豪華メンバーが顔をそろえるネスレのCSV委員会

2011 / 8 / 4 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

SHARE Conference, Belgrade, Serbia, April 7-9, 2011
photo by Threat to Democracy

CSV。Creating Shared Values。

ポーター教授が掲げる、
CSRの概念にかわる新しいコンセプトです。

今年初めにハーバード・ビジネスレビューに掲載され、
日本でも春先から話題になり始めました。

CSRからCSVへ ポーターで考える新しい経営
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110530/220295/

CSVの概念をいち早く取り入れているのが、
スイスのグローバルメーカーのNestle(ネスレ)です。

ネスレではCSVを「共通価値の創造」と訳し、

株主にとって長期的な価値を創造するためには、
社会にとっても価値のあるものを創造しなくてはならない。

として、事業を展開する上での基本的な考え方と位置付けています。

ネスレの共通価値の創造
http://www.nestle.co.jp/CSV/CreatingSharedValueAtNestle/Pages/CreatingSharedValue.aspx

1.株主の利益と社会の利益とが相交わり
2.双方にとって最適な価値創造が実現できる注力分野を特定
3.共通価値を創造する潜在性を最大限に有しているその分野に
優れた人材と資本の両方の資源を投入し、
関係するステークホルダーと協働することに努める

というステップで、
「栄養」
「水資源」
「農業・地域開発」
を3つの主要テーマとして取り組んでいます。

年2回開かれる諮問委員会のメンバーには、
マイケル・E・ポーター教授やジェフリー・D・サックス教授、
ジョン・エレキントン氏など豪華メンバーがずらり。

CSVのモデルケースの1つとして、注目されます。

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