気候変動対策 曲がり角に
2008年02月01日 |
「日本の温暖化対策、先進国で最低レベル(19日産経)」
というニュース。
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080119/env0801191814001-n1.htm
========(以下、引用始まり)
日本の温暖化対策の進捗状況は先進国の中で最下位、世界の排出量上
位70カ国の中でも61位と最低レベルにあるとの評価を世界銀行が19日までにま
とめた。・・・(中略)・・・
GDP当たりのエネルギー使用量も、米国やドイツ、中国、インドなど49カ国が改
善している一方で、日本は悪化。総合評価は先進国中最低で、中国やインドよりも下
だった。
先進国中のトップはデンマークで、以下、ドイツ、スウェーデン、英国の順。ス
ウェーデンやデンマークはGDPを増やしつつ、CO2排出量を減らすことに成功し
ており、温暖化対策が経済成長の足かせにならないことを示した。
=============引用終わり
日本の温暖化対策は曲がり角に来ている。
私が参加しているJFS指標プロジェクトでも、
気候変動対策は(厳しすぎるようですが)ゼロ点という評価。
http://japan.visiblestrategies.com/
財界はどう読むか。
参考までに、もとのレポートはこちら。
Growth and CO2 Emissions:
How do Different Countries Fare?
Environment Department
The World Bank
http://siteresources.worldbank.org/INTCC/214574-1192124923600/21511758/CO2DecompositionfinalOct2007.pdf
○日本の温暖化対策、先進国で最低レベル 19日産経
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080119/env0801191814001-n1.htm
日本の温暖化対策の進捗(しんちょく)状況は先進国の中で最下位、世界の排出量上
位70カ国の中でも61位と最低レベルにあるとの評価を世界銀行が19日までにま
とめた。
1990年代後半からの電力自由化などによって、価格が安いが二酸化炭素(CO
2)を多く排出する石炭の利用を増やしてきたことが低評価の最大要因となった。
日本はエネルギーの使用効率が世界でトップレベルとされるが、各国の効率アップで
その優位性が薄れてきた上、風力などの自然エネルギーの利用拡大も進んでいない。
石炭への依存傾向も2006年度の使用量が前年度比1.2%増と変わっておらず、
政府は今後、電力などのエネルギー供給体制を中心に抜本的な対策の見直しを迫られ
そうだ。
世銀は、1994年から04年にかけての各国の(1)エネルギー利用量に占める化
石燃料の割合(2)化石燃料中の石炭、石油、天然ガスの構成比(3)国内総生産
(GDP)当たりのエネルギー使用量(4)1人当たりGDP(5)人口-の5つに
ついて、CO2排出量の増減との関連などを数値化して評価、順位を付けた。
分析では、日本はGDPや人口の伸びから予想される以上にCO2排出量が増加して
いることが判明。
70カ国中56カ国が石炭よりも排出量が少ない天然ガスや石油への転換を進める中
で、日本は逆に石炭の利用が増えた結果、約4200万トン排出量が増えていた。
GDP当たりのエネルギー使用