもと時間の流れ方が違います。
今週末、もう一回がんばろっと。

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

ニュースにも書きましたが、
国連環境プログラム(UNEP)生物多様性条約(CBD)事務局よりご用命をいただき、
エコネットワークスは国際生物多様性年の日本語ページを担当いたしました。
ページが一部公開されましたので、お知らせいたします。

the International Year on Biodiversity (IYB)
http://www.cbd.int/2010/welcome/

弊社に「日本語への翻訳をお願いできないか」と
事務局から1通のメールが届いたのが、3月。
生物多様性に関する翻訳をご依頼いただいたクライアントさまから
紹介を受けたそうで、とてもうれしいつながりです。

また、翻訳部門で初めての海外クライアントが国連というのも、
国境を越えてサステナビリティに貢献したいと願っている
私たちにとって、感慨深いものがあります。

事務局の所在地モントリオールの夜8時、
日本の朝10時にスカイプで約1時間、
翻訳の進め方を詳細に打ち合わせ
1週間後、プロジェクトがスタートしました。

事務局からご要望があり、
翻訳ソフトTRADOSを導入した
初めてのプロジェクトでもあります。
チーム内で、Googleドキュメントで
ノウハウを共有し、効率と精度を維持しました。

初めてづくしのプロジェクト、
弊社から提案した日本語訳が一部反映されておらず
現在も調整中ですが、
Japanese reader-friendlyなサイトとなるよう
ご提案を続けます!

今年もナス

2010年07月09日 | 二口 芳彗子

Kazuko.JPG by Kazuko Futakuchi

今年の春は、ナスとイタリアントマトと、シマオクラを植えました。
寒い春とそれに続く酷暑にもめげず、
今年一番に我が家にもたらされた収穫は
去年に続き、ナスでした。
eggplant03.jpg
形がいびつなのもご愛敬。
触るとぱちっと跳ね返ってくる新鮮さ。感動。

eggplant01.jpg
こちらは、もうすぐ。
素人は「もっと大きくなるまで」って欲張って
一番おいしい時期を逃しちゃうかも、と
昨年の自分を反省して、
今年は、もうちょっとかな、と思うタイミングで
とりいれようと思います。
イタリアントマト(通称イタトマくん)は、まだまだ青二才。(^^;

シマオクラは、植えて早々アブラムシに襲われ
2株植えたうちひと株はダメになってしまいました。(ごめんね 涙)

割り箸みたいに残った株に
せっせと3分づきのお米のとぎ汁をあげていたら、
最近、大きな葉っぱがつくつくと出てきた!

「ありがとう。オレ、あいつの分もがんばるよ」って
つややかな葉っぱが語りかけてくる。

大好きな金子みすゞさんの「星とたんぽぽ」という詩に

見えぬけれどもあるんだよ。
見えぬものでもあるんだよ。

というフレーズがあります。

植物を育てると、
パソコンとにらめっこしている自分が
日頃忘れている感覚が
手の中に帰ってくる気がします。
お百姓さんは哲学者かもしれない、と思うこのごろです。

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

生物多様性に関する文書では
よく「生物多様性豊かな地域」や「生物多様性を育む農業」
という表現を目にします。

「生物多様性豊かな地域」は、たとえば
biologically rich community
「生物多様性を育む農業」は、
agriculture that nurtures biodiversity
と訳せますが、
見出しなど、もう少し簡略にしたい場合は
bioviderse community, biodiverse farming
といった表現も使っています。

biodiverseは、辞書にはなく、
生物多様性を専門とするネイティブの翻訳者に確認すると、
一般的ではないが、
生物多様性に関連する分野の読者(あるいはaudience)なら、
問題なく理解できるだろう、とのこと。
biodiverse agricultureで検索すると、
Googleで19,200件ヒットします。
今まさに生まれつつあることばのようです。

一方、ビオトープ(biotope)は
日本では一般の方でも理解できるほど浸透していますが、
英語では環境専門家でも聞きなれないことばで
対応する用語もありません。
A "biotope" is a small area providing a habitat for a diversity of species,
often enhanced and maintained for this purpose.
といったふうに説明を追加しています。

その文書をだれに届けるか。
常に考えておきたいポイントです。

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

ことばは生き物。
英語を仕事としながらも、
持続可能な方法でブラッシュアップができないものか、と
いろいろ試行錯誤しています。

その中で、おすすめなのがこれ。
TED: Ideas worth spreading
http://www.ted.com/

世界で活躍する作家や起業家のパワーあふれるスピーチから
英語を学ぶことができます。

たとえば、あのハリー・ポッターシリーズを書いたJ. K. ローリング氏や
The fringe of benefits of failure
http://www.ted.com/speakers/jk_rowling.html

アル・ゴア氏のスピーチ・ライターから転身し、
「フリーエージェントの社会」を執筆したダニエル・ピンク氏
http://www.ted.com/speakers/daniel_pink.html
TED_Dan_Pink.jpg
など、スピーカーの絶妙なユーモアとテンポが楽しいんです。

画面の下に字幕の言語を選ぶボタンがあり、
日本語/英語の字幕を選ぶことができますから、
自分の理解レベルをチェックすることもできます。

さらに具体的にiPhoneやPCで勉強するのに
ツール周りも詳しくまとめてあるgreenzjpさんの記事はこちらです。

【第二弾】iPhoneアプリ大活躍!TEDの感動スピーチで学ぶ、楽しい英語勉強法!
http://greenz.jp/2010/06/16/ted-english-learing-2/
私も早速iPhoneアプリをダウンロードしました。

楽しく続けられるのが一番、ですね。

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

中国でのステークホルダー・ダイアログ開催の仕事で、
北京に来ています。

中国側のパートナーSynTaoと連携して
企画から有識者の選定、当日の進行までを
担当させていただいています。

今回のダイアログでは

政府
研究機関
大学
NGO

の各分野から1名ずつ参加をいただき、
3時間ほどにわたって議論を繰り広げました。

社会主義と資本主義が入り混じる複雑な競争環境、
歴史的な文脈の中でCSR、
現代中国での企業の立ち位置、
本音と建前…

中国ならではの複雑な要因がある中で、
多国籍企業がCSRのローカリゼーションをどう進めていくか。

今回の対話の大きなテーマとなりました。

ch_dialogue1.jpg

ch_dialogue2.jpg

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

15日~21日の期間、小林と2人で中国に行ってきます。

ステークホルダー・ダイアログのご支援で、
場所は北京です。

中国でCSR/SRIをテーマに活動している
Syntaoの皆さんとお仕事でご一緒する他、
環境NGOやCSRメディアを訪ねて参ります。

Syntao
http://www.syntao.com/default_E.asp

他にも何件か日程を調整中ですが、
「環境」「CSR」「NGO」「農」といったキーワードで、
現地の情報を色々と集めてこようと思っています。

レポートはまたブログにて。

hutong.jpg

3年前に旅をしたときは、
宿泊代込みで1日予算100元の生活でした。。。
今回はもう少し余裕を持って過ごせそう。

昆明で飛び入りでショーに参加(思いっきり失敗していますが・・・)

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

そもそも翻訳とは、
「ある言語で表現された文章の内容を他の言語になおすこと。」(広辞苑より)
エコネットワークスでは、日英、英日翻訳をメインにお仕事をいただいていますが、
最近はプラスαのご要望をいただくことも増えてきました。

そのひとつが、先日のブログに書いた、MSワードで編集までお受けしたケースですが、
今日はまた別のユニークなプロジェクトをご紹介します。

商標登録された、あるロゴの使用申請に関する文書の翻訳について
ご相談があったのですが、後日さらに
「仕上がった英文が、国際的な法規上、問題がないか
弁護士に調査・検証してほしい」というご依頼を受けました。

エコネットワークスは、別名「チーム・サステナビリティ。」
普段から環境やサステナビリティに関心のある
各分野の専門家の方とのネットワークを大切にしていますが、
今回はカリフォルニア州の弁護士の協力を得て、
海外の方からのロゴの使用申請に対して
適切な文章に仕上げることができました。

エコネットワークスは、
これからも世界に広がるネットワークを生かして、
さまざまなご要望にお応えしたいと考えています。
難しそうに思えることも、まずはご相談ください。

追伸:
チーム・サステナビリティに関心をお持ちの方へ
常時チーム・サステナビリティに加わってくださるメンバーを募集中です!
詳しくはこちらをご覧ください。


jian.jpg by Jian Gong


私はこの前休みの時間を利用して、
米・ウィスコンシン州と中国安徽省政府による
水資源管理に関する情報交換プロジェクトに
コミュニケーション・ディレクターとして1日だけ参加しました。

中国側からは安徽省の政府関係者8名が、
米国側からはフォックス河クリーンアップ・プロジェクトのメンバーが参加し、
熱い議論を繰り広げました。

Fox River Cleanup Project
www.foxrivercleanup.com

フォックス河クリーンアップ・プロジェクトは、
企業やコンサルティング会社、政府からなる組織です。
2009年に活動を開始し、世界的にも注目されています。

安徽省側は同省にある巢湖の環境改善に取り組んでおり、
米国側の経験を学ぶ目的で職員を派遣しました。

しかし実際に議論が始まってみると、
相手の文化や国内事情に対する理解が足りないことによる
多くの課題が見受けられました。

たとえば、アメリカで通用する解決方法や組織構造は
中国では全く通用しない場合があります。

また、両者では思考メカニズムが全く異なります。

米国側は環境問題を中心に据え、
それを解決するために適当なメカニズムを用いて対応を検討します。
反面、中国側はメカニズムを中心に据え、
それがどの程度問題解決につながるかを検討します。

更に問題なのが、両者の環境に対する考え方の違いです。
アメリカ側は川の清掃は川沿いの企業の責任だという考えです。
中国側はそれ政府の責任であり、企業は政府の働きに関わるべきではないと考えます。

今回は必ずしも大きな結果につながらなかったものの、
文化を超えた環境協力の試みとしては、
非常に意味のあるものだと思いました。

どのようにして文化の違いを乗り越えて、
環境協力を実現していくのか。
私たちは、この解決法を追求し続けなければならないでしょう。

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

印刷物用の英訳は、これまでMSワードでテキストを納品し、
デザインチームがPDF編集ソフトでレイアウト、というのが定石だったのですが、
このところ、立て続けに3件、
ワードで編集を仕上げてしまいたいというご依頼をいただきました。

ヘッダー/フッターの編集や、スタイルの登録など、
少し癖があるというのが、実際やってみての感想ですが
十分美しい仕上がりになり、クライアントさまに喜んでいただけました。

これまで一番神経を使った、テキスト部分での記号の文字化けの
心配もなくなり、一石二鳥。

さらに高品質を追求します!

koba.jpg by Kazunori Kobayashi

先日、ニューヨークの金融界でバリバリ働く
私の親友(韓国系アメリカ人)と
数年ぶりあったときのこと。

友人同士で集まって久しぶりに食事を
し、夜10時ごろに帰りの山手線に
乗り込みました。

そのとき、まだ人の多い電車に乗り込む
なり、ボソっとつぶやいた友人の一言。

「この時間なのに、まだこんなに人が
(家でなく)外にいるのか。遅くまで働いてるんだな。
日本は好きだけど、こういうとこだけは好きになれないな・・・」

彼のまわりではどうなんだ、と聞くと、
朝は8時に始まり、夕方5時にはもう職場をでるよ、
とのこと。

彼は人一倍家族との時間を大切にする方だと思いますが、
以前にも別のアメリカ人に同じようなことを言われたこと
を思い出し、改めてドキっとさせられたのでした。

私たちエコネットワークスでは、
「短時間で濃く働く」ことを
会社のスタイルの一つとしています。

これからは、場所、国籍問わず
働く場所を選んでいく時代ですね。

「夜遅くまで働く」のが当たり前の企業や国を、
世界の人たちが魅力的に感じて職場、住む場所
として選んでくれるのか?

