SDGsに向けた企業の動き

2015 / 9 / 7 | 執筆者:Yurie Sato 佐藤百合枝

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Photo by the Global Goals

8月末で期限となる「国連ミレニアム開発目標(MDGs)」の後継計画
「持続可能な開発目標(SDGs)」が
9月の国連サミットでついに採択される予定です。

SDGsでは、協同組合や小企業から多国籍企業までが
創造力、イノベーション、投資によって課題解決の推進力になることが求められており*1
年間2兆ドルの資金が民間セクターから期待されています。*2

また、8月に国連事務総長が発表した、国連と企業の協働を進めるためのガイドライン改訂版では
SDGs実現に向けて、民間セクターの協力活動における「透明性」と「ステークホルダーへの説明責任」が
今後さらに求められることが書かれています。

すでに始まっている企業の活動を見てみると
目標が採択されるサミット翌日からの7日間で
SDGsについてマスメディアから学校の授業まで
あらゆる手段を使って地球全体の70億人に共有するという
Global Goalsキャンペーンに、グーグルやユニリーバ、スタンダードチャータードなどが支援を表明。

ユニリーバのCEOポール・ポールマン氏は
SDGsを支援する理由として
生産や流通に直接影響する気候変動対策だけでなく
同社の消費者の70%以上が女性であり、女性は収入の90%以上を家族に投資するにも関わらず
その収入は世界全体の10%以下である点を挙げ
女性への投資が同社の事業の成長につながることを説明しています。*3

MDGsは8つの目標と21のターゲットで構成されていましたが
SDGsは目標が17、ターゲットが169と項目が大きく増える中
企業は、本業を通して効果的に貢献できる分野を絞り込み、
取り組む理由をより明確に伝えていくことが求められるようです。

——–
参照・用語
※1: Transforming our world: the 2030 Agenda for Sustainable Development
P.25 項目7 
https://sustainabledevelopment.un.org/post2015/transformingourworld
※2: How the private sector can make sustainable development a reality
http://www.greenbiz.com/article/how-private-sector-can-make-sustainable-development-reality
※3: ユニリーバ プレスリリース
https://www.unilever.com/sustainable-living/sustainable-living-news/news/engaging-people-in-the-fight-to-end-poverty-and-tackle-climate-change.html

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