インドと南アの低所得者層3000万人に銀行サービスを提供 Business Call to Action参加企業

2012 / 1 / 5 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

India J&K Ladhak : Leh : Modern Times : Waiting for ATM
photo by Miran Rijavec

ミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向け、
企業のビジネスベースでの参画を促すイニシアチブ
「Business Call to Action(ビジネス行動要請)」。

これに参加するインドのATMメーカーVortex Engineeringと
南アフリカの金融会社WIZZIT Bankが、
両国の低所得者層を対象に銀行サービスを開始することを
発表しました。

30 M Rural Poor in India and South Africa to Benefit from Banking Services
http://www.businesscalltoaction.org/news-highlights/2011/12/30-m-rural-poor-in-india-and-south-africa-to-benefit-from-banking-services/

Business Call to Actionとは、2008年に
UNDPやドイツやオーストラリア政府が主体となって
始まったイニシアチブです。

民間セクターに対し、低所得者層を対象とした
インクルージブ・ビジネス(BOPビジネス)の提供を促し、
MDGs達成に向けての動きを加速することを目的としています。

Business Call to Action
http://www.businesscalltoaction.org/

世界銀行の調査によると、インドや南アフリカでは、
成人の半数以上が正式な銀行サービスにアクセスできないそうです。

Vortex Engineeringは、インド各地の銀行との連携の下、
読み書き能力が低くても利用でき、使用電力を
従来の10%に抑えた太陽光発電式ATMを
各地に1万台設置。

2015年までに、収入が1日当たり1~4ドルの
低所得層3000万人に銀行サービスへのアクセスを提供します。

南アフリカのWIZZIT Bankは、
1万人に個人ローンを提供するほか、
携帯電話や代理店ネットワークを利用して、2015年までに
340以上の中・小規模企業、3000以上の零細企業家にローンを提供します。

日本からはなかなか見えないアジアやアフリカでの動きを
今後も追っていきたいと思います。

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