途上国の女性に対する投資の効果は?

2011 / 5 / 10 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

Empowerment
photo by Lincolnian (Brian) – BUSY

女性への投資がどのようにビジネスや地域の持続可能性につながるか。

世界的なCSRコンサルティング会社のBusiness for Social Responsibilityが、
「女性と持続可能性」をテーマとした調査結果を発表しました。

BSR Launches Toolkit for Global Business to Invest in Women
http://www.bsr.org/pdfs/press-releases/PR_Women_and_Sustainability_2011_04_27.final1.pdf

対象は途上国で事業を営むグローバル企業。
女性の経済的なエンパワメントや
健康、責任ある雇用に投資をする上での
ツールキットを提供しています。

●女性の経済的なエンパワメント
能力開発や金融リテラシー向上、
銀行サービスへのアクセスなど。
事業や健全な地域社会が持続する市場を
創造・支持する戦略的手段となる。

●健康
医療サービスや健康教育へのよりよいアクセスの提供など。
これにより、女性はより積極的に労働力を担い、
場合によっては3倍もの費用対効果も。

●責任ある雇用
技能開発の促進や手当て拡大など。
女性の離職率低下や入社希望者の増加につながる。

事例として、

・ジョンソン・エンド・ジョンソン
妊娠した女性への健康情報・教育の提供によって新しい市場での顧客層を拡大

・アディダス
女性従業員に対してリプロダクティブ・ヘルス
(妊娠・出産などの性と生殖に関する権利)に関する情報を提供し、
欠勤率の低下や生産性の向上などを実現。

などが取り上げられています。

投資に対する効果が明確になってくると、
ダイバーシティの取り組みも一層進むことが期待されます。

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