ここまでやれば残業はなくなる

2015 / 11 / 16 | 執筆者:EcoNetworks

「残業するなら税金を払ってもらいます」

ちょうど社内で長時間労働や残業について議論していたこともあり、
帯に魅かれて手に取ったのがこの本。

その名も「残業税」。

法定労働時間を超える時間外労働について
支払われる割増賃金。

このうちの2割が時間外労働税として
労使折半で徴税されるのが「残業税」です。

さらに残業時間が増えると税率はアップし、
月80時間以上の時間外労働ではなんと8割。
(これではどんなに長時間労働しても報われません…)

またサービス残業の場合、労働者への残業代だけでなく
残業税も支払われない状態になるため、
「サービス残業は脱税」となり罪に問われます。

労働者の健康を守るために導入された残業税。
実際に残業時間は減り、残業していた分を新規雇用で補うことにより
失業率も改善して。。。

と、ここまで徹底的にやらないと、残業はなくならないのか…
と衝撃と納得でした。

(実際にはそれでもサービス残業はなくならず、
残業代の脱税を取り締まる「マルザ」の残業税務調査官と
労働者を守る労働基準監督官のコンビが
脱税企業と対決する、というストーリーです)

本当に働き方を変えようと思ったら、
徹底的にやらないとダメ。
「残業は悪」であるという考え方を浸透させる。

元トリンプの社長で19期連続増収増益を果たしながら
残業ゼロを達成した吉越浩一郎さんの言葉です。

・残業をしたらその原因と改善策を徹底的に議論させ報告させる
・部門の賞与原資から残業した分だけマイナスする

など、「もう残業なんてしたくない!」と思わせるような施策を
次々と導入し、残業に対する認識を変えていったそうです。

私も残業は「ルール違反」だと思います。
(といいつつ、結構やってしまっていますが。。。)

サッカーは90分。野球は9回まで。
同様にビジネスにおけるルールの1つが「労働時間」としたら、
延々と時間を使って仕事をするのはフェアではありません。
共通のルールのなかで戦うべきです。

実際には私自身も試行錯誤中で、
できていること、できていないことありますが、

「仕事をする」ということにおいては、
既定の時間内に一定(以上)の成果をあげる。

そんな働き方にしっかり取り組んでいこうと気持ちを新たにしました。

(野澤健@千葉)

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