中国NGO訪問レポート第5弾 WTO Tribune

2010 / 8 / 3 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

WTO Tribuneとは、WTO・経済・CSRをテーマとした専門誌です。

WTO Tribune (WTO経済導刊)
http://www.wtoguide.net/

雑誌名にもあるように、2001年の中国WTO加盟に伴い、
WTOに関する情報を発信する専門雑誌として2002年に創刊されました。

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その後欧米との貿易が活発化していく中で、
中国企業もSA8000認証をはじめとする労働基準・環境基準への対応が
必要となるにつれ、CSRのテーマにも取り組むようになったそうです。

現在では3万~5万部が発行され、
政府関係者や企業が主な読者です。

WTO Tribuneは単なる雑誌としての側面だけでなく、
リサーチ機能、コンサルティング機能も有し、
CSRの普及啓発や企業へのアドバイスを積極的に行っています。

CBCC(公益社団法人 企業市民協議会)で日本を訪問し、
経団連と交互に会議を開催するなど、日本とも接点があります。

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WTO Tribuneが掲げるCSRのコンセプトが
“Corporate Responsible Competitiveness” =責任ある競争力。

企業が本来持っている強みを生かしたCSRを実践し、
それによってまた競争力を高める。
さらにエリアの概念を加えて、国レベル・地域レベルでの強みの発揮を考えていく。

そのような考え方を普及すべく、各種のセミナー・トレーニングや
Golden Bee賞といった表彰による企業の後押しを行っています。

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中国政府は2011年末までに、政治関係以外の新聞・雑誌・出版を
全て企業化する方針を発表しています。

WTO Tribuneも元々は政治色が強いメディアでしたが、
今後は独立した組織として多様な活動を展開していくことが想定されます。
中国でCSRを考える上での重要なプレーヤーです。

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アイスを食べながら待合室にて・・・

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