パタゴニア 持続可能な法的資格「Benetfit Corporation」を取得

2012 / 1 / 18 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

アウトドアブランドのパタゴニアが
カリフォルニア州の新しい法的資格
「Benefit Corporation」を取得したという記事を見ました。

「Benefit Corporation」というワード、これまで聞いたことがなかったのですが、
これまでの企業ともNPOとも異なる、
サステナビリティに関する新しい資格で、
メリーランド州やハワイ州など米国各州で法整備が進められています。

従来の会社法では、企業に対して財務価値を最大化することを求めているのですが、
Benefit Corporationは環境面、社会面を含めた価値創出が求められます。

カリフォルニア州の場合、
既存の会社法の下に設立された企業が
自主的に申請する制度として設計され、取得を目指す企業には

・企業のミッションとして環境面、社会面の価値を創出する
・株主だけでなく従業員や地域、環境に対する義務を再定義する
・毎年情報開示をし、第三者の監査を受ける

ことなどが求められています。

AB361
http://www.leginfo.ca.gov/cgi-bin/postquery?bill_number=ab_361&sess=CUR&house=B&author=huffman

Benefit Corporationとは別に、
NPO B Labsが独自に行っている「B Corp」という認証制度もあります。

こちらはアセスメントによって企業が持続可能なビジネスを行っているものをNPOが認証するもので、
現在60業種500社以上の企業がB Corpとして登録されており、
合計売上は290億ドル規模に達しているようです。
http://www.bcorporation.net/

社会的な制度設計、法的な枠組みによる後押しによって
企業のサステナビリティに対する取り組みが大きく進んでいくことが期待されます。

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