本物に触れる、感性を育む 木のおもちゃで始まるウッドスタート

2017 / 4 / 3 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

東京都四ツ谷にある「東京おもちゃ美術館」。
副館長の馬場さんが案内してくださる館内ツアーに参加する機会がありました。

本当に楽しい空間なので是非一度は訪れてほしいのですが、
その日のテーマは「木育」でした。

東京おもちゃ美術館を運営する日本グッドトイ委員会では、
おもちゃコンサルタントの養成や被災地へのキャラバンなど、
「おもちゃ」と「遊び」を通じて社会が豊かになる活動に取り組んでいます。

そのなかの1つが、2011年にスタートした木育を推進する「ウッドスタート」。

市町村や企業が地元木材の積極活用を宣言し、
誕生祝い品に木製のおもちゃをプレゼントする活動や
子育て環境に地域材を取り入れた子育ての木質化・木育化などに取り組みます。

赤ちゃんが最初に出会うファーストトイを、地産地消の良質な木のおもちゃで。

地域のおもちゃデザイナーや木工職人と協力し、
その土地ならではのストーリーを織り交ぜたオリジナルトイは
デザインも洗練されていて、素敵です。

地元に森がない場合でも、たとえば新宿区では
カーボンオフセットの取り組みとして長野県伊那市に持っている
森の間伐材を活用し、元々は図書券だったものを8種類の木のおもちゃから
選べるように変更しました。


新宿区のページ

企業ではたとえば無印良品が参加し、店舗内に木育ひろばをオープン。
また1歳までの子どもがいるお客さまに木のおもちゃをプレゼントしています。

森を持っている企業は多いので、地域連携や福利厚生の一環として
検討してみてはどうでしょうか。

ネットで検索すれば何でも情報が気軽に手にはいる今の時代だからこそ、
小さい頃から本物に触れ、感性を育む経験は何事にも変えられません。

知識として学ぶ環境教育はもちろん大事ですが、
こうした感性を大切にする活動がもっと次世代育成として
広まっていくことを期待します。

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