「短時間で濃く働く」ということが
できる仕事のスキル、職場、仕事の作り方。

世界を見据えて仕事をするならば、
必ず押さえておかねばならない要件だと
思います。

これを個人として、チームとして実践しようと
意図しています。


P.S.
「サステナブルな働き方」について、
私たちの取り組みや最新動向をまとめた
レポートを定期的に発行しています。

サステナブルな働き方 レポートのご紹介
http://www.econetworks.jp/enwreport/workstyle.php

このテーマにご関心ある方、ぜひご一報ください。
一緒に情報交換、実践していきましょう!

koba.jpg by Kazunori Kobayashi


Ethical Corporation誌にレポートを寄稿させていただきました。

http://www.ethicalcorp.com/content_list.asp?m=ctl&ct=76

同誌は、欧米のビジネスプロフェッショナル向けの月刊誌で、
紙媒体で10,000人の読者、ウェブサイトで23万人のユニークビジターがいる
ビジネス専門誌です。

今回依頼を受けてカバーした
テーマは、下記の4つです。

(1) an overview of corporate responsibility trends in Japan 
日本のCSRトレンドの概要

(2) a critique of the leading companies, and what they are doing – to include company case studies, and interviews with senior figures from the leading companies
主要企業の活動と批評

(3) the role of NGOs and business associations
NGOと企業団体の役割

(4) how government and regulation impacts CR and business sustainability in Japan
政府と規制の影響

もともとイースクエア代表のピーターD.ピーダーセンさんに
寄稿の機会をご紹介いただきました。

ピーターさん始め、
オルタナの森編集長、
環境省の福嶋さん、
気候変動政策専門家のFrank Ling博士
などへのインタビューを盛り込み、
私自身の分析を加えています。

企業の事例も、「バックキャスト」のアプローチで
中長期目標を設定している各企業や、
評価の高いパナソニック、デンソーの取り組みを
詳細に紹介しています。

ぜひご高覧ください。

農家の白石さん

2010年05月28日 | 野澤 健

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

前回のスクーリング・パッドでは、
練馬で都市農業を行われている
農家の白石さんという方がゲストでした。

「大泉 風のがっこう」という農業カルチャースクールを
展開されていらっしゃいます。

白石農園
http://shiraishifarm.blog.so-net.ne.jp/

「風のがっこう」とは、
農家さんの指導の下、
講習を受けながら野菜作りを学ぶことができる
農業体験学校です。

農地を借りてそれぞれが好きに育てる
市民農園とは異なり、実際に
プロの指導を受けながら野菜作りを
体験できる点が特徴です。

白石さんが強調されていたのが

「農的な体験の奥深さ」
「農への理解」
「土・畑・農家が持っている可能性」

といったキーワード。
また、

農薬を使っている・使っていないという視点以前に、
まずは国産かどうかという点に注目してほしい。
米国に比べたら、北海道も九州も近いのだから。

という言葉にもハッとさせられました。

カルチャースクールは5万人規模の都市であればニーズがあるとも。
今度実家に帰ったら友人と企画してみます!

Kazuko.JPG by Kazuko Futakuchi

5月15日に石川県津幡町在住のエッセイスト・水野スウさんの自宅で
広報プランナーの吉田理英子さんのワークショップに参加しました。

「自分のロゴマークづくり」がテーマだったのですが、
多彩なコミュニティへの留学体験から、
大手広告代理店で働いていたころのエピソードも交えて
さまざまなお話を聴くことができました。

心に残ったのは、
「伝える」「伝わる」「伝わってしまう」の大切さ、怖さ。
翻訳も伝える作業の一つなので、何度も咀嚼している最中です。
その一つをご紹介しますね。

「伝える」ときに、大切な5つのDon!
1Don! どんなひとから
2Don! どんなひとへ
3Don! どんな点を 
↑訴求ポイント、と呼ぶ。どんな回路のドアなら、そのひとは開くだろう、と考える。
4Don! どんな時に
5Don! どんな手段で 
↑単独ではなく、いろいろな方法で。

そして、もうひとつのDon!は、「どんなひとと。」

つくっていく過程にかかわってもらう。
自分たちだけで完成させてしまわない。

この最後のDon!は、エコネットワークスで
実践していることにそのままつながっていてびっくり。

私たちは、翻訳を仕上げる過程で、
英語で読む読者やviewerにより伝わるように
クライアントさまにたとえば日本語の原稿にはない
英語コンテンツ独自の内容を提案をすることがあり、
私たちの強みにしていきたい部分です。
my_logo100515.jpg

5+1のDon!は仕事でもプライベートでも
身につけたいスキル。
グレート・コミュニケーターへの修業は続きます。

追伸:この日作った私のロゴです。
大好きな文字、イニシャルのfがつくことばの一つflow。
よどみなく、変化しながら続く。
そんな風になりたい願望をこめて、です。
絵が苦手なのが伝わってしまう??(^^;

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

生活と仕事の中に「農」を取り入れたいと思い、
あれこれ模索を続けている「農プロ」ですが、
この度世田谷モノづくり学校で開催されている

スクーリング・パッド
農業ビジネスデザイン学部
http://www.schooling-pad.jp/gagri/

に入学することにしました。

「農家にはなれない。
生産にも携われない。

だが、農業には危機感と同時に
"魅力"と"ビジネスチャンス"を感じており、
何かしら自分にできることはないのか?」

という言葉にピンときました。

俳優/青空市場代表の永島敏行さんが
学部長を務められています。

10月までの半年間が終わる頃には、
自分の進みたい方向性を見つけます!

Kazuko.JPG by Kazuko Futakuchi

先日、地元金沢で鎌仲ひとみ監督の最新作
「ミツバチの羽音と地球の回転」の試写会に参加しました。
2時間15分という大作。そこで描かれていたのは…

持続可能なエネルギーと社会が、
自分たちの未来、子どもたちの未来と決めて、
28年戦い続けている祝島(いわいしま)の人びと。

海岸でヒジキを刈って、ゆでて、干して。
丁寧に世話をして商品にする。
家族や親せきが守ってきてくれたびわ畑の
世話をして、おいしいびわやびわ茶を作る。

1980年の国民投票で、原子力発電はもう要らないと決めて、
再生可能エネルギーを使う道を選んだスウェーデンの人びと。

風力、ソーラーなど、発電源を選んで電気が買える。
元出版社が電気を売り、同時に省エネシステムを売っている。

びっくりすることや、心が震える瞬間がたくさん。
もっと書きたいけれど、我慢、ガマン。。。

5月28日、続いて6月4日、5日とミツバチ完成お披露目上映会@東京
があります(詳しくは以下のサイトから)。
お近くの方はぜひ!
http://888earth.net/staffblog/2010/05/post-51.html
富山市で8月1日、砺波市で8月29日に自主上映が決まっています。
石川ではこれから。とっても楽しみです。

20100511鎌仲さん1.jpg

こちらは、上映後の鎌仲さんのトークのようす。
(ちょっとピンぼけでゴメンナサイ。。。)
ギターを持ちそう?? ^^;

出来上がった時はへとへとだったんだけど、
試写を観たみなさんから好評をいただいて、
一気に元気になっちゃいました。

ミツバチは蜜を集めながら、
花の受粉を助ける。
そこに持続可能な生き方をみたんです、と。

撮影時のエピソードも盛りだくさんで、あっという間でした。

チャーミングなお人柄と、
データがばっちり入っているシャープな頭脳のコントラストが
いつもながら、カッコよかったです。

元気になる、エネルギーがわいてくる、
観たら、何か動きたくなっちゃう、そんな映画です。
日本中に、ぶんぶんミツバチが飛び交う、そんな予感がします。


jian.jpg by Jian Gong

昨年の夏、世界的な経済危機が続く中で、
マクドナルドはより忠実なファンを獲得し売り上げを伸ばすことを目的に、
新しい手段を試みた。大学生をターゲットに、
中国のSNS「人人網」を活用した名づけて「会おうよ」キャンペーンである。

現在の中国の大学生の大多数が一人っ子である。
そこで、彼らに対し-「友達と時間を過ごし、
友情を深める場」としてマクドナルドを利用してほしい」という-提案をした。

学生はまず「人人網」上で友人に招待状を送り、
マクドナルドで待ち合わせをする。
そして、実際に会った際には、
そのときに撮った写真や日記をネット上に載せることを推奨される。
マクドナルドはキャンペーン限定の半額クーポン等の特典を用意して、
学生たちに参加を促した。

マクドナルドは、
学生たちが更新する「人人網」の個人ページと
マクドナルドの「会おうよ」キャンペーンページを利用した新しい方法で
学生の間にこのキャンペーンを広めただけではなく、
テレビや新聞の広告でも宣伝をした。

その結果、キャンペーン実施から3週間で招待状が送られた回数はなんと60万回、
携帯電話を通じて送られたメッセージも7万件に及んだ。
更に、携帯電話でのクーポンダウンロードは1.9万回。
こうしてマクドナルドは夏期見事に売り上げを大幅に上げたのだ。

jian.jpg by Jian Gong

地球温暖化などの気候変動問題が日々深刻化する中、
中国は経済発展を遂げると同時に、環境負荷の削減に
向けても積極的に取り組んでいる。

今回のCOP15コペンハーゲン会議において、
中国代表団の解振華・国家発展改革委員会副主任は、
交渉成立への鍵は技術移転にあると主張した。

しかし、中国は全てを他国に頼ろうとしているわけではない。
先進国に技術移転を求めると同時に、中国も自国の
低炭素処理技術を高めることに力を注いでいる。

1月30日のNew York Timesは、中国が世界の
低炭素技術の分野でリードするという記事を載せた。

そして、中国国内のビジネス誌「商業価値」によると、
中国のリチウム電池と多結晶シリコンの応用技術は既に高いレベルに到達している。

たとえば、BYDのリチウム電池を用いたエコカー開発は順調に進んでおり、
当社は既にハイブリッドカーの開発を終え、現在は電気自動車の開発に専念している。
米国の自動車業界における情報・予測を提供する会社CSMによると、
世界で電気自動車の販売数は2015年までに300万台を超え、
中国国内だけで170万台を超える勢いになると予測している。

そのため、“中国が将来の電気自動車市場の中心となる” と述べる専門家もいる。

多結晶シリコンの応用技術においては、
世界最大規模の太陽光発電製品メーカーの無錫尚徳は、
太陽光発電の高い変換効率を実現する技術の先端である「PLUTO技術」を開発し、
その勢いは増している。

その他の分野でも、太陽エネルギー湯沸器や
バイオエタノール燃料製造技術などの開発が順調に進められている。

世界中が地球温暖化問題に関心を持ち、世界経済が低炭素技術を必要とする中、
中国の低炭素技術は切り札としてはまだ十分ではないが、
これから注目を浴びることは間違いないであろう。

そして、技術が発達するにつれ、マーケティングやプロダクト・デザインまでを
含めた大きな視点で考えていくことが重要になってくる。

koba.jpg by Kazunori Kobayashi


エコネットワークスは、人種や文化の壁を
軽々と超えていける組織を目指しています。


これは本当に「楽しい」ビジョンだと
僕は思っています。


今は、中国、アメリカ、カナダ、オーストラリア、
ドイツ出身のメンバーなどが定常的にチームに関わって、
緊張感のある毎日です。

そうした中で、私たちの関心は、
そうした"クロス・カルチャー(超文化)"な
チームにおいて優れたリーダーシップとはどのようなものか?
ということにあります。


日々の業務の中から生じる悩みや気づきを
グーグルドキュメント上に共有し、
チームとしての学びを進めているところです。

先日は、一つの試みとして、
LEADプログラムで受けた
Cross Cultural Competency (超文化環境での強み)
のワークショップを社内で実施してみました。

*LEAD Internationalのホームページはこちら
http://www.lead.org/


今回は、中国出身のJianさんに入ってもらい、
中国と日本の文化の違いを主テーマに
話し合いました。


一つとても面白い気づきがありましたので、
共有させてください。


日本人のミーティングのなかに
中国のメンバーに入ってもらうと、
「予測できない発言」があり、
日本的な感覚でとまどうことがあります。


日本では、以心伝心という言葉がありますが、
会議の場で発言するときにも、場の空気を
読んで、言う前に、「言ったらどうなるか」を
考えて、調和を乱さないようにするところが
あります。

