デスクワークとランニングのステキな関係

2018 / 6 / 22 | 執筆者:Yukiko Mizuno


Photo by chico945

私は、翻訳者です。いったん作業を始めると、何時間もパソコンの前に座りっぱなしになります。自宅で仕事をするので、通勤で歩くこともありません。もう7年前になりますが、こちらのブログで「ずっと座ってると体に悪いよ」というインフォグラフィックをご紹介しています。1日6時間以上座り続けると15年以内に死亡する確率が40%高まるそうです。

運動不足を何とかしなくてはと思っていた時に、友人がホノルルマラソンを完走したことを知り、少し走ってみようかなという気になりました。いきなりは走れないので、まずは5分のウォーキングから……。それが3年前の冬でした。

春、夏が過ぎ、秋になる頃には、休まず小一時間走ることができるようになり、1年後の冬に市民マラソン大会で10キロを走りました。もしかしたら20キロも行けるかも……という気になり、翌年はハーフマラソン(約21キロ)に挑戦。さらに1年後の昨年12月には、フルマラソンを完走しました。3年前には考えもしなかったことです。ランニングは私の生活に欠かせない、大切な時間になりました。

まず、実感として体調がよくなりました。
原文や資料と向き合って訳語をあれこれ考えていると、体は使わなくてもエネルギーを消費するようで、甘い物が食べたくなります。ついつい間食をしますが、代謝がよくなったのか、ありがたいことに体重は変わりません。公園で子供たちを追いかけ回してもすぐに息が切れなくなったのも、うれしい変化です。ランニングは姿勢が大事なので、日常生活でも姿勢に気をつけるようになりました。

走っている時間は、一人で自由に使える時間です。
頭の中を真っ白にしてリフレッシュすることもあれば、景色を眺めて季節の移り変わりを楽しむこともあります。翻訳ブログのトピックや訳語を考えながら走ると、ふと妙案が浮かぶこともあります。

自分の意識をより広い社会に向けることにも役立っています。
昨年、地元のランニングスクールに入り、走るのが好きな仲間に出会いました。医療関係者に、学校の先生、自治体職員、その他いろいろな職業の人たちで、年齢もさまざま。ランニングは一人で走るスポーツですが、仲間がいると楽しみが広がります。同業者との交流とはまた違う、新鮮な刺激を受けています。

このようにいろいろなメリットがありますが、何よりもまず走ること自体が楽しく、走り終えたときに気持ちがいいから、続けられるのだと思います。生活にメリハリができて、仕事に向かう頭もスッキリします。毎日と思うと負担になりますが、週に2~3回のゆるめのペースだと無理がありません。

翻訳の仕事も、マラソンも、体力が必要です。年を重ねても、元気に仕事を続けて、マラソンの大会にも出られるといいな――そんな長期目標も、走る意欲を高めてくれます。

お仕事がデスクワークの皆さん、試しに明日の朝、少しだけ早く起きて、5分間、ウォーキングをしてみませんか? 何かうれしい変化が感じられるかもしれません。ひょっとすると、3年後にはフルマラソンを走っているかもしれません(笑)

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