生態系への「直接的影響」と「間接的影響」

2009 / 6 / 5 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

GRIが2007年に発行した、生物多様性参考文書があります。
GRI_biodiversity.jpg
「生物多様性-持続可能性報告のためのGRI参考文書」
http://www.globalreporting.org/NR/rdonlyres/822107C6-92D4-4CC5-A7AB-6AEF4D6A8D12/0/BIODIVERSITYJP_080424.pdf

日本語訳が2008年4月に発行されました。

生態系サービスの価値や、生物多様性と組織との関係性、
GRIの持続可能性報告ガイドライン指標との関係などが
わかりやすく概説されています。

「食料、淡水、木材や繊維、医薬品、土地生産力、気候の調節、
建設資材、科学技術の進歩のための創造的刺激、
遺伝子資源、洪水の調節、レクレーション機能など、
これらの生態系サービスをひとつも利用していない組織はない」

レポートの中での指摘です。

まずは自社の活動が影響を及ぼす範囲を特定すること、
全てはそこから始まります。

生物多様性への影響には、
組織の直接の活動による「直接的影響」と、
サプライチェーンによる「間接的影響」があります。

間接的影響の中にも、サプライチェーンの活動が
「引き金」となって生じる影響もあります。
たとえば、

伐採した木材を輸送するために林道を建設

労働者を未開発の地域に移住させることを促進

道沿いに商業開発が進む

周辺の生態系に影響

といったケースがレポートでは挙げられています。

直接的影響、間接的影響の把握がともに重要になります。

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