育休1ヵ月以上! 働き方改革より休み方改革

2018 / 7 / 29 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

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photo by Richard

育休で男性社員も1ヵ月以上は休むこと-

積水ハウスが発表した新しい施策です。

「男性社員1ヵ月以上の育児休業完全取得」を宣言
https://www.sekisuihouse.co.jp/company/topics/datail/__icsFiles/afieldfile/2018/07/26/20180726.pdf

男性社員も育休を取得しています、
と公表している企業は増えてきていますが、
その実態を見てみると、わずか数日だったり、
人数も全体の一部だけだったりというケースがほとんど。

積水ハウスでも、これまでの男性社員の平均取得日数はわずか2日でした。

それを、

・3歳未満の子どもがいる男性社員全員が
・3歳の誕生日までに
・1ヵ月以上の育休を取得

することを目指します。

育休で数日だけ休んでもあまり意味がありませんが、
1ヵ月でも足りない、という声も聞きます。

大切なことは長さではなく、
子どもが生まれる前と同じような働き方を止めて、
必要なときに休めるかどうか、柔軟な働き方に変えられるかどうか。
それもまた大切です。

それでも会社主導で、1ヵ月休むんだ、という方向性を発表することの意義は大きいです。

働き方を変えていくためには、風土や仕組み、
業務のあり方すべてを変えていく必要があり、
そのためには組織として本気で取り組む姿勢を示すことが不可欠だからです。

1ヵ月の休みは、分割しての取得も可能です。

そうした柔軟な枠組みも大切ですが、
一方で私は「1ヵ月」という長期をまとめて休むことも重要だと考えます。

1ヵ月休んでも回る仕組みができている組織は強く、レジリエンスがあります。
それだけ長期で休むことで初めて、仕事から完全に頭を切り離すことができます。
そうした中で新しく見えてくることがあり、仕事への向き合い方も変わってきます。

生産性と創造性を高めるために、
日本人に苦手な「どう休むか」はこれからの社会で働いていく上で
非常に重要なテーマです。

長期で休むことを率先して実践しようと、
去年、2週間半の海外旅行に行ってきました。
今年はもう少し伸ばして3週間の休みに挑戦する予定です。

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