すべての家族に大事なものは・・・LOVE 老舗メーカーの炎上に対する反応が話題に

2014 / 5 / 16 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa


photo by Javier Delgado

世界的にマイノリティの人権に対する関心が高まる中で、
こうしたテーマに対して企業としても
会社としての姿勢を表明することが求められるようになってきています。

性的マイノリティへの対応で批判を受けた任天堂の事例を前回取り上げましたが、
今回は賞賛を受けた英国のクラッカーメーカーHoney Maidの
例を紹介したいと思います。

Honey Maidは、人工甘味料を使わず、
はちみつと全粒粉を使ったヘルシーな
グラハムクラッカーで有名な老舗ブランドです。

今年3月に放送されたのが、
「毎日健康なスナックを、すべての健全な形の家族に」というナレーションと共に、
ベビーカーを押して歩く同性カップルや
人種的に多様な家族、シングルファザーの家庭などが登場する、
様々な家族の形を描いた
“This is Wholesome(これが健康/健全)”と題されたCMシリーズです。

同時にそれぞれの家族の苦労と困難を超えていく姿を描いた
短いドキュメンタリーも公開されました。

これに対して、同性愛を認めない一部の人々からバッシングが殺到。

Honey Maidはそうした反応に対して、
自社のスタンスを毅然と伝えるレスポンスムービーを制作しました。

寄せられた声を1つ1つ紙に出力し、
批判的な声を、その10倍ものポジティブな声で包み込んだアート作品を作成。
家族にとって本当に大切なものは・・・「LOVE」
であると訴えます。

こうした対応に称賛の声が巻き起こり、
映像は300万回以上再生されています。

日本国内でも、レイシズム・排外主義の動きが近年増長しており、
差別的な発言が横行するようになってきています。
先日も免税店は日本人差別だとしてイオンに抗議が行われましたが、
こうした動きに対し、個人としてももちろん、
企業としても毅然とした対応を取り、反対の意思を示していくことが大切だと思います。

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