未来を支える50の食材 クノールとWWFが発表

2019 / 3 / 4 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

ユニリーバのブランドの1つクノールと、
WWF UKが共同で発表した「The Future 50 Foods」。

そこには、これからの地球の未来を支える
50種類の食材がまとめられています。

Knorr and WWF-UK introduce 50 future foods
https://www.unilever.com/news/news-and-features/Feature-article/2019/knorr-and-wwf-uk-introduce-50-future-foods.html

これらの食材を私たちがもっと食べることで、
グローバルな食料供給システムを持続可能なものにしていくことができます。

国連食糧農業機関FAOによると、
じゃがいも、お米、サトウキビ、トマト、コーン、パーム油など、
わずか12の農作物と5つの動物性食品によって
現在の世界の食品供給の75%が成り立っています。

地球上には2万種以上の食べられる植物が存在しているにもかかわらず、です。

多様性がなくなり、モノカルチャー化が進むことで、
食料の生産性は上がるかもしれません。
一方で、こうした偏りは、様々な問題をもたらします。

栄養バランスの偏りによる健康への影響。
気候変動や病害虫への耐性の弱さ。
生物多様性の損失。

レポートで紹介されている50種類の食材は、栄養価の高さだったり、
気候変動への耐性だったり、という観点から選ばれています。

ワカメや小豆、オクラ、エノキといった身近な食材から、
サボテンやキヌア、モリンガといったあまり聞きなれない食材まで様々です。

大企業としての規模を活かし、クノールはこれらの食材を、
消費者にとってより魅力的で、手に入れやすくなるよう
レシピ開発を通じて取り組んでいくとしています。

食材といえば、もう1つ国際的に注目されているのが昆虫食です。
昨年にはEUでも昆虫食の取引が自由化されました。

私も昨年メキシコに行った際に食文化の一部になっている
昆虫食を体験しましたが、慣れてしまえば美味しいものです。

原型のままではさすがに抵抗があるということで、
市場としては粉末化してプロテインやサプリメント、
パスタにしたりといった用途で広がっていくことが想定されています。

日本でも、コオロギのプロテインバーの普及に取り組んでいる
ベンチャーがあります。一口いただきましたが、とても美味しかったです。

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