一方アメリカでは、私の4年間の在住経験からも、
とにかく何かを言わなければいけない(笑)

何も言わなければ、
何もない。
良い事を考えつかなくても
とにかく発言せよ!というか。


そして中国人はアメリカ人に似ているのかな?
と思っていたので、Jianさんにどうだろうと
聞いてみると、
「そうですね、中国人は、もしかしたら
一番最後のスピーカーになりたい、と考えるの
かもしれません」とのこと。

一番最後に全ての人の意見を吟味して、
自分の意見をまとめあげていう。
他人に自分がやることを決められるのを
よしとしない。独立自尊の気風が高い。

「1人の中国人は龍だが、3人の中国人は虫」
「1人の日本人は虫だが、3人の日本人は龍」
というような言い回しが中国にあるそうです。


うーむ、なるほど。

私は非常に考えさせられました。

クロス・カルチャーでのリーダーは、
こうしたことも自分なりによく理解して
おく必要があると。


みなさんはどう思われました?


takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

先日、自律的に付加価値を生むチーム作りの一環として、
「ENWカフェ」なる取り組みにチャレンジしてみました。

ネットワーク型の組織を志向するENWでは、
1つのプロジェクトに様々な専門性を持ったメンバーに
入っていただくことで、価値を生み出していくことを目指しています。

ただ、多くの人に関わってもらおうとすればするほど、
なかなか一同が同じ時間・同じ場所に会することが難しくなります。

そこで試みたのが、今回の企画です。

ENWのメンバー3名がホストとなり、
現在進行中の2つのプロジェクトに関わってくださる
メンバー6名に14時半~18時の都合のいいタイミングで
打ち合わせ場所のカフェに来ていただきました。

2つのプロジェクトのmtgが同時進行。
メンバーが来る時間もバラバラ。
お互い初対面。
プロジェクトに対する理解もまちまち。
6名の内半数は外国人メンバー。
言語は英語と日本語。
世代・背景も学生からプロコンサルタントまで様々。

そのような状況の中、
来ていただいたメンバーの知見を最大限に生かしながら、
アイデアを出し合い、企画・チームを1つにまとめていく。

そんなことを試みてみました。

参加するメンバーがリラックスしながら、
使える時間の中でそれぞれの知見を最大限に活かし、
有機的な形でつながり、アイデアを発展させていく。
そんな空間作りを目指しています。

まだまだ試行錯誤ですが。。。
(写真を撮る余裕もありませんでした。汗)

ENW流のスタイルとして確立していきたいと思います!

次回は2月末に開催予定です。

Kazuko.JPG by Kazuko Futakuchi

「私は何でできている?」
先日、ふと考えました。

えっと、筋肉と脂肪と…でしょうか。
確かに(^^;

考えていたのは、
「私は何を大切にし、どんなことに一番エネルギーと時間を使っているか」です。

エコネットワークスで継続して研究しているテーマに
「サステナブルな働き方」があります。そして、私たちは、
「人はsocial, professional, privateな部分のバランスが取れているとき、生き生きと働ける」
という仮説を立てています。

私の場合だと

Social:
ジャパン・フォー・サステナビリティのボランティアとして
世界に発信したい記事を検索、執筆、英訳しています。

Professional:
JFSの事務局として、海外からのお問い合わせや依頼を
受け付ける窓口やウェブページへの記事アップ作業を担当しています。
英文と和文の調整も行っています。
エコネットワークスでは、翻訳案件の見積もりおよび受注を担当し、
プロジェクトでは翻訳やコーディネイト業務も行います。

Private:
夫と二人の子ども+鯉1匹が元気に笑顔で暮らせるよう、
家を整え、毎日のメニューに頭を悩ませています。
ふとどうしているかな、と思う大切な友だちがいます。

つまり、ざっくりまとめると、
「私はJFSボランティア活動と、JFS事務局業務と、
エコネットワークスでの翻訳と、家族と友達でできています。」

私のprofesshonalの部分は、JFSのボランティア活動がきっかけだったので
限りなくsocialな部分との境目があいまいです。
JFSで出会った仲間は、一人の人間としてもとても大切なつながりなので
privateな部分とも融合しています。

見回すと、socialとprofessionalが限りなく近い人が増えている気がします。
そして、みんな幸せそう。
サステナブルな働き方の一つなのかもしれませんね。

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

農プロの一環として先日、
赤坂サカスで行われているマルシェのお手伝いをしてきました。

マルシェ・ジャポンとは、生産者と都市の消費者をつなぐ、住民参加型の市場。
日本全国の都市で開催されています。
http://www.marche-japon.org/

今回お手伝いとして参加したのが、
「わかもの農援隊」の皆さんのブースです。
http://ameblo.jp/nouentai/

「農からニッポンを元気にする」を目標に集まった学生団体で、
東京農業大学、日本大学、明治大学、早稲田大学などの
農業・地域活性化に取り組むサークルや個人が活動しています。
(エコプロでもお見かけしていました)

こちらの団体が、つながりのある農家さんの農産物を
赤坂サカスのマルシェで販売しています。

SANY0357.jpg

農家の方が毎回出向いて販売まで行うことは大変なので、
わかもの農援隊の皆さんが仕入れ~販売を請け負う、
そんな仕組みを作り上げています。

農業をやっている私の友人も、生産から販売までを
1人で行うことは本当に大変。。。と言っていました。

新しい繋がり作り、仕組み作りに、
是非私も携わっていきたいです!

「農プロ」始動!

2010年01月13日 | 野澤 健

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

「夢と現場、社会起業家集団へ」

こちらは、エコネットワークスの年間テーマの1つです。

基本、バーチャルなチームの我々ですが、

・現場に関わっていく時間を確保しよう
・新しいことを身軽にできるような仕組みを作ろう
・社会起業家的な動きをサポートしよう

という狙いの下、現場に接点を持ち、
ワクワクすることをしながら社会的な価値を生み出していく、
そんな動きを試みています。

まずは私が手を挙げてスタートしたのが、「農プロ」。

単純に農業をしよう、ということだけでなく、
生活に農を取り入れる、そんな暮らしを目指したいと考えています。

~~~~~~~~~~~
「農のある暮らしをしよう」

・狙い・ミッション
生活の中に「農」的要素を取り入れることで、
自然本来のリズムを取り戻しつつ、
生活をより豊かにしていくことを目指す。

・社会的な価値
個人が自然本来のスピードを織り交ぜた生活を実践していくことで、
生態系の原則に沿った社会の基礎を作っていく。

・活動内容
-まずは定常的に土に触れる機会をつくる
-「農」的要素とは何かを言葉にする
-農的な暮らしを送ることでの成果を見える化する
~~~~~~~~~~~

今後どのような動きをしてくのか、
やりながら作っていくことになりますが、
まずは現場に出向むことから始めたいと思います。

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koba.jpg by Kazunori Kobayashi


昨年の12月に行われた
コペンハーゲン会議。


気候変動という人類の課題について、
世界のリーダーたちは
どんな合意をみいだせたのでしょうか。


私が感じたのは、
既存のリーダーたちのリーダーシップを期待するより、
市井の人々、私たち一人ひとりがそれぞれの持ち場で
可能な限りの「リーダーシップ」を発揮していくしか
ないなというということでした。


もし「世界持続可能性機関(World Sustainability Organization)」
というものがあったとして、
(WTO「世界貿易機構」があるように)


「国益」でなく「地球益」を前提にして、
「既存リーダー」でなく、次世代をつくりたい有名・無名の「中堅層」を対象に、
「リーダーシップ」を育む訓練・ネットワークのプログラムをつくったとしたら。


それは、きっと
LEAD というリーダーシップ・プログラム
http://www.lead.org/
に限りなく近くなるのではないか。


そのように、
去る11月、このLEADの中国でのプログラムに
参加して感じました。


このプログラムに日本からもっと参加できるような
方法を考えています。


興味ある方ぜひご一報を!


koba.jpg by Kazunori Kobayashi

突然ですが、
みなさんの組織では、

「仮説→実行→検証(仕組み化)」を
どのようにされていますか?


どういう形であれ、これを100%実施すること。
これは、私の掲げたチーム内でのコミットの一つです。


エコネットワークスでは、
3か月を一つの区切り(クール)
としています。


一年ごとに掲げるチームとしての
テーマや目標に対して、
クールごとに各メンバーがそれぞれの
コミットを立てて、全員で
進捗を共有していきます。


昨年10月から来年の9月までが、
09−10期。
この期間の年間テーマをお教えしますと、

1. 一人ひとりの「プロフェッショナル」としての
底上げ

2.発信・提案→ネットワーク→価値化

3.自律的に付加価値を生む「チーム」への格闘

4.夢と現場をつなげる社会起業家集団へのチャレンジ

です。


この4テーマに沿って、また「小チーム」が形成され、
スピード重視でどんどん実践を進めています。


タイトルの
「仮説→実行→検証(仕組み化)100%実施」は、
1.プロフェッショナルとしての底上げ
で私が掲げた個人目標です。


個人の目標、小チームの目標、組織全体としての目標が、
網の目のように交錯し、
美しい織物ができていく。

そんなプレーを目指していますので、
乞うご期待!

P.S.
「仮説→実行→検証(仕組み化)」
みなさんはどうされていますか?
ぜひ教えてください〜

Kazuko.JPG by Kazuko Futakuchi

さてさて、12月12日(土)の午前中は、
エコプロ展と同時開催されているシンポジウムに参加しました。

「エコプロダクツ」から「エコプログレス」へ~女性のまなざしと思いを語る
http://eco-pro.com/eco2009/seminar/index.html#spe_12_01

パネルは大学教授、農林水産省の方、民間企業の方、会社経営者の方。
まずそれぞれの立場から、よりよい成果に結びつけるために、
日々どのようなことに注力しているのかを10分ずつお聞きしました。

その後、ファシリテーターの枝廣淳子さんが
それぞれのお話から浮かび上がった3つのテーマ

「多様性を大事にする社会にするには?」
「地球の限界の範囲内で折り合いをつけて生きていくには?」
「つなぐ、つなげるための作法とは?」

をとらえて、ディスカッションです。

ここからはライブ。
それぞれが日頃思うことや経験を飾らないことばで
ディスカッションくださり、うんうん、とうなずくことばかりでした。

特に最後の「つなぐ作法」は、私にとっても大事なテーマ。
思わず身を乗り出して、聞いてしまいました。

その秘訣とは:
・自分の足で立ち、自分の頭で考える。
・自分たちへのアドバイスを冷静に聴く。
・批判せず、論評せず、主張せず、相手の言語で伝える。

そして、究極は佐々木かをりさんの一言。
「愛です。」
愛と感謝の心を持って、対話をすることなんですね。

クロージングに枝廣さんが、ご自分の活動の中で、社会が
「暮らしの脱所有化」
「幸せの脱物質化」
「人生の脱貨幣化」

に向けて、動いている流れを感じている、とのコメント。

この流れに沿う生き方をすれば、ほっとする幸せな暮らしができると感じます。
また、これを企業が意識して、事業運営やものづくりをしていけば
経済も健康になり、やがて成熟の段階に入るのではないか、と思います。

やわらかい、けれど強い。
どんな強い風にも負けず、しなり、決して折れない。
そんな竹のようにしなやかで、さわやかな方々でした。
こんな女性が政治にも参加する社会にしていきたいものです。

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

12月10日~12日まで東京ビッグサイトで開催されたエコプロダクツ展
英語インフォデスク&ガイドツアーのサポートとしていってきました。

毎年パートナーNGOのジャパン・フォー・サステナビリティと共同で企画運営しています。

午後1:30スタート、約45分から1時間程度で、
こちらは新エネルギー、こちらはバイオマスと
どのセクションにどのような業種が集まっているか、
外国語対応可能な担当者がいるブースはどこか、などをご案内します。
そのほか、各スピーカーのおすすめブースもご紹介。
私がいいな、おもしろいなと思った企業を3社ご紹介しますね。
(長文ご容赦を (^^;;;)

