CSVのドライバー特定と価値計測に取り組むNovo NordiskのBlueprint for Change

2013 / 4 / 18 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

自社と社会の双方にとって
価値を創りだすCSV(共通価値の創造)。

価値創造の主要なドライバーをどう特定し、
創出された価値をどう管理・計測していくのか。

多くの企業が模索をしているこのテーマに取り組んでいるのが、
Novo NordiskのBlueprint for Changeです。

Blueprint for Change cases
http://www.novonordisk.com/sustainability/how-we-manage/blueprints.asp

フィールドリサーチと共通の価値創造の方法論の下、
各地で取り組んでいる実際の事例を、
データをビジュアル化してわかりやすく、
説得力のある形で報告しています。

これまでに
・気候変動
・中国でのChanging Diabetes(糖尿病を変える)
・米国でのCSV
・バングラデシュでのChanging Diabetes
・インドネシアでのChanging Diabetes
の5冊が発行されています。

最新版のインドネシアの報告書では、
同国における糖尿病をめぐる課題を分析し、
注力すべき分野、自社が果たす役割を特定。

治療薬の提供や治療提供者の育成、
各ステークホルダーとの協働に取り組み、
どのような成果がもたらされたかを、
様々な図やグラフを用いて報告しています。

(以下はいずれもChanging Diabetes in Indonesiaより)

患者、医療提供者、社会全体・政府の3つのレイヤーで、
課題とその関係性をを特定するマップ。

医療システムの全体像。
バリューチェーン全体でどのように価値を創造していくかをみる。

影響力の範囲と行使方法の整理。

報告書の内容が映像化もされています。

事業コンテクストや戦略、キードライバー、将来見通しなどの
統合報告の要素も盛り込み、個別の事例に焦点をあて、事例を積み重ねていく。

今後のレポーティングを考えていく上で、
とても参考になる事例です。

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