欧州グローバル企業におけるCSR情報管理の裏側

2012 / 8 / 16 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

Data Storage Device
photo by BinaryApe

世界各地にいる何千何万社のサプライヤーまでを含めた
サステナビリティ/CSRに関する情報管理を
欧州グローバル企業はどのように行っているのか。

先日、サステナビリティに関する情報管理ソフトウェアを
提供する英国のCredit360にいる知り合いと、
そんな話をする機会がありました。

Credit360は、2002年に設立されて以降、
非財務情報を収集・管理するオンラインのソフトウェアを開発し、
グローバル企業の情報管理を支援しています。

英国のEthical Corporationが発表している
Responsible Business Award Winners 2012
「Best Sustainability Software」を受賞するなど、
評価も高く、最近ではハイネケン(Hieneken)が同社のソフトウェアを導入しています。

こちらがツールの管理画面です。


現場レベルの担当者ごとにアカウントを割り当て、
CDPやGRIなどのガイドラインの項目に沿ってデータの入力を求めます。

入力されたデータは、入れておいた換算式や
出力フォーマットに沿ってアウトプットされます。

マネジャーは出てきたデータを分析し、
戦略を立て、実行・修正するための情報として活用します。
またアウトプットされたデータは
そのままウェブサイトに組み込んでレポートとして活用することも可能です。

ここ5年ほどの間で、欧州企業の中で
サステナビリティ/CSR情報の「マネジメント」に対する
ニーズが急速に高まっているそうです。

法規制の整備がすすめられ、
ガイドラインやランキングでもより高度で複雑な基準が求められるようになり、
特にサプライチェーンの情報管理・マネジメントに対する要求が高まっています。

そのような中、データをただ集めるだけでなく、
膨大な情報をシンプルに収集・管理・分析し戦略に活用するためのツールとして
Credit360のソフトウェアは評判が高く、
フィリップスやマクドナルド、スターバックスなど
100社以上の企業で導入されています。
特に世界各地に多数の支店やサプライヤーを抱える
企業の人気が高いようです。

情報を外部のサーバー上にあるアプリケーションで
管理をすることに抵抗がある企業も多いですが、
より効率的・効果的に情報を取り扱う方法として
検討してみる価値はあるように思います。

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