インターネットアクセス人口は世界で30億人を突破

2015 / 1 / 9 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa


photo by Kailash Mittal

突然ですが、インターネット関係の文脈で
「LCC」とは何のことでしょう?

答えは”Least Connected Countries(LCCs)の略で、
「最もインターネット接続が限定された国」を指します。

2014年月に国連の国際電気通信連合(ITU)が、
世界の情報アクセスに関する報告書
情報社会の計測報告2014年版」を発表しました。

ITU releases annual global ICT data and ICT Development Index country rankings
http://www.itu.int/net/pressoffice/press_releases/2014/68.aspx#.VK9oAid40f9

それによると、世界のインターネットユーザーはすでに30億人を突破し、
普及率は40.4%に達したそうです。

特に途上国での利用率の伸びは8.7%と
先進国の3.3%を大きく上回っています。

しかし一方で、依然インターネットを利用できない
約43億人のうち、90%は発展途上国の人々です。

さらにそのうちの25億人が、
通信インフラ整備が特に遅れている農村地域の人口が多い
LCCsの42カ国に住んでいます。

携帯電話については、すでに世界の契約数が
2014年末までにほぼ世界人口と同じ70億に達するとしています。
ただこれは複数の契約を結ぶ人がいるためで、
4.5億人がいまだ携帯通信のサービスエリア外にいます。

報告書では、ITアクセスや活用、スキルなどの面で各国を
ランク付けした「ICT開発指数」も発表されています。

166の国中、トップはデンマーク。
韓国、スウェーデンと続き、日本は11位です。

携帯電話は途上国の農村地域でもかなり広く
普及しており、パナソニックが開発した無電化地域向けの
ソーラーランタン
でも、充電はコア機能の一つです。

先日紹介した社会へのインパクトを測定するツールでも、
SMSを活用したものが多くあります。

今後はより一層、通信やインターネットへのアクセスを活かした
サービスやプログラムの開発が期待されます。

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