Adidas リオW杯のサプライヤーリストを公開 

2014 / 5 / 20 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa


photo by Kick Photo

ブラジルワールドカップまでいよいよ1ヶ月を切りました。

その間の睡眠不足をどう乗り切るかも
個人的には大事なテーマですが、
こうした世界中の注目が集まる国際的なスポーツ大会では、
大会における環境・社会面の取り組みが近年
重視されるようになってきています。

大会にあわせてNGOによるキャンペーンが大々的に展開され、
主催者からもサプライヤーやスポンサーに
様々な要請がなされるようになってきているのです。

社会面ではたとえば、Play Fair Campaign
NikeやReebokなどのスポーツブランドを対象に、
工場で働く労働者の権利尊重を求めるキャンペーンを
2004年以降オリンピックやワールドカップの大会期間にあわせて
継続的に実施しています。

こうした動きに対し、たとえばAdidasは2006年のワールドカップ以降、
大会に関係するサプライヤー情報をウェブに公開するようになっています。

2014 World Cup Production–Status: September 27, 2013

Adidasはそれ以外にも、65カ国1200以上のサプライヤー情報をすべて公開し、
内訳や監査の状況を詳細に開示して透明性向上に力を入れています。

サプライヤーの透明性向上については、ロンドンオリンピックで、
CSL(Committee for Sustainable London)という
大会組織委員会に対し持続可能性面での助言・監査を担った組織が、
ロンドン以降の大会運営に向けた提言
Beyond 2012–Outcomes Reportの中で、
工場リストの公開をサプライヤーの契約条件とすることを提案しています。

もちろんすぐの実施は難しいことはCSL自身も認めているのですが、
Adidasのように積極的に取り組む動きも見られるなかで、
2020年の東京大会で標準的な要件となっていくか、注目されます。

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