仕事より家族が優先なメキシコ人fromメキシコ

2014 / 4 / 9 | 執筆者:EcoNetworks

国内の所得格差が大きく、
世界で最も不平等といわれるラテンアメリカ諸国。
メキシコももちろん例外ではありません。

カルロス・スリムが長者番付世界一に輝く一方、
国民の半数近くは、低収入のため生活に必要な物資を
十分に得ることができません。
2010年の統計によると、高所得者層が国民全体のわずか1.7%なのに対し、
国民の46.2%が貧困層で、うち10.4%が最貧困層に属します。

そんな経済格差が激しいメキシコで、
メキシコ人の仕事観を一つにまとめるのは不可能といえます。
ただし一つだけ、どの社会経済階級にも共通する点があります。

それは、「家族優先」の精神です。

大多数のメキシコ人にとって、
仕事はあくまでも家族を養うために必要不可欠な経済活動であり、
多くの人が家族との時間を非常に大切にします。
週末は、家族や親戚が大勢集い、昼食を楽しむのが伝統的な過ごし方です。
また、誕生日や記念日には、
親戚や友人を集めての食事会やパーティーが頻繁に行われます。

どの社会経済階級の人も、親戚を含めた家族間のふれ合いを大事にし、
それぞれの予算に見合った楽しみ方をする。

それがメキシコ流なのかもしれません。

(岩田弥生@メキシコ)

*本コラムは、エコネットワークスが毎月発行するニュースレターの
「サステナブルワークスタイル・コラム」から転載しています。
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