オープンイノベーションで課題解決 HPのTech Impact 2030

2018 / 10 / 3 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

X-tech。
ITによるイノベーションを既存産業に掛け合わせたクロステックには、
金融を筆頭に、教育、農業、医療など様々な分野があります。

社会課題の解決に向けたX-techの技術開発を
オープンイノベーションで加速させようという試みが、
今年9月にHPと世界経済フォーラムが立ち上げたTech Impact 2030です。

Tech Impact 2030
https://news.hpe.com/tech-impact-2030/

HPと世界経済フォーラムがホストとなって
企業や政府、研究機関、市民社会に参加を呼びかけ、
2030年までに技術の開発と普及を通じて
社会課題の解決に向けた変化を作り出していきます。

第1弾としてスタートさせたのが、Ad-techによる世界の飢餓問題の解決。

現在世界では8億人が慢性的に低栄養の状態、
20億人が微量栄養素が足りていない状態にあります。

一方で人口は増加を続け、
国連の予測では2030年までには今よりも約10億人増え、
2050年には70%多くの食料が必要になると世界経済フォーラムでは試算しています。

不安定な食料供給を解決し、増加する人口を持続可能で、栄養が十分にあり、
包摂的に養っていくための解決策をオープンイノベーションで見つけていくこと、
それが第1弾のゴールです。

たとえばHPで取り組んでいるのは、パデュー大学との協力によるデジタル農業の研究。

農家の意思決定を支援するためにIoTセンサーやドローン、
モバイル機器を通じて様々なデータを収集して分析しています。
そこで扱われているデータ量は、農地1エーカーあたり1週間で113テラバイトで、
64GBのスマートフォン1765個分以上にのぼります。

このチャレンジでは、24ヵ月の短期集中で
成果を出していくことを目指すとのこと。

今後も金融サービス、医療研究、パーソナルヘルス、製造、移動といった
分野での取り組みが続いていきます。

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