1/3が外国人 新しい労組のこれからに注目 

2018 / 11 / 30 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

連休最後の締め
photo by Nori Norisa

中華料理「日高屋」を展開するハイデイ日高で、
今年3月に新たな労働組合が結成されました。

外国人3割の労組、ハイデイ日高が結成 パートら参加
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38018520R21C18A1EAF000/

組合員数は全体で9千人。
パートやアルバイトとして働く非正規社員が8千人を占め、
そのうち3千人弱が外国人です。

多くはベトナムや中国からの留学生で、
語学学校で学びながら働いています。

ハイデイ日高は正社員が約800人、
パート・アルバイトが約9000人ということなので、
労働者の大部分が加入していることになります。

今後、組合側が外国人労働者の声をどう吸い上げ、
労使交渉でどのような議論が行われ、
職場改善が行われていくのか、とても関心があります。

国内では外国人労働者が増える一方、
そうした現場の声を聞いて職場改善につなげていく仕組みは整っていません。

また、人権侵害などの問題があった際に
通報する窓口の整備もできていません。

現在、国会では外国人人材の受け入れ拡大について、
人が来る前提で早期成立ありきで審議が進んでいますが、
日本とアジア諸国との賃金格差が縮小しているなか、
さらに現場の待遇が悪いということであれば、
そもそも誰も働きに来てくれなくなります。

外国人労働者から選ばれる存在になっていくためにも、
当事者の声を聴きながら働きやすい環境を整えていく、
そうした努力が不可欠です。

その一例として、今後の動きに注目しています。

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