フィンランドの起業精神とは?fromフィンランド

2013 / 6 / 13 | 執筆者:EcoNetworks

起業家が育ちやすい環境が整っているフィンランド。
今回は、起業する国民自身の考え方に焦点を当ててみたいと思います。

そもそもなぜ起業したいのか?
なぜそこまで起業にこだわるのか?
起業させるモチベーションは何か?

その答えは、”Laziness”。

え? 「怠惰」ですか?
日本人にはちょっと否定的に考えられやすい「怠け」ですか?

実はこれは「怠惰」の意味で捉えるのではなく、
“Inactivity resulting from a dislike of work”
夫の言葉を借りると
「嫌いな仕事をいくらやっても結果や成果がついてこない。
 それを改良し効率を図るために常に新しいことを考え創り出す」。

この「常に新しいことを考え創り出す」は「人生を心から楽しむこと」と同じ。
結果が出ないことばかりやって時間だけが過ぎるなんて人生を無駄に生きていること。

だったら自分で新しいことを創り、結果を出し仕事を楽しむ。

もちろん好きな仕事に対しても同じ。
現状に満足することなく、
より効率の良い方法や新しいビジネスモデルなどがあれば
それを生み出していく。

かの有名な「Nokia」や
「Rovio Entertainment(=アングリーバード・ゲームの会社)」も
この起業家精神の基に創立され、成功したフィンランドの代表的な企業です。

これが、彼ら「スオミ(Suomi = 彼らの自称)」の精神です。

日本のイノベーションの考え方もこれに近似してきてはいますが、
「人生を楽しむため」という部分が少し足りないような気がするのは、
私だけでしょうか。

(藤原斗希子@フィンランド)

*本コラムは、エコネットワークスが毎月発行するニュースレターの
「サステナブルワークスタイル・コラム」から転載しています。
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