モスワールド
http://www.mossworld.co.jp/index.html
壁面/屋上緑化って、土で重くないのかなっていうのが
一番心配なところだと思うのですが、
苔って土壌がいらないんですって。確かに軽い。
そして、その乾燥対策もすごい。
もう枯れちゃってる?と思うぐらい乾いたカサカサの苔(スナゴケ)、
霧吹きでシュシュッと水をかけたら1分ぐらいでふかふかの緑に。
屋根におきっぱなしでOKなんですよ、雨が降らなくても夜露で十分、
と説明してくださる担当者さん、笑顔が自信にあふれている。

海外での展開については実績はないそうです。
その土地に合った苔を探さなくてはならないので、とのこと。
グローバルに広げるためには、ローカルな問題に
対応しなければならない、よい例ですね。

エーワンメディテック株式会社
http://www.a-one-med.co.jp/modules/tinyd5/index.php?id=7
なんと、地元金沢市の会社でした。
照明器具の改造工事などが不要な新型LED蛍光灯を開発し、
4月からオフィスや工場など向けに量産を開始しているそうです。

LEDは白熱電球の約40倍、蛍光ランプの約7倍の寿命があり、
消費電力は白熱電球の約1/10、蛍光灯の1/2とのこと。
(環境・省エネ型LED照明機器システムの総合的普及戦略に関する調査研究報告書
:(財)機械システム振興協会より)
http://www.jrcm.or.jp/works_reports/ledlight_reports.pdf

天井などの装置はそのまま、蛍光灯を変えるだけ。
その日からLEDが使えます。

日刊温暖化新聞
http://daily-ondanka.com/
地球温暖化問題について正しく知り、深く考え、行動する人を増やしたいと
毎日1本、世界の温暖化関連ニュースを掲載しているウェブサイト。
すごいなーと思ったのが、ブース。

メッシュの布地に紹介文やパートナー企業・団体などを
プリントアウトして、ウェブサイトの雰囲気を再現。
アートディレクターさんにお聞きしたら、
日々変わる記事は貼り替えられるようになっているし、
パートナーさんは追加できるように
余白スペースを取ってあったり。
終わればくるくるっと巻いて、と収納スペースも取らない。
長く楽しく使えるように考えられていて、スマート。
こんな展示方法、いいですね。(写真を撮っておけばよかった。。。)

そのほか、踏み板に乗った人の重みで開く
電気を使わない自動ドアの株式会社有紀
など、おもしろかったですよ。
実際に製品を確かめ、作り手の話が聞けるエコプロダクツ展、来年も期待しています!
http://www.yuki-s.jp/product2/adzero/index.html

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

先日英訳を納品したクライアントさまから
「技術者が感激しておりました。」と
うれしいフィードバックをいただきました。
このような一言をお聞きできると
本当にほっとします。

早速担当してくれた翻訳者に、知らせると
「素直にうれしいです。
だけど、一番ありがたいのは
ミスした箇所や改善できる点の指摘です。」とのこと。

エコネットワークスでは、必ずチェッカーの修正履歴や
クライアントさまからの専門知識のインプットやご指摘なども
翻訳者へフィードバックしています。
それは、さらなる学びの材料としてもらいたいからこそ。

納品して終わり、にせず、次の準備としても生かしていく。
エコネットワークスの普遍のプロセスとして持続していきます!

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

金融機関のCSRベストプラクティスとして
SIF-Japanのセミナーで
HSBCグループの活動についてお話を伺う機会がありました。

HSBCは昨年のForbes The Global 2000で世界1位となり、
サブプライム危機をいち早く察知して
最小限のダメージで切り抜けた企業と言われています。

CSRの分野でも、2005年にはいち早くカーボン・オフセットを達成し、
Financial Timesの「サステナブル・バンク・オブ・ザ・イヤー」(2006)や
Covalenceの「最も倫理的な企業」(2009)に選出されるなど、
先進的な取り組みを行っていることで知られています。

以下、学びがあったことを徒然に・・・

===========

◆CSRやSRIという言葉は使わない
・取り組みはあくまで本業として
・本業とは別の、というニュアンスがあり、
スタンスがぶれてしまう可能性がある言葉はあえて使わない

◆持続可能性(CS)委員会
・2003年に取締役会の下に、法律で定められている
監査委員会などと同レベルで自主的に設置。
・社外役員、外部専門家のみで構成し、毎年レビューを実施。
・カバーするテーマは
「フットプリント管理」「リスク管理」「ビジネス開発」「コミュニティ投資」「人材・多様性」

◆赤道原則
・Rejectした数字までしっかりと公開

◆セクターポリシー
・環境影響のリスクを最小化するためのガイドライン
・適用範囲や禁止事項、認証基準、認証手法についてまとめる
・5つの産業分野に設置
「鉱業・金属」「エネルギー」「化学工業」「淡水基盤」「林業・林産物」

◆サステナビリティ・リスク・レーティング
・上記ポリシーに沿って、認証取得に向けて動いている企業をサポート
・進捗が見られない企業には2009年中に取引停止の措置を宣言(2004年)
・サステナビリティ・リスク・マネジャーが審査

◆従業員の参加
・2002年に5年間で5千万ドルを投資
・世界的に重要な保護研究プロジェクトに2000人の従業員を派遣、
2週間ビジネス出張扱い
・Climate Partnershipとして、気候変動をテーマに
新たに5年間1億ドルのプログラムを2007年に開始

===========

金融危機をいち早く察知したというのは、
様々な従業員参加プログラムを通じて
従業員の感覚が敏感になっていたからでは?

というお話には共感するものがありました。
「何かがおかしい」と感じる力とでもいうのでしょうか。

HSBCの取り組みが始まった背景には、
現会長のリーダーシップがあるようです。

取り組みに推進力をつけるためには、
「経営者に危機感をもたせられるか」
という視点がやはり重要だと改めて感じました。

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

エコネットワークスのパートナー・小島和子氏や登録翻訳者の方数名、
微力ながら私も翻訳に協力した本が刊行されました。

私たちにとって大切なものは
みんなつながっているんだ、と
改めて感じられる珠玉のエッセイが
「食と農」「自然・化学」「社会・経済」「精神性」「宣言」の
5つの章建てでまとめられています。

読書の秋、たくさんの方に読んでいただけたら、うれしいです。

『つながりを取りもどす時代へ
 ―リサージェンス誌選集 持続可能な社会をめざす環境思想』
 
枝廣淳子(監訳) 大月書店

帯書きより:

サティシュ・クマール、アル・ゴア、ワンガリ・マータイ、
スティング、ハーマン・デイリー、ヴァンダナ・シヴァ、
ヘレナ・ノーバーグ=ホッジ、トマス・ムーア…
世界をリードする人物たちが投げかける20の視点。

40年以上にわたり世界中で読まれてきた
リサージェンス誌からの選集。

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

先週末は実家に稲刈り帰省をしてきました。

実家で父親が何枚か田んぼをやっていて、
そのお手伝いです。

コンバインを運転して、
稲の刈り取り・籾の脱穀をします。
今年は1枚をほぼ1人で刈り上げました。

別の田んぼでは、赤米を作っています。
赤米は背が高いので、先日の台風の影響で稲が全部寝てしまい、
機械が入れず全て手刈り。

サクサク刈るのは楽しいのですが、
やはり機械のありがたみを実感します。。。

ソーラーで動く農機具があるといいのですが。

刈り取ったお米を運ぶのですが、ずっしり・・・
昔の人は1俵60kgの米俵を担いでいたなんて、
ほんとにすごい!

普段土に触れる機会がほとんどないので、
すごくリフレッシュしてきました。
(その後何日か体がだるかったですが。。。)

こちらはソバ。
soba.JPG

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

現在進行中のプロジェクトで、
ニュージーランド在住のライター、
クローディアーさんとご一緒させていただいています。

http://nzwriter.web.fc2.com/index.html

NZについて色々と教えていただいているのですが、
とても面白く、勉強になることがいっぱいです。

先日教えていただいたのがこちら

量り売り専門店Bin Inn
http://www.bininn.co.nz/

お店にあるもの全部が量り売りです。
シリアル、お菓子、ハーブ、ナッツなどなど。。。

お酒も量り売りで売っているとのこと。
クローディアーさん曰く、
お菓子作りなどで少量欲しいときに便利とのこと。

なるほどー。
やはり海外のことを知るのは勉強になりますね。

これからが楽しみです。

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

生物多様性、CSR、SRI、自治体のグリーン政策、
低炭素社会、ESDの10年、炭素回収・貯留…。

世界に発信する大きな文書や、企業のCSRレポート、
地域の取り組みや国際会議など
チャンネルはさまざまでしたが、
この2ヶ月間は環境を中心にすえて
サステナブルな社会を目指す潮流を感じた2ヶ月でした。

働き方はサステナブルじゃなかったかもしれませんが、^^;
集中して働く、というエコネットワークス流をまっとうする機会ともなりました。
syumeigiku3.jpg

今日から10月。
エコネットワークスの新年度スタートです。
弊社を信頼してオファーをくださるクライアントの皆さまに感謝し、
世界中の優秀な仲間とその協力に感謝し、
あたたかく見守ってくれるチームのみんなと家族に感謝し、
さらに成長します!

追伸:庭の秋明菊が今年もきれいに咲きました♪

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

「哲学の小路」という本を読んでいたのですが、
その中で、カントの語る「自由」についての記述があり、
なるほど!と思いました。

=====
自由とは、自分のやりたい放題のことをするという意味ではない。
欲望に惑わされず、自分で自分をコントロールすることなのだ。
=====

私が考える「自由な働き方」について人に伝えるとき、
「自由に働いている」と言うだけでは、
本質的な部分が伝えきれていないと常々思っていました。

「自由な働き方」と聞いて想像するのは、たとえば
 ・働きたいときに働く
 ・嫌いな仕事はしない
 ・自分のやりたいようにやれる
などです。

一見すると自由に見えるのですが、でもそれは、
本能に従っている(しばられている)だけ。
実は自由ではないのです。

自らを律することができる働き方こそが、自由な働き方である。

なるほどー。納得です。

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

先日、メーカーのCSR部署に勤める中国の方と、
ENWでお手伝いをしてくれている学生のJianさんと、
小林さん・野澤の4名で四川料理をご一緒しました。

中国のこと、
エコネットワークスのこと、
お互いの夢のこと、
辛い料理を食べながら熱い話で盛り上がりました。

中国はここ10年の変化がすさまじく、
今の若者世代とその上の世代では、
考え方や生活スタイルが全く違うそうです。

10年前は日本に留学しに行くことも、
まだまだ一般的な選択肢ではなかったようです。

やはり2001年の中国のWTO加盟が、
大きなターニングポイントになっているとのこと。

環境・CSRの世界も変化がすごいスピードで起こっています。
常に私たち自身も変化して対応をしながらも、
しっかりと時間軸で物事を見ていく視点を
忘れないようにしたいです。

これから中国×ENWの可能性の模索が始まります!

