食の砂漠を救え Kraftの移動型ファーマーズマーケット

2011 / 7 / 14 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

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photo by ccstbp

近年各地で大きな問題となっているfood deserts(食の砂漠)。

米国では6人に1人が食へのアクセスが不安定な状態にあり、
4年前と比べて緊急食料支援が必要な人の数が46%増加しています。

「食の砂漠」とは、社会格差の拡大や都市構造の変化により、
生鮮食料品の供給体制が崩壊し、
社会的弱者層に健康被害が発生する社会問題です。

日本では高齢化により、中山間集落や住宅団地の問題が深刻化しています。

そのような問題に対処するため、
米国の食料・飲料会社クラフトフーズは、
低所得者層に食料を支援するFeeding Americaと協力し、
移動型ファーマーズマーケットプログラムを展開しています。

過去2年の取り組みで、
約15000トンの食料を低所得者層に提供。

今回新たに10台のトラックを配備し、
供給能力を新たに400トンの増強します。

“farmers’-markets-on-wheels”と呼ばれるこのトラックでは、
果物や野菜、乳製品など栄養価が高い食料を積んで
低所得者層のいる地域に出向いて
食料を提供しています。

対象となる層の居住地や購買能力、生活習慣によって
求められる支援は異なってきますが、
日本においても参考になる取り組みです。

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