Stockholm Water Award ビジネス部門はネスレ

2011 / 9 / 1 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

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photo by CIAT International Center for Tropical Agriculture

毎年スウェーデンに世界中の専門家や企業、政策決定者が集い
水をテーマに話し合うWorld Water Weekが
今年も8月21~27日の日程で開催されました。

期間中、水問題に貢献した人々を表彰する
Stockholm Water Prize が発表されます。

今年のビジネス部門を受賞したのは、ネスレ。

Stockholm Industry Water Award
http://www.siwi.org/stockholmindustrywateraward

世界の水利用の70%近くは農業用といわれています。

3つの注力分野の1つに「水資源」を掲げている同社は、
1000人以上の農業・水の専門家を雇い、
サプライチェーンの上流に位置する
農家の水利用の効率化や生産力の向上、
水質汚染の減少に取り組んでいます。

2009~2010年の1年間に、30万人の農家に
専門的なトレーニングと技術サポートを提供。
過去10年間で合計取水量を30%減らしてきました。

これまでの受賞企業をみてみると、いずれも水道や
水浄化に直接関わる企業が選定されてきました。

2010年・・・Phnom Penh Water(カンボジア、水道)
2009年・・・Trojan Technologies(カナダ、水浄化)
2008年・・・Orange County(米国、水浄化)
2007年・・・PUB Singapore(シンガポール、水道)
2006年・・・The Sydney Water Corporation(オーストラリア、水道)
2005年・・・P&G(米国、浄化剤PUR)

サプライチェーンにおける水問題に積極的に取り組む
ネスレが受賞したことで、今後ますます
水を大量に使う企業に対する注目が高まっていきそうです。

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