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photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

翻訳作業では、自分が選んだことばの使われ方を確認する意味で、
ウェブ検索が重要な作業になります。

その中でふと気づいたのが、
「地球温暖化」と「気候変動」の使用頻度のギャップです。

例えば、Googleで検索すると、
英語では、”global warming”が3530万ヒットであるのに対し
”climate change”は5340万ヒットと、気候変動が優勢ですが、
日本語では地球温暖化が525万ヒット、
気候変動が112万ヒットと、
地球温暖化が多く使用されていることがわかります。

ゲリラ豪雨など日本でもさまざまな異常気象が起きています。
「温暖化対策」はやがて、「気候変動対策」と言い換えが起きる予感です。

ENWが注目しているテーマの1つに「アジア」があります。

去年、台湾から来日したアイセックの学生数名と、
日本・台湾のCSRについてプレゼン・ディスカッションする
機会がありました。

台湾ではまだまだCSRの取組みは始まったばかりで、
企業の社会的責任に対する認識もまだまだという
状況のようです。

台湾の学生からは、

・社会的責任を果たすのは政府の役割だと主張する台湾企業もあるが、どう思うか
・中小企業もCSRを行うべきか
・将来的に日本のCSRはどうなるか
・不況がCSRに与える影響は

などの様々な質問が寄せられました。

本質をついた鋭い質問も多く、
私にとっても、とてもいい勉強になりました。

自分の学生時代はどうだったかなぁと振り返ると、
「CSR」という言葉についてほとんど知識がありませんでした(汗)

それに比べ、今回一緒した学生はまだ大学1年生や2年生。
これからがとても楽しみですね。

Taiwan_AIESEC.jpg

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

ネイティブ英訳者とのやりとりは、おもしろい発見が多い。
この間も、webidence、googlitsといった、
造語(coinage)があることを教えてもらった。

webidenceは、web(インターネット) + evidence(証拠)、
つまり、インターネット上で、その語句が使われているという証拠。

googlitsは、google (グーグル)+hit(検索でのヒット数)、
そのものずばり、グーグル検索でのヒット数。

たとえば、
「このJapanglish(和製英語)は英語サイトでのwebidenceがなかったよ」
「この用法で、50,000 googlitsがあったよ」
という風に、普通に使っている。

仕事ではきわめて端正な英語に仕上げる人なので、
そのギャップが新鮮。

新しいことばが、日々生まれているんだなぁと、
感じながら、
「さあ、あともうひとふんばり」と
作業に戻るのでした。

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

昨日の7月18日(土)「イオン環境塾」の一環として、
金沢で開催されたあん・まくどなるどさんの講演会に行ってきました。
http://www.aeonretail.jp/kankyo/kankyojyuku/index.html

「日本にしかない自然の魅力」と題して、
日本全国を旅してフィールドワークを続けておられた時のことや、
宮城県でunpluggedして過ごした日々の中でみつけた
身近な自然の美しさなどについて、
写真と一緒に、完璧な日本語で(!)お聞きすることができました。

その中でとても印象的だったのが、
日本はまるでお弁当箱のよう、ということば。

たとえば2月。
北海道のオホーツク海沿いで流氷が見られるのに、
南下して鹿児島に行けば、半そでで漁師が漁をしている。

北から南へ移動すると、
あるいは日本海側と太平洋側を行き来すると、
まったく違う風が吹いている。

日本の27倍の面積を持つカナダでは
何千キロ行っても風景はほとんど変わらないのに、
日本では、ほんの少し移動しただけで
風景も文化もがらりと変わる。
こんなに多様性豊かな国は、世界にはないと思います、と。

あん・まくどなるどさんは、現在
国連大学高等研究所いしかわ・かなざわオペレーティングユニットの所長として、
「石川県の里山・里海の保全」に取り組んでおられます。
http://www.ias.unu.edu/sub_page.aspx?catID=750&ddlID=672

ローカルな対策があってこそ、
グローバルな解決法も見つかる。
氏はきっぱりと言い切ります。

地元で広がるサステナブルな社会を作ろうとする動きに、
これからも注目します。


shiroo.JPGBy Shiro Hosojima

先週末にエコとオーガニックをテーマに開催された
GREEN EXPO 2009 に行ってきました。

展内にはグリーン・ファッション、
グリーン・ビューティ、グリーン・メディア
をテーマとして活動している企業・団体が多く出展していました。

特に印象に残ったのが、食のゾーンです。
テレビにも出演されている平野寿将さんが、
講師としてエコ・クッキング教室を開いていました。

食材を無駄にしない、美味しくて環境にも優しい料理。
私も作れるようになりたいと思います。

グリーンビューティゾーンとファッションの人気にも驚きました。
数年前にはエコとファッションを一緒に語ることは想像できなかったので・・・

私が大学時代を過ごした、コロラド州の観光局も出展していました。
大好きなコロラドとこんなところで出会うことができ、感動です。
私がコロラドのロッキー山脈から得たことは多いです。
皆さんも是非一度コロラドに行ってみてくださいね!
(私の母校はコロラド大学です.I am one of BUFFS!)

エコネットワークスからは野澤君が
グリーンビジネスゾーンでキャリアアテンダントスタッフとして参加していました。
nozawa-kun.JPG

来年のGREEN EXPOが楽しみですね。

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

突然ですが、あなたは「エコ男子」ですか?

先日こう聞かれ、返事に戸惑ってしまった。
うーん、一般に比べればエコな生活は送っているけど、
はっきり言ってまだまだ。
エコ男子です!と言えるほどでもないし。。。

草食系男子、お弁当男子と同じノリらしいんだけど、
エコ男子ですかと聞かれても・・・難しい。笑

ゴミをできるだけ減らす。
マイ箸を持つ。
地産地消を意識した食生活を送る。
etc・・・

どれも自分が気持ちいいから、
やっているだけで、エコ男子はこうあるべき、
っていうのもなんか違う気がする。

という感じで、結論。

自分はどちらかというとエコ男子。

エコ男子の日常は田植え?
taue.gif

koba.jpg by Kazunori Kobayashi

興味深い調査結果を見つけました。

Oregon: The Green Jobs Leader
http://www.worldchanging.com/archives/009985.html


Pew Charitable Trustsの調査で、

米国の州のなかでもっとも「グリーンジョブ」率
(すべての雇用のなかで)
が高いのは、オレゴン州であることがわかりました。

オレゴンには、私も一昨年訪問した
「アメリカ一サステナブルな都市」と言われる
ポートランド市がありますね。

190万の雇用の1.02%が「クリーン・エネルギー経済」
の雇用に相当するそうです。

まだ率は低いですが、
クリーン・エネルギー経済へのトランジション(移行)を
同州がリードしていることは確か。


この調査では、
「クリーン・エネルギー経済」を5つの領域で定義しています。

1)クリーン・エネルギー
2)エネルギー効率
3)環境に配慮した生産活動
4)保全・汚染緩和
5)トレーニング・支援

たしかに「グリーンジョブ」の定義は難しいですが、
州ごとに比率を出して一目瞭然にしたマップはとてもインパクトがあります。

持続可能な経済の指標として注目します。

koba.jpg by Kazunori Kobayashi

6/12(金)、
GRI(グローバル・レポーティング・イニシアティブ)
からの電話ヒアリングを受けました。

GRIとは、Global Reporting Initiativeの略。

企業のサステナビリティ報告に関する国際的なガイドライン
の作成とその普及を目的に1997年に設立された国際機関です。

現在のGRIガイドライン、
その可能性や課題について
私見を述べさせていただきました。


Kazuko.JPG by Kazuko Futakuchi

仕事の合間に庭に出て、花や野菜の様子を見たり、
枯れた花びらや葉をとるのが日課です。
ずっとパソコンをにらみつけているので、目と肩のために、ちょっと一息。

今日は初収穫のご報告、コカブです。
葉っぱが虫に食われ始めたので、大急ぎ。
turnip1.jpg

きれいに土を落として、包丁を入れると、サクッといい音♪
ドレッシングも何もつけなくても、甘い! うまい!
おひるのサラダに、いただきます。

葉っぱは、がんもどきと炊き合わせにしました。
今夜のおかず、一品でき上がり~。

ちなみに煮物は、さめる時に味がしみ込むので、
昼の休憩時に作ることが多いです。

手抜き料理でも、時間がもう一つの調味料。
夕飯時にぐっとおいしくなっています。
こういうことができるのも、SOHOならでは。

こちらはナスの花とピーマンの花。
野菜の花は、なぜか可憐ですね。
eggplant1.jpg green_pepper1.jpg

味噌炒め、楽しみです~。(やっぱり、食べるほうに思考が…)


フロシキ動画

2009年06月12日 | ENWの日々

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

「フロシキ」をテーマにした
エコ動画の撮影をしてきました。

ともちさん撮影。
野澤、細島さん、菅澤さん、シンガポール人のランちゃん主演。
ロケ地は恵比寿。

結構いい感じに仕上がりそうで、楽しみです。
YouTubeにその内アップする予定なので、
いっぱい見てもらえるといいな。

それにしても、ドラマの撮影って大変・・・
3分程度の動画を作るのに、撮影時間は5時間超。

1つのカットを色んな角度で何度も撮り直す。
ちょっとでも背景に余計なものが入ったら、NG。

企画や編集の時間もいれたら、1週間はかかります。
たった1分の動画でも、
その背景には多大な苦労があることを体感しました。

フロシキの使い方も学習。
「環境のためにフロシキ使ってますよー」という雰囲気を
いかに出さずに、普通にオシャレに使いこなすかがポイントです。

撮影前夜は練習がんばりました。。。
furoshiki.gif

shiroo.JPGBy Shiro Hosojima

山梨県 上野原市にあるStellar Folk Artsのクリエーター
トモチさんのオフィスをお伺いしてきました。

Stellar Folk Arts
http://www.stellarfolkarts.com/
JANO-SAN2.JPG


古民家を再生したオープンなスペースに
レトロな家具や楽器が並んでいます。
外は大雨でしたが、独特の空間になっているオフィスの中で
スローでクリエイティブなディスカッションができました。


私が考える理想的なディスカッションとは、
リラックスした空間の中で、一人ひとりがリラックスした状態でオープンにディスカッションできること。


そこから多くの価値が生まれます。
トモチさんのオフィスは、まさにそのような空間でした。

トモチさんのドキュメンタリー作品、「Playa」のドキュメンタリーの一部を拝見し。
「ビデオクリエーターってかっこいいな~」と思いました。

最近クリエーターの方々とお仕事する機会が増えています。
CREATIVITY×コミュニケーションについて色々と学んでいきたいですね。
ENW+Stellar2.JPG

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

友人数人と定期的に行っている勉強会の一環で、
民主党の今野東参議院議員を囲んでの勉強会に
参加してきました。

「5月31日(日)若者主催勉強会で講師」
http://www.k-azuma.gr.jp/note.html

10人ほどの小さな集いで、
率直に様々なテーマについて意見交換をすることができ、
多くの気づきを得ることができました。

特に日本では、
どうしても日常と政治との距離が遠くなりがちです。

普段もあまり話題に上ることがなく、
なんとなく敬遠しがちです。

でも、政治はもっと身近なものなはず。
もっともっと家庭や職場、友人と話すべきテーマだと思います。

また、「サステナビリティ」と政治の共通点も。

それは、今の世代・これからの世代のために、
誰が責任をとるのかということ。

現実や責任から逃げて、
負担を将来の世代に押し付けるのではなく、
しっかりと未来を見据えながら、
今を考えていきたいと思います。

せっかくなので、
ENWレポートもお渡ししてきました☆

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

昨日はGreenzさんのリニューアルパーティー@渋谷に
ENWのメンバーで参加してきました。

ENWが持っているつながりとはまた違った、
多様な方が参加されていて、
面白く刺激的でした。

ENWは基本バーチャルでのつながりで仕事をしているのですが、
リアルな場もしっかりと持っていきたいと考えています。

年に2回の合宿もそのひとつですが、
現在「ENWカフェ」なるものを新たに企画中です。

どんな形にするかはまだまだアイデア募集中ですが、
「ネットワーク」を強みとするENWならではの、
面白い場にしたいと思っています

・・・

最近、ENWのメンバーでTwitterを始めました。
近々公式にオープンする予定です。

お楽しみに!

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

6月。新しい月が始まりました。

今日はビオピオさんの事務所を訪ね、
ランチを食べながら今度ご一緒する企画について
ディスカッションしてきました。

株式会社ビオピオ
http://biopio.com/

うーん、クリエイティブ。
楽しかったです。

これからご一緒できることが、
とても楽しみになってきました。

その後、移動して現在お手伝いさせていただいている
企業さんのCSRレポートの打ち合わせへ。
8月の完成に向けて、ピッチを上げています。

夕方はアダチさんを訪問して、
「企業と生物多様性」について1時間ほどディスカッション。

TEEB。PES。GDP。BBOP。
海外の動き。日本の状況。

「生態系の原則に沿った経済」を創る動きに
これから私たちも積極的に携わっていきたいと思います。

本日最後の打ち合わせは、ENWのレポートテーマの1つ
「サステナブルな働き方」に関心を持ってくれた私の友人モトムラくんと。
7月に行われるGREEN EXPOで「働き方」をテーマにした
企画を計画中。

共感できる部分がお互いに多く、
今後なにかしらの形でご一緒していきたいです。

ビオピオさんが運営するGreenz.jp、リニューアルしています。
http://greenz.jp/

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

突然ですが、気候変動や地球温暖化を目的語にとる動詞は何でしょう?
たくさんありますが、いくつ思いつきますか?

