アフリカでの家畜の疫病対策 カギは携帯電話の普及

2013 / 3 / 7 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

Knowledge is power - driving a hard bargain
photo by DFID – UK Department for International Development

なかなかお伝えできていない
アフリカの動きについて今回はご紹介します。

Mobile phones boosting innovation in Kenya’s livestock sector – UN agency
http://www.un.org/apps/news/story.asp?NewsID=44259&Cr=livestock&Cr1=#.UTfTn1f2b4Z

アフリカでは、インターネットの普及はまだまだですが、
携帯電話が目覚ましい勢いで普及しています。

たとえばケニアでは、
インターネット回線にアクセスがあるのは3人に1人ですが、
携帯電話を持っているのは4人に3人に上ります。

携帯電話の普及により、
情報の伝達スピードとGPSによる地理情報の確認がスムーズになり、
疫病の流行防止措置やワクチン接種などの
家畜の疾病対策が大幅に改善されているそうです。

農家は家畜が病気になると、すぐに獣医に連絡を取ることができ、
また獣医も遠隔でやり取りができることで
対処のスピードと正確性があがり、
位置情報が明確で正確に現場に赴くことができます。

またFAO(国連食糧農業機関)は情報を吸い上げ、
世界レベルでスピーディーに共有できるプラットフォームを
ウェブ上に構築し、最新の状況を把握できるようにしています。


EMPRES-I
http://empres-i.fao.org/eipws3g/

その他にも、家畜のワクチン接種の状況を管理するアプリの開発や、
OxfamやNokiaと連携し、牧畜地域の水資源の状況を
モニターして干ばつを予測する実験にも着手しています。

モバイル技術の普及が畜産農家の生活状況を大きく変えつつあります。

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