「これからの都市における木造・木質建築」 竹中環境シンポジウム

2012 / 9 / 24 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

Timbers
photo by Syahmir

竹中工務店が開催した環境シンポジウム2012に
お誘いをいただき、参加してきました。

テーマは「これからの都市における木造・木質建築」。

有識者による講演と、2009年より毎年実施されている
社内コンペの最終選考の2部構成です。

「竹中環境シンポジウム2012」開催
http://www.takenaka.co.jp/event/2012/09/02/index.html

いわゆる伝統的・慣習的な利用だけでなく、
これからは新しい素材として「木」をとらえていく。

たとえば集合住宅やオフィスビル、
学校や工場、体育館や美術館に使用していくには、
どうしていったらいいか。

燃えない木。柔らかい木。腐らない木。
色んな技術が出てきていて、
中高層建築や耐火木造建築も技術的には可能になっています。

例)耐火集成材「燃エンウッド®」
http://www.takenaka.co.jp/solution/needs/wood/service01/index.html

一方で、現実に普及に取り組もうとすると、
法規制やコストと環境メリットなど、
様々な課題が蓄積しています。

社内コンペで最優秀作品を受賞したのは、
大阪・御堂筋のオフィスビルの上に
地上31mの木造住宅地を建設する「屋上木化」。

この社内コンペ、過去には
「人と人、人と自然の良好な関係を考えた次世代の建築」
「震災に関する提案・提言」
といったテーマで開催されており、毎回100件前後の応募があるとのこと。
どの作品も想像力を刺激されます。

木に対する取り組みはまだ始まったばかりで、
建設業が取り扱うテーマとしてはむずかしさもありますが、
今後の展開に期待したいと思います。

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