5…

4…

3…

2…

1…

はい、時間です。 (^^)

正解は、stop, fight, combat, curb, control, mitigate, alleviate
などなどです。

stop: 残念ながら、今の地球温暖化は止めることはできないので、
    弊社の翻訳ではほとんど使用していません。

fight, combat: 断固戦う!という場合は、こちらですね。

curb, control: 抑制する、という文脈で使用します。
          ちなみにcurbは短いので、見出しでよくつかわれるようです。

mitigate, alleviate: どちらも心身の苦痛を「やわらげる」場合に使われますが、
             地球の痛みもやわらげたい、そんな思いが伝わってきます。

使用頻度を比較したいと思い、グーグル検索でのヒット件数を調べました。

stop global warming 1,440,000 hits
stop climate change 468,000 hits

fight global warming 858,000 hits
fight climate change 949,000 hits

combat climate change 413,000 hits
combat global warming 576,000 hits

果敢に戦う例が多いですね。フムフム…

curb global warming 145,000 hits
curb climate change 44,000 hits

control climate change 56,600 hits
control global warming 34,500 hits

mitigate global warming 45,500 hits
mitigate climate change 150,000 hits

mitigateはIPCCの報告書でもmitigation(緩和策)として
使用されているからでしょう、多いですね。

alleviate climate change 3,530 hits
alleviate global warming 8,110 hits

以上、伝えたい内容に従って使い分けてみませんか?

これは!という動詞が見つかりましたら、またご報告いたします! 
みなさまからの情報も、ぜひ!お待ちしています。

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

昨年の洞爺湖サミットに関連して、さまざまな翻訳を担当させていただきましたが
その中で折に触れ思い出すのは、
「触れる地球―Tangible Earth」が展示された「地球茶室」のプロジェクトです。

触れる地球―Tangible Earth
http://www.tangible-earth.com/tearoom/ 
(日本語)
http://www.tangible-earth.com/tearoom/en/index.html
(英語)

上のリンクをクリックいただくと、地球儀の後ろにGood Newsが映し出されているのを
ご覧いただけると思います。弊社ではこの英訳をお手伝いいたしました。

この英訳では、タイトルは56字、本文は340字という、とてもchallengingな条件の下、
英訳を完成しなければなりませんでした。

「触れる地球」の製作者・竹村真一先生のご快諾を得て、
少し長くなりますが、一部ご紹介いたしますね。
---------------------------------------------------------------------
東京都、都内に100万キロワットの太陽エネルギー導入へ
東京都は、2007年10月太陽エネルギー利用の環境価値を証書として売買する仕組みの
創設や設置コストの低減、金融機関による金利優遇などにより、戸建て住宅やマンション
を対象に、都内への100万kW相当の太陽エネルギーの導入を目指すと発表。2020年まで
に東京の温暖化ガスを25%(2000年比)削減するという目標の達成に向け、08年度より検
討した取り組みを本格的にスタートさせる。

Tokyo Embarks on 1 Million KW Solar Power Goal
The Tokyo Metropolitan Government is aiming to expand solar power systems on homes
and apartment buildings. Supportive measures include establishing a system to trade
"green certificates" for clean energy, reducing installation costs and providing low-interest
loans. One million kilowatts are to be installed inside Tokyo, as part of efforts to reduce
Tokyo's carbon emissions by 25% in 2020.

出典:Japan for Sustainability
http://www.japanfs.org/ja/pages/024757.html
(日本語)
http://www.japanfs.org/en/pages/026985.html
(英語)
---------------------------------------------------------------------

いかがでしょうか。翻訳者いわく、
「カズコ、まるで俳句のようだね! 楽しんでもらえるとうれしいよ。」
まさに翻訳会社冥利に尽きるご依頼でした。

「こんな翻訳、果たしてできるのかな?」と思われたら、ぜひ弊社までご連絡ください。
エコネットワークスは、常に新たな挑戦の場を探しております!

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

NGOセーブ・ザ・チルドレンは、2009年5月10日、
母親になるのにベストな国ランキングを含む
「母親指標(Mother's Index)」を発表しました。
http://www.savechildren.or.jp/news/2009/20090507mothersday.html

記念すべき10回目となる今年は、昨年より12ヶ国対象国が増え、
過去最多の158ヶ国における母親と子どもの状態を分析。

母親になるのにベストな国ランキング―スウェーデン1位、日本34位

日本は34位(昨年の31位)で2005年にランキング対象国となって以来、
最低のランキングになっており、2006年以降毎年順位を下げています。
 (2005年14位、2006年12位、2007年29位、2008年31位)。

母親指標は15の指標から計算されます。
内容を見てみると、国連のミレニアム開発目標と重なる項目がみられます。
http://www.unic.or.jp/mdg/index.html

日本は国政への女性の参加率の低さや男女間賃金格差などが
順位を落とす要因となっているようです。

母の日に、すべての母親が安心して笑顔で暮らせる社会の実現を祈ります。

「それであなたは何がやりたいの?」(エコネットワークス流)
http://www.econetworks.jp/staffblog/2009/04/post_8.html

うーん、働く女性がサステナブルに生きていける道を、自ら究めること、でしょうか。
「サステナブルな働き方」のレポート、次回担当します!

戦略的な社会貢献

2009年05月12日 | NGOとCSR

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

厳しい経済状況の中で、社会貢献に割く予算がどうしても小さくなってしまう昨今。
今だからこそ、「戦略的な」社会貢献が求められています。

先日開催されたStrategic Philanthropy Forum 2009では、
国際的なNGO CAREのフランス事務局長が来日し、
現在CAREが取り組んでいる企業とNGOの
戦略的なパートナーシップ事例について紹介がされました。

NGOと協同してプロジェクトを実施するパートナーシップには、
いくつかのパターンが考えられます。

◆従業員を対象にした活動
自社に影響を及ぼすイシューに対して、取り組む。
従業員を対象にした活動、事業のリスクとなりうる活動が対象。
【例】LAFARGEのAIDSプログラム

◆従業員を巻き込んだ活動
従業員と協力して、巻き込みながら実施する取り組み。
その過程で、従業員のモチベーション向上にもつながっていく。
【例】Societe Generaleの途上国での教育プログラム

◆BOPビジネスとしての活動
低所得者層を新しいマーケットと捉え、
低価格で彼らの生活向上につながるビジネスに取り組む
【例】BATA・UNILIVERの女性を巻き込んだ低価格ビジネス

◆CRM(コーズ・リレーテッド・マーケティング)としての活動
商品の利益の一部を社会的課題の寄付に回す仕組み。
寄付付きの商品や売上額に応じた寄付といったパターンがある。
【例】ボルビックの1L for 10L

プロジェクトを行っていく上で、
重要なことは「持続可能」であること。

これは経済的・社会的・環境的に価値があるということに加え、
短期的にも長期的にも持続可能な形である必要があります。

好景気でも不況下でも変わることのない、
真に価値を生む社会貢献とは。

エコネットワークスとしても今後追求していきたいテーマです。

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

やっと6つのレポートが完成しました!

今年1月に「サステナビリティ」に関連する、
今後掘り下げていきたい6つのテーマを設定し、
3ヶ月をかけてレポートにまとめてきました。

・中長期ビジョンと指標
・企業におけるダイバーシティ
・生態系の原則に沿った経済
・アジアのステークホルダーを考える
・ミレニアルズ世代を考える
・サステナブルな働き方
asia.jpg
どれもわかるようで漠然としている、
そんなテーマだと思います。

まだどれも入口の段階ですが、
これから毎月各テーマでメールニュースを発行し、
3ヶ月に一度レポートをまとめていきます。

現在は出来上がったレポートを持って、
電機・食品・飲料・建設・資源などの各社や
有識者、NGOなどの方々をまわり、
意見交換をさせていただいています。

economy.jpg
その中で得られる新たな気づきは、
自らの中に落とし込んで整理した後、
レポートやメールニュースなどで紹介していきたいと思います。

レポートをご希望の方は、件名を「レポート希望」とし、
お名前とご所属をご記入の上、下記までご連絡ください。

info@econetworks.jp
担当:野澤

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

「はだしのゲン」というマンガをご存じですか?
広島で原爆にあいながら、たくましく生きていく少年ゲンのお話で、
中沢啓治さんご自身の体験をもとに描かれています。

このマンガの英語版全10巻が2009年7月に完成します。
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009042301000538.html
金沢の市民グループ「プロジェクト・ゲン」が9年をかけて取り組みましたが、
私は、英訳者として第1巻を担当しました。

実際に英訳したのはかなり前なのですが、
こうして完成の日を迎えられることはとてもうれしいです。
hanamizuki.jpg
英語版だけでなく、ロシア語版もあり、そのほかさまざまな言語で翻訳が進行中です。
下記のサイトで紹介されていますので、ご興味のある方はご覧くださいね。
http://homepage2.nifty.com/hadashinogen/

追伸:庭の花水木が満開です。


koba.jpg by Kazunori Kobayashi

以前このブログでご紹介した
神奈川県「湘南国際村B-C地区活用策検討会」
http://www.econetworks.jp/eblog/2008/11/conservation_entrepreneur.php

私は「持続可能性」の視点から、委員の一人として数回にわたって
検討会に参加しましたが、先日無事終了し、内容が記者発表されました。

地元住民や都会の若者(人的資源)のエネルギーを
いかして農地や森林(自然資源)の価値を高めるには?
という視点で、事例を交えて提言しました。
少しは貢献できたでしょうか?

「生態系の原則にそった経済」という観点から、
これからも提言活動に参加していきたいと思います。

最終報告・提言のポイントは以下の通りです。
(HPから抜粋)
==================================================
望ましい活用の方向性
(1)22世紀に引き継げる「都市近郊森林マネジメントモデル」
  ア 植樹から森林資源活用までを含む自律的・持続可能な森林マネジメントの探究
     (土地本来の植生の再生・保全、協働参加型の植樹)
  イ 森林マネジメントを素材とした次世代育成環境教育の実施
     (地元の学校と連携した教育プログラム)
(2)また来たくなる、こだわりの感じられる自然環境活用拠点
  ア 楽しめ、愛着のもてる空間の創出
     (季節の花、当地ゆかりの植物の群生形成など)
  イ 三浦半島地域の自然環境保全・活性化につながるハブ拠点機能の発揮
     (湘南国際村を拠点とした、大楠山をはじめ周辺の自然観察や観光など)
==========================================================

神奈川県記者発表資料
「湘南国際村B・C地区活用策検討会報告 ~望ましい活用の方向性と導入機能案~」について
http://www.pref.kanagawa.jp/press/0904/015/index.html

詳細報告
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/01/0602/shonan-village/kentokai/houkoku.pdf

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

2008年から継続して、環境アセスメント報告書の翻訳をご用命いただいています。
事業が環境に与える影響を調査した結果を調査会社から企業へ報告する文書です。

自社の事業が環境に与える影響を正確に把握しコントロールしようとする、
企業の社会責任を果たそうというポリシーの表れですね。
そのお手伝いができて、大変光栄です。

この作業では、さまざまな環境汚染に関する法律用語や物質に関する専門用語が出てきます。
関連の公的文書をリサーチしたり、この分野を専門とする翻訳者から提案された候補訳が
複数あることもあります。

クライアントである調査会社で通常採用している定訳があればそれを使用しますが、
なければ専門的な観点で候補訳から選んでいただきます。

翻訳を進める上での、エコネットワークスのポリシーは
× 原稿受領→翻訳納品
○ 原稿受領→第一稿+質問・確認事項連絡→クライアントより回答→最終納品

クライアントはその分野のプロ、私たちはことばのプロ、という思いから
どうしてもわからないことはリサーチ結果とともに率直に質問します。
また、意訳した部分も説明を添えて、原稿の本筋から外れていないか確認をお願いします。
判断いただく材料として、その用語のソース、検索ヒット数、海外での使用例なども細かく報告します。

私たちはクライアントのみなさまに
翻訳のプロセスに加わっていただきたい、と願っています。
良いドキュメントを仕上げるという共通のビジョンをもった一つのチームとして
ご一緒に最高の仕事をしたいと願っています。

面倒くさい、と思われますか?
一度お試しください。癖になるかもしれませんよ。(笑)

koba.jpg by Kazunori Kobayashi

私たちはエコネットワークスという名前のとおり、
「エコ」の「ネットワーク」でありたいと思っています。

ネットワークとは、「網状組織」(大辞泉)。

サステナビリティに向けてプロフェッショナルとして
貢献したい!という想いのある方々と、
共通の価値観に支えられた網状の組織を
創っていきたいと考えています。

フェロー、パートナー、アドバイザー、あるいは
単なる仲間。どんな形や名称でもいいのです。
あ、おもしろそうなことやっているな、と
思っていただけたら、ぜひご一報を。

中国やメディアの専門家の方々から、
活動家をめざす大学生まで、ENWの
新しいネットワークとの会話が始まっています。

エコネットワークスでは、
「個人の夢」と「組織の夢」を重ねていく
ことを大切にしています。

地球の資源は有限ですが、
(いや、だからこそ、なのかもしれません)
夢を重ねていくことには無限の可能性が
広がっていることを最近ますます実感しています。

共有できる価値観や夢、リソースについて
いろいろお話しましょう!

