「生態系の原則に沿った経済」を考える

2009 / 4 / 23 | 執筆者:EcoNetworks

【第1弾】

「生態系の原則に沿った経済」を考える

<サマリー>
●生態系と経済の関係を明らかにする研究が進んでいます。

●「地球一個分でやりくりする経済」「生態系サービスへの支払い」という考え方に基づいて、仕組みやツールが開発されています。

●国、地域自治体、企業、NGO、個人など、様々なレベルで生態系の原則に沿った経済をつくる動きが始まっています。

<1.はじめに>

皆さまの生活の中で、生態系が昔に比べ変わってきている。そんな感覚をお持ちになったことはありませんか?
・雪が昔より降らなくなっている。
・入学式より前に桜が散ってしまった。
・川から生き物がいなくなった。

産業革命以降に人類が形成してきた近代産業システム=経済。
内燃機関の発明をきっかけに、私たちの自然資本を利用する力は飛躍的に高まっていきました。
人口やエネルギーや資源の消費もそれと同時に急増しました。今や私たちは市場を通してほぼどんなものでも買うことができます。
数えきれない人が貧困から身を起こして「豊かに」なりました。

これまでの経済は、人類の創造力を引き出す素晴らしい装置だったといえるでしょう。
ところが、私たちはどこからか、循環やバランスといった「生態系の原則」(=地球の掟)を大きく踏み外してしまったようなのです。

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※レポートはこちらよりダウンロードできます。

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