100万人以上が預金先を変更 米国Bank Transfer Day運動のインパクト

2012 / 2 / 7 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

Bank Transfer Day #OccupySilverCity
photo by derekmarkham

昨年秋に米国で発生したOccupy Wall Streetのムーブメントは
世界中の注目を集めましたが、
同時期にスタートしたBank Transfer Dayという
運動をご存知でしょうか。

Bank Transfer Day
https://www.facebook.com/Nov.Fifth?sk=info

昨年11月2日に立ちあがったこの運動。
大手商業銀行の口座を解約し、地方銀行・信用組合に
預金を移すことを訴えています。

きっかけはバンク・オフ・アメリカが
預金口座金額2万ドル未満の顧客を対象に、
デビットカード利用者に月額5ドルの手数料を課すと発表したこと。
労働者の生活を圧迫することになるとして、反発した市民により運動が発生しました。
(同社はその後、発表を撤回)

この動きと連動して、信用組合も
新規口座開設のキャンペーンを行うなどし、運動は拡大。

開始後1カ月で100万人が預金先を変更したとされ、
各地の信用組合も新規口座開設が80~100%以上
増加したと発表しています。

Javelin Strategy & Researchというリサーチ会社が
最近発表したデータでも、その動きは裏付けられています。
過去3ヶ月で560万人が預金先を変更し、
内11%にあたる61万人がBank Transfer Dayに賛同して行ったとのこと。

1人1人の預金額は小さくても、これだけの人数が集まると
無視できない数字です。
今後運動がどのような展開を見せるか、注目していきたいです。

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