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

先週末のENW春合宿で、エコネットワークスのメンバー
全員で共有したいカルチャー、名づけて
「ENW流」についてみんなで話をしました。

・「個」を大事にする
・言い訳をしない
・一人ひとりがプロフェッショナル
・はっきり意見を述べ合う

などなど、色々と出ましたが、
1番大事にしたいカルチャーとして選んだものが、
fujino5.jpg
「それで、あなたは何がやりたいの?」

プロジェクトは、もちろんクライアントあってのものです。
しかしそこに、もし個人としてやりたいことがないとしたら、
本当に価値のある仕事ができるでしょうか。

クライアントにとっての価値。
個人にとっての価値。
社会にとっての価値。

常にその3つを念頭に置きながら、
新しい価値の創造に向けて、私たちエコネットワークスは
「それで、あなたは何がやりたいの」を突き詰めていきます。

プロジェクトを始める前に、「何がやりたいの?」を5回は
繰り返したいと思います。笑

ENW春合宿2009開催

2009年04月13日 | ENWの日々

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

先週の10日・11日はENW恒例の春合宿でした。

今回の会場は藤野の芸術の家です。
10月に行われた前回は富士山麓の河口湖でした。
syukuhaku-yoyaku.jpg
半期に1回行われるこの合宿。

普段は金沢にいるパートナーの二口も集まって、
スカイプでは話せない仕事のこと、エコネットワークスのこと、
自分のことを語り合います。

合宿の内容を少し紹介します。


●コーチングから学ぶコミュニケーションのヒント
・コーチング理論の勉強
・普段意識したいポイントは?

●5分間トレーニング
・ENWの情報開発テーマのレポートを5分で読み込み、5分でプレゼン
・短い時間で要点を把握し伝えるトレーニング

●ライフサイクルチャート
・個人とENWのこれまでの軌跡をポジティブ・ネガティブでグラフ化
・ENW2011年ビジョンの再確認

●ENW流ダイヤモンドランキング
・大事にしたいカルチャーをブレスト
・9つに絞り、優先順位を付けて整理

今回、私が合宿全体のプランニングを担当しました。
たまにしか集まれないこの機会を、
これからの半年間をいかに充実させるべく、
方向性を共有し、個々人のモチベーションを高めるか。

とてもやりがいがあります。

次回は10月に開催予定。
外部からのゲストも招待予定で、今から楽しみです。

koba.jpg by Kazunori Kobayashi

前回ご紹介したトレーニングに引き続いて、
トランジション・ジャパンが主催する、
そのトレーニングを提供するトレーナー養成
合宿に参加いたしました。

この活動は、トランジション・ジャパンに参加する
個人として参加したのですが、
一人の人間としてとても多くの学びがあったと感じていて、
この場でも少しだけお伝えさせていただけたら
と思います。

(トランジション・ジャパンの活動についてご関心のある方は
ぜひこちらをご覧になってみてください。
http://www.transition-japan.net/ )

どんな合宿だったのかというと、
(いまの時点でのつたない言葉ですが)

「地域を持続可能なものに移行していく
ための市民や市民活動を、どう育み、支援していけるか」

について、
市民運動や心理療法の長い歴史から
得られた理論に基づいて、
心と体を動かしながら
考え方や具体的手法を学んだ、
ということなのかなと思います。

私個人としては、気になっていた
「どうして環境や社会活動家や起業家がバーンアウト
してしまうか」について、
納得できた瞬間がありました。

ENWの仲間では、
サステナブルな社会の生き方、働き方を
創造していきたいね、と常々話しています。

私自身も、活動家と起業家のハイブリッド
になれたら、という理想があります。
(まだまだ道半ばです)

そんな生き方、働き方を目指している方との
出会いを楽しみにしています!

koba.jpg by Kazunori Kobayashi

今日は、私が最近であってとても引きつけられた
文章をご紹介させてください。

作家であり、学者でもある Richard Tarnasという人が、
「私たちはどんな時代に生きているのか」について
語った言葉です。

“It is perhaps not too much to say that, in the first decade of the new millennium, humanity has entered into a condition that is in some sense more globally united and interconnected, more sensitized to the experiences and suffering of others, in certain respects more spiritually awakened, more conscious of alternative future possibilities and ideals, more capable of collective healing and compassion, and, aided by technological advances in communication media, more able to think, feel, and respond together in a spiritually evolved manner to the world’s swiftly changing realities than has ever before been possible.”

以下、要点の私的な翻訳です。

・ 新しい千年紀の最初の10年にあって、人類はある意味次のような状態に入ったといえまいか
・ よりグローバルに連結し相互に結びつき合って
・ より他社の経験や苦難に敏感になって
・ より精神的に目覚めていて
・ よりオールタナティブな未来の可能性と理想に気づいていて
・ よりコレクティブな癒しと共感の力があり
・ コミュニケーションメディアの技術的進展に支えられ
・ 世界の迅速に変わる現実にもこれまでになくより精神的に進化した方法で考え、感じ、共に行動を起こすことができる


いまの時代は、未来のよりよい時代に比べれば、とても
大変で、争いが絶えず、孤独で、不安で、どうしたらよいかわからなくて、
という風な側面もあるかもしれません。

でも、考えようによっては、これまでにない変化が起きている、
とてもわくわくするような時代とも言えるのだということを、
この文章から感じました。

一人一人は結局は大きなことをできるわけではないかもしれない。
でも、同時に(矛盾しているようですが)
私たちがすることすべてが未来に影響を与えることができる、とも
いえるんですよね。

これは、私にとってはとても大きな気づきでした。

いまある大手企業と、
サステナビリティやエコをテーマにした
グローバルな双方向型ウェブサイト
の企画をしています。

ぜひこのような時代精神にマッチした
ものにできたらいいな〜!

koba.jpg by Kazunori Kobayashi

2月28日(土)、29日(日)と、
葉山で行われたトランジション・タウンのトレーニングに
参加してきました。

(以下、引用)--------
トランジション・タウンとは、ピークオイルと気候変動という危機を受け、市民の創意と工夫、および地域の資源を最大限に活用しながら脱石油型社会へ移行していくための草の根運動です。

パーマカルチャーおよび自然建築の講師をしていたイギリス人のロブ・ホプキンスが、2005年秋、イギリス南部デボン州の小さな町トットネスで立ち上げ、3年足らずの間にイギリス全土はもちろんのこと、欧州各国、北南米、オセアニア、そして日本と世界中に広がっています。
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この二日間で学んだことをあげてみると:

−ピークオイル、気候変動といったことについて、技術的なことも含めて自分で
伝えていく(ようになる)方法。

−いまの産業システム(外なる世界)は、心のなか(内なる世界)を反映していること。
そして、人がもっている「思い込み」や「心の傷」などに十分心を配ることの意味。
それを、段階を経ながら受容していくときに、周りにできること。

−未来の世界へ心のなかで旅をし、その世界を味わい、感じて、表現すること。

などなどです。

トランジションタウン活動を進めていくうえでの
考え方やリソース、ツールなどを受け取ることができました。

エコネットワークスでもいま、企業や自治体が中長期ビジョンを
つくり実行していくための情報提供や支援をさせて
いただいています。

世界各地で行われ始めた、市民主導型の
トランジション・タウンという市民運動。

企業や自治体、国などの取り組みとどう重なりあってくるでしょうか。
楽しみです。

自分自身で参加し、実践しながらみなさんと学びを
共有していけたらと思っています。

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

「クイズです。"Personal stamp"とは、なんでしょう?」

我が家はクイズ好き。
おもしろいことや「へぇ~」と思うことがあると、
さっそく家族相手にクイズを出します。

いつもはもっぱら私が出題者なのですが、冒頭のクイズは、珍しく夫から。
子どもたちは「?」「??」
私は「印鑑のこと?」(はんこはpersonal stampなので。)

「違うんだなぁー」と得意げな様子。
「stampは切手だよねー」
「それは関係ないかな」
「あーもう降参!」「教えてー」

「正解は『自分の持ち味』。オバマ夫人が言ってたんだ。」
解答者は全員「へー、知らなかったー」としばらく尊敬のまなざし。

彼が見ていたというニュース番組を調べてみました。
NHK BS1 「きょうの世界」
http://www.nhk.or.jp/kyounosekai/abc/#
字幕翻訳もあり、キーワードの説明もある。
この番組、勉強になりますね。

TVはあまり見ないけれど、これはぜひ見るようにしたいと思います。
ことばは生き物、仕事として翻訳するのですから、
その変化をきちんと知っておきたいです。

追伸:このクイズのやり取りの後、夫が一言。
「どうだ、お父さんもただテレビを見てるわけじゃないんだぞ!」
…そうか、それが言いたかったのね。(笑)

shiro.jpg by Shiro Hosojima

私は長年使っている時計があります。
1月前に電池が切れて、本棚の横に飾っております。
電池を変えればいいのですが。。。
愛着がある時計なので、休みに入ったら電池交換をしようと思っております。

電池が切れている間、
前からほしかった時計を買いました。
CASIOのPRO TREKシリーズのPRG-100です。
casio protrek.JPG

http://casio.jp/wat/PROTREK/

アウトドアでも活用でき、仕事でも使えると思い購入いたしました。
値段もお手ごろです。 PRO TREKの魅力は機能性が高い+タフソーラー電池を
仕様しているところ。

環境にやさしい+機能性が高い+リーズナブルな値段。
CASIO PRO TREKの中には色々カッコイイデザインもありますので、
チェックしてください! 

今後、ソーラー時計や色々な面白いサステナブルな時計が出てくることを期待したいです。

shiro.jpg by Shiro Hosojima

米国サンディエゴに住んでいた高校生のとき、
夏休みに、アルバイトで実家や知人の家の芝刈りをしていました。

日本ではうまく活用できるかわかりませんけど、
面白いエコ芝刈り商品をみつけました。

ソーラー電力で自動に動くHusqvarnaのAutomower
automower-grass01.jpg
↑自動で動くらしいです
automower-lead01.jpg
↑ソーラーパネルが設置されています
(写真:Inhabitatから)

すばらしいエコ製品だとおもいますが、
やはり汗をかいて、自然を大事にすることも重要だとおもいます。
仕事が忙しい方々にお勧めですね。


(動いている姿がみれます!)

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

「Versatilist(バーサタイリスト)」

ジェネラリストでもない、スペシャリストでもない。
バーサタイリスト。

ある分野で専門的な知識を持っていて、
なおかつ違う分野でも同じレベルのスキルを発揮し活躍する人。

「多能職」と訳されるそうです。

2005年に調査会社のGartnerが、2010年の
ITプロフェッショナルに求められるスキルとして
用いたキーワードです。

「2010年の企業ITリーダーに求められるスキルとは」
http://www.computerworld.jp/news/trd/50009.html

「サステナビリティ」という分野がとても幅広い、
また組織規模が小さいということもあり、
ENWのメンバーを表現する1つのキーワードといえるかもしれません。

Versatilist
http://en.wikipedia.org/wiki/Versatilist

先日チェンジエージェント社の小田さんに、
「ワイガヤ会議」なるものがあると
教えていただきました。

ものごとを決める決断のための会議でも、
テーマの定められたブレスト会議でもなく、
ワイワイガヤガヤと、気になっている
ことなどを自由に話し合う時間。

「これは面白いかも!」ということで、
エコネットワークスでも早速実践してみました。

といっても、遠隔地ワークを旨とする
私たちの場合、スカイプでの実施!

