わかりますか?"Social Performance"と"Societal Performance"の違い 仏ヴェオリアのレポートから

2014 / 10 / 16 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa


photo by Hélène Villeneuve

先日Japan for Sustainability主催の
「COP21パリに向けたフランスの動向とフランス企業のCSR」
に参加してきました。

そこでフランスの水メジャー、ヴェオリアの
CSR担当の方のお話を聞いたのですが、
いただいた英語のCSRレポートを見てみると、
気になるワードがありました。

CSR performance
http://www.veolia.com/en/veolia-group/profile/csr-performance

目次をみると、
Managing Corporate Responsiblity
から始まってガバナンスの話が最初にあり、
Managing Societal Performance
Managing Environmental Performance
Managing Social Performance
Managing Sustainabile Procurement
と続きます。

ここで出てくる
“Societal Performance” と ”Social Performance”。
この違い、皆さんわかりますか?

他社でこのような使い分けをしているのを
あまりみないので、気になって調べてみました。

言葉の意味としては、
Socialはヒト対ヒトなど限定的な関係性、
Societalはより社会全体との広義な関係性を指すようです。
http://forum.wordreference.com/showthread.php?t=190603

実際内容を見てみると、

Societal Performance
・人々のサービスへのアクセス向上
・ダイアログ
・地域経済発展への貢献
・災害人道支援

Social Performance
・従業員
・能力開発
・健康・安全
・労働管理ダイアログ
・ダイバーシティ

となっており、Societalは「地域社会」、
Socialは「従業員」という使い分けがなされていました。

SocietalとSocialという言葉の使い分けが
フランス企業特有のものとまでは言えないと思いますが、
他にもこうした地域ごとに好んで使われる言葉というのがあります。

たとえばフランス企業であれば、
「Développement durable(持続可能な発展)」という
言葉がよく使われている印象があります。

話は変わりますがフランスといえば、労働組合の力が強いので、
従業員の人権など、CSRの文脈でどのような影響を与えているのか、
また今度調べてみたいと思います。

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