企業イクオリティ指数2012 LGBTの取組みを評価

2012 / 2 / 3 | 執筆者:koba

企業イクオリティ指数2012(2012 Corporate Equality Index(CEI))というものがあります。

米国のNGO”The Human Rights Campaign”が2011年12月に発表しました。


レポートPDFデータはこちら(英文)

イクオリティ(equality)は、均等、平等の意。

この指数は、米国の大企業を対象に、LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)に関する方針と活動を評価。
638社が参加し、190社が100%のスコアを得ました。
(100%はすべての基準を満たしたことを意味し、この評価はベストプラクティスを広げるためで、取組みが向上するにあたって基準も進化させるとしています。)

この調査による主な発見は次のとおりです。

・81%の企業が、LGBTコミュニティに対するサポート/コミットを公的に打ち出している。
・83%がLGBTの従業員に対してリソースグループや委員会をもっている。
・66%がこのテーマについての研修プログラムや評価方法をもっている。

米国大企業にとってこのテーマが重要であることが伺えます。

この調査は、Human Rights Campaign(人権キャンペーン)という名の機関が行っており、LGTBが人権のテーマの一端となっているようです。
私自身は、大学生の頃、ゲイやレズであることで差別に苦しんでいるアメリカ人の友人を見て、この課題を知り衝撃を受けました。

多様性、LGBTは、サステナビリティの重要な一部だと考えています。

日本企業では、Toyota Motor Salesは100%、Sonyは90%のスコアを得ており、素晴らしいですね。
(米国のGEは80%, エクソンモービルはなんと-25%でした。)

米国の課題、日本企業の取組み、ともにこれからも追っていきます。

詳細ーー

今年度の基準はこちら
http://www.hrc.org/resources/entry/2012-Corporate-Equality-Index-Criteria

(要点)
・雇用機会均等ポリシー
・従業員給付
・組織としてのLGBTコンピテンシー※
具体的には、新卒や上司の訓練(多様性や文化コンピテンシー含む)、トイレやドレスコードについてのガイドライン、計測と評価、従業員同士のサポートグループなど。
・対外的なパブリシティ
具体的にはLGBT層の採用、サプライヤーの選定、マーケティングや広告でのリーチなど。
※コンピテンシーとは、高いレベルの業務成果を生み出す、特徴的な行動特性のこと。

関連レポートとしてLGTBのためのBuyers Guideも。
http://www.hrc.org/files/assets/resources/2012_BuyersGuide.pdf

このエントリーをはてなブックマークに追加