本当は会っての方がいいのですが、
まあ、どこまでできるかやってみましょう(笑)

今日は16:00-16:45、
いま研究開発をしている
生物多様性の話、ダイバーシティの話など
つらつらと、いつもと違うゆるめの
しかし楽しい話が続きます。

「小林さんは山は買わないんですか?」など
とんだ発言も飛び出していました:ー)

今日は4名でしたが、次回はもう少し
広いエコネットワークスの仲間に呼びかけて
やってみようと思います。

少しずつ仲間を広げながら、
いつかビール持参でやりたいと
もくろんでいます。

ご関心のある方、ぜひご一報あれ!

いつも都内で夜遅くなるときは、
自宅が遠いので、パーマカルチャー仲間の
中塚清さん・かおるさんお宅に
お世話になります。

昨日も泊めていただいて、
今朝の朝ご飯のときこと。

「小林くんところは、ガス代とか電気代ってどれくらい?」
「ああ、最近ちょっとみてなかったな・・・」と間抜けな答えの私。

ガス代の話になりました。

中塚さん宅では、もともとご夫婦二人で暮らしていた
家に、もう二人が部屋を間借りして、四人で小さな
コミュニティのように暮らしています。

二人だけのときは3000円くらいだったのが、
四人になって1万円くらいにあがったとのこと。

それはそれで「だから減らさなきゃ!」という
わけではないのですが、かおるさんはとっても自然な感じで、
むだなくガスを使っている様子をみせてくれました。

Image273.jpg

お味噌汁をつくるときやお茶をわかすときなど、
強火で3分でではなく、弱火で10分かけてお湯を
わかすのだそうです。

「うちはちょっと火をわかすのに時間かかるのよ~」
と一言いって、お客さんとも話をしながら、時間をまつの
だそうです。

あとは、お鍋をよせあって保温効果を高めたり。

そこで、中塚さんが一言。
「そう、不思議な事に、すべての問題は、時間なのだよ。」

確かに。
思わずしびれてしまったのでした。

●マイヌードルカップ
カップ麺は学生時代によ~く食べていました。お湯を沸かすだけでお昼をすませることができるインスタントラーメンは、日本が発明したすばらしい技術でもあります。特に男性は料理はちょっと・・・という方も多いので、カップ麺には大変お世話になっていると思います。でも、カップ麺はゴミの増加の原因にもなります。そして多くの素材がプラスチックなので、あまり「エコ」というイメージがありませんよね。
cupnoodle.JPG
(撮影:佐藤竜太)

エコプロ展で日清が展示していた「Cup Noodle Refill」。これはとても面白い事例で、
多くの外国人の方々もびっくりしていました。簡単に説明をすると、カップラーメンの
マイボトル版です。マイヌードルカップを何度も使用し、具(カップヌードルリフィル)
を購入するだけ。ゴミの削減につながります! 日清のサイトでオリジナルマイヌードルカップが作れますよ!
http://www.cupnoodle.jp/refill/

他のナイスアイディア製品
・株式会社TTJ 「ゴールデン・シルク」
http://www.tt-j.co.jp/item/silk1.htm

・ナイスアイディア展示 「王子印刷」
oji.JPG

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

昨日の日曜日は、友人の水野スウさんとまあさんのご自宅での
「山下兄弟」トーク&ライブに家族で出かけた。

薪ストーブの火が暖かい広いリビングに、20人ぐらいが座って3時間。
途中おいしい紅茶とお菓子をいただきながらのとても距離の近いライブ。
シンさんはギター、レイジさんはボンゴで、シンさんの作った歌を中心に
少し照れながらのトークを交えて、力強く歌ってくれた。
私の大好きな「青鬼伝説」が聴けてうれしかった。
この歌はシンさんがモンゴルの遊牧民と一緒に生活していて
どうしようもなくホームシックにかかった時に、
星空を見上げながら書いた曲。

我が家が食べている無農薬のお米を作ってくれているシンさんと、レイジさん。
日が昇るころから畑や田んぼで働き、夜は時々街で歌う。
20年間無農薬でお米を作り続けてきたお父さんのヒロシさんの後をついで
やはり無農薬農業にこだわっている。

夏は田んぼが草原のよう、稲より雑草のほうが多くなる。懸命に草取りをして
一周したころには、一番先に作業したところが草ぼうぼうになっている。

正直しんどいけれど、でも毎日畑を見て、「こうしたらどうかな」と考えて
世話をすると野菜やコメはちゃんと答えてくれる、それがうれしい、と。

でも、歌うことも大好きだから、続けている。
最近は地域のイベントに呼ばれることが増えてきて、忙しそうだけれど
子どもたちに歌や楽器の演奏を聴いてもらって、楽しそうだな、やってみたいなと
思ってもらえたらいいな、と思っているそうだ。

二人はとにかく子どもが好き。子どもたちにもそれが伝わるのだろう、
イベントでは両腕に子どもたちをぶら下げて、いつもジャングルジム状態。(^^;

「好きなことやって生きていきたい」という二人のシンプルな生き方、
本当にカッコイイ。これからも応援しています!

二人のブログはこちらをどうぞ。
「もず農園記」
http://green.ap.teacup.com/renge/

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

NGOにとって、大手企業とのパートナーシップは、
企業が持っている資金や規模を活かすことができ
活動を大きく拡大するチャンスとなります。

しかし一方で、資金的に企業に依存してしまうことは、
リスクにもなります。

以前ダノングループとラムサール条約事務局、IUCNが
パートナーシップ
を結んだことを紹介しましたが、
収入源を企業に依存し、企業のグリーン・ウォッシュに加担してしまうことを
一部の環境NGOが問題視しているという記事がありました。

Environmentalists Spar Over Corporate Ties
http://www.worldwatch.org/node/5934

この中では、大手国際環境NGOの近年の資金規模が
企業とのパートナーシップの拡大によって
2000年比で2倍になってることや、
IUCNとShellとの連携プログラムに対して起きた批判な
どについて述べられています。

企業がNGOを重要なステークホルダーと見始めており、
NGOも企業を協働するパートナーとみようとしています。

CSR推進NGOネットワーク
http://www.econetworks.jp/internatenw/2008/03/csrngo.html

あるNGOの方が言っていました。

欧米では企業に対抗する1つの勢力としてNGOが確立しており、
反対・対決から対話・協働へと移行してきた。
しかし日本では、NGOはまだまだ社会的地位や発言力が弱く、
いきなり対話・協働の段階にいってしまうことは、
チャンスでもあり大きなリスクでもある。

企業にとってはCSRと利益とのバランスが難しいとの話が出ますが、
NGOにとっては「モノ申せぬ」存在になってしまう可能性があり、
存在意義とのバランスが難しくあります。

photo_futakuchi01.jpg by Kazuko Futakuchi

親しい友人から「本当の自分を取り戻すには、ダンシャリがいいみたい」と言われて
「??なに、それ?」と聞いたところ、「断つ、捨てる、離れる」ことだよ、との返事。
つまり「断・捨・離」。

カンフーの極意のような響きがありますが、
ウェブでこの言葉で検索すると、「断捨離セミナー」なるものもあるようです。
実は、これは最近の私のテーマにものすごく近い。

プライベートで自分のキャパシティ以上の頼まれごとは「断る」と決めました。
とても勇気がいりましたが、そうしたら気分がとても楽になりました。

これまで自由に使ってきた車。
パートナーが単身赴任から帰ってきてそれができなくなりました。
この際に車という移動手段を「捨てました」。
歩く・自転車・バスなどを利用する生活にシフト開始です。

翻訳やそのコーディネイト業務では、一日中PCの前に張り付いているのですが、
休日はPCを「離れる」ことにしました。メリハリをつけようと。

その結果、同じボリュームでも前よりもぐっと短時間で進むようになりました。
しかも、ミスが減っています。これはすごい。

抱えすぎたものをいったん手放して、もう一度自分にとって大事なものを拾い上げる。
環境問題についてもこの方法を試したら、ずいぶん進むのではないでしょうか。

東京タワーの足元にある港区芝公園。ほんの少し猛暑が和らいだ8月11日午後、ここで「東京イチャルパ」が開かれていました。イチャルパとはアイヌ民族の伝統的な先祖供養のことです。

独特の刺繍が施された民族衣装を着た方が集まり、公園の一角にしつらえた神棚の前に来て、一人ずつにごり酒や供物を供えていました。何てことのない都心の公園に見えていた場所にも、長い歴史があるのだろうことに気づかされます。

今回初めて知ったのですが、今の芝公園がある場所に「開拓使仮学校付属北海道土人教育所」「第三官園」が建てられ、1872年、北海道から38名のアイヌが強制連行、就学させられたのこと。

そのなかには故郷から遠く離れたこの地で亡くなった方もいます。その他なんらかの理由で関東に移り、故郷に戻ることなく亡くなっていったアイヌを思い、先祖供養を行おうと、2003年から始まった東京イチャルパは、今年で6回目を迎えたそう。

主催者と思しき方に話を伺うと、「正確にはわからないけど、関東にも5000人くらいのアイヌがいるんじゃないかな」とのこと。若い世代はもちろん、その多くがもはやアイヌの文化を受け継いでいません。そこで今、新たにアイヌの文化や言葉を学び直して、自分たちのルーツを確かめようという動きもあるそうです。

こんな話を聞きながら、「ところで私のルーツって?」とふと思います。東京の郊外で生まれ育った私には、こうしたことへの感度が低いのかもしれないなと。ずいぶん前に、アレックス・ヘイリーの『ルーツ』を読もうと思って、結局そのままになっていたことを思い出したりもしました。読書の秋にでも読んでみます。

takeshi.jpg by Takeshi Nozawa

CSR推進NGOネットワークをご存じでしょうか。

「CSR推進NGOネットワーク」とは、世界の「貧困と開発」の問題の
解決に寄与するために、NGOと企業の相互理解を促進し、
より良い効果的なCSR活動が実施されることをめざして
結成されたネットワーク」です。
http://www.janic.org/modules/tinyd2/index.php?id=54&tmid=137
(CSR推進NGOネットワーク事務局
国際協力NGO JANICホームページより)

企業間のCSR担当者のネットワークに比べ、
NGO間のネットワークは脆弱であったこと。
また、NGO間で情報交換、ノウハウ共有、悩み相談を
行う場所がこれまでなかったこと。

以上のような背景があり、
今春、同ネットワークが立ち上がりました。

企業のCSR報告書に「貧困と開発」の問題解決を目指す
「国連ミレニアム開発目標(Millennium Development Goals:MDGs)」
というキーワードを入れることを、目標の1つとしています。

確かに、「気候変動」「温暖化」というホットな話題に比べ、
「MDGs」という言葉をレポートに載せている企業はとても少ないですよね。
言葉の認知度も、まだまだ低いのではないでしょうか。


事務局を担っているJANICが開催した「第4回NGO研究会」の報告では、
国際協力NGOと企業の4つの連携事例が紹介されています。
http://www.apic.or.jp/plaza/oda/oda-ngo/20080130-01.html

・INAX×セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
「ベトナムにおける水に関する環境教育活動」
・積水アクアシステム×APEX
「インドネシアにおける排水処理プロジェクト」
・ニコン×シャンティ国際ボランティア会
「タイにおける青少年教育支援(ニコン奨学金制度)」
・大和証券グループ本社×アジア・コミュニティ・センター21
「被災地に対する復興支援プロジェクト」

報告書のタイトルもCSRレポートに変わってきていることを考えても、
より広い側面からCSRを捉えることを忘れないようにしたいです。

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