資源、先住民族とCSR~川下での取り組み~

2007 / 11 / 2 | 執筆者:野澤 健 Takeshi Nozawa

資源、先住民族とCSRの関係について、
今度は川下の企業の視点から考えてみたいと思います。

自然との接点がある川上の企業の領域で問題が置きやすいのはその通りなのですが、
川上の企業だけが考慮すればいい問題かというとそうではなく、
川下にいるメーカーも同様に取り組むべきテーマであるでしょう。

ノキア、エリクソン、ボーダフォンなどの世界的な携帯会社は
コンゴで問題ある形で採掘されたタンタル鉱石の購買を禁止しました。
「多国籍企業のサプライチェーンとCSR 」
www.jil.go.jp/event/symposium/sokuho/documents/050324/suzuki.pdf

IT大手各社は2004年にEICC(共通調達基準)をまとめました。
Adobe, APPLE, Dell, IBM, Microsoft, SONYなどが参加しています。
http://www.eicc.info/

また、三菱商事は事業先に対する社会性項目調査で、
先住民の人権尊重を質問しています。
http://www.mitsubishicorp.com/jp/csr/data/csrp.html

これからは川上、川下問わず、
先住民の権利に配慮した資源調達が必要になるでしょう。

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