世界で広がる企業の金融包摂

2015 / 6 / 11 | 執筆者:Yurie Sato 佐藤百合枝

キャプチャ
Photo by Ben Lyon

前回のブログで紹介した世界で広がる金融包摂ですが、
企業セクターの活動も大きく寄与しています。

本記事では、特に成果が期待されている
「革新的な技術活用」と「金融リテラシーの提供」
の分野で取り組みを進める企業を紹介します。

モバイル技術による金融包摂の大幅な拡大が今後特に期待される
サブサハラ・アフリカ地域を見てみると
たとえばケニアのVodafoneグループ企業と現地の電話会社サファリコム
SMSを使った金融システム“M-PESA“によって
人々が資産を携帯で安全に送金・貯蓄できるようになったことで
ケニアは、モバイル口座の普及率が同地域で一位になりました。

また、成人で金融へのアクセスを持つ人口が10%以下とされる太平洋地域では、
オセアニア地域のCSRをリードするオーストラリアの銀行Westpac
サステナビリティ重要課題に対する戦略目標のひとつに
太平洋地域の金融のアクセサビリティー向上を掲げています。

主な取り組みとしてお金の仕組みに全く馴染みのない人たちの
金融リテラシー向上を目指し、
お金の大切さや、管理の方法などを教える無料セミナー提供や
モバイルバンキングの活用促進で、
2014年には太平洋地域で新しく77万人が口座を開設したそうです。

急速に広がる金融包摂ですが、世銀の掲げる目標の達成には
女性や最貧困世帯への取り組みが課題とされています。

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