企業の寄付動向 金融危機以前にまで回復

2011 / 6 / 22 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

企業による寄付活動を奨励する世界のCEOによる組織
Committee Encouraging Corporate Philanthropy(CECP)が
企業による寄付動向についてまとめた報告書を発表しました。

COMPANIES REPORT INCREASED PHILANTHROPIC GIVING IN 2010
http://www.corporatephilanthropy.org/pdfs/press/cecppr/June2011_CGS_Press_Release.pdf

Fortune500にランクインしている63社を含む
世界184社を対象に調査を実施。
全社の寄付総額は資金・製品による寄付を含め
150億$以上にのぼります。

それによると、

・65%の企業が2010年度は前年に比べ寄付額が増加、
内40%は10%以上増加

・製薬、金融、IT業界などが増加を牽引、
日用品や一般消費財は減少傾向

・53%が金融危機に突入する2007年以前よりも寄付額が増加

・その内訳をみると、1/4の企業が
25%以上寄付額を増加させたのに対し、
21%は依然寄付額が25%以下の減少傾向にあり、
回復傾向が鮮明にわかれる

寄付額が増加した理由としては
企業パフォーマンスの向上が最も多く、その他では

・ハイチ地震やパキスタンの洪水など2010年に多発した自然災害への支援
・重点的に取り組むプログラムや戦略的エリアへの投資の拡大
・M&Gによる規模の拡大

といった点が挙げられています。

CECPについてはこちら。

日本では、日本の寄付市場にまとめた寄付白書が
昨年初めて発行されました。
第2弾「寄付白書 Giving Japan 2011」の発行パートナーを
こちらで募集しています。
http://jfra.jp/givingjapan/

このエントリーをはてなブックマークに追加

Sustainability Frontline もっと学びたい方へ

この記事で取り上げたテーマについてより詳しく知りたいという方は下記よりご連絡ください。より詳しい内容理解 / 勉強会でのライトニングトーク / 社内セミナーでの話題提供など、一緒に学びを深める機会を作っていきたいと思います。

お名前
メールアドレス
企業名、団体名
詳しく知りたい内容など

プライバシーポリシーに同意する