小利大安
2008年04月30日 |
先週の週末、富士山のふもとにある暮らしの共同体
「木の葉ファミリー」を訪問してきました。
必ずしも血縁のない48人が大家族として生活をしています。
有機農業をし、塩と砂糖をのぞく食の99%を自給しているという、
とてもめずらしいコミュニティです。そこでとれた野菜やお米を
販売もしていて、一つの経済共同体として機能しています。
自分たちで大地に根をはり
食を自給している暮らしの豊かさ、強さを感じました。
以前訪問した、埼玉県小川町の金子美登さんの
有機農場を訪問したときも、同じようなものを感じました。
金子さんは、「小利大安」ということをおっしゃっています。
つまり、金銭的な利益は必ずしも大きくなくても、大きな安心がある生活。
私はよく、「いくら稼げば、満足なのだろう」ということを考えます。
個人としては年収がいくらあれば、満足できるのか。
国や自治体は、GDPがいくらあれば、満足できるのか。
年収やGDPが多ければ多いほど、安心なのか。
何をもって、安心とするのか。
食の不安、年金の不安などが大きなテーマとなっているなか、
この言葉に考えるヒントがあるような気がしています。
