Novo Nordisk 医薬品の品質テストのための動物実験廃止を宣言

2012 / 1 / 4 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

Nibbler Looks Out of the Travel Cage
photo by bclinesmith

先月末、ノヴォ・ノルディスク(Novo Nordisk)が
品質テストのための動物実験の廃止を宣言しました。

Novo Nordisk reaches a milestone in animal testing
http://novonordisk.com/press/sea/sea.asp?sNewsTypeGUID=&lMonth=&lYear=&sLanguageCode=&sSearchText=&fb=7252&cat=on&sShowNewsItemGUID=9f2a97f6-c97c-4a78-957e-9515a83bec0a&sShowLanguageCode=en-GB

化粧品業界・医薬品業界における動物実験の廃止は、
長らく議論になっているテーマです。

同社は動物実験の3R(Reduce-削減、Refine-改善、Replace-代替)にコミットし、
10年前からタスクフォースを組んで
動物実験の削減に取り組んできました。

実験動物の数は90年代には13000匹を超えていましたが、
2000年には2078匹、2010年には772匹、
そして2011年11月28日の最後の実験以降は、
品質テストにおいて動物実験を行わないと宣言しています。

これまでの歩みと現在の課題がこちらの映像にまとめられています。

品質テストについては、政府の規制で
動物実験の実施が求められています。

培養細胞やコンピューターシミュレーションなどの
動物実験に替わる代替手段の開発はもちろんのこと、
それらの信頼性を認めてもらうために
200を超える国・地方政府と交渉を行ったきたそうです。

一方で、医薬品の研究・開発のための
動物実験については、当座は代替手段が存在せず、
行わざるを得ないこと、その中でも
実験動物の環境改善に取り組むことを述べており、
真摯な姿勢に好感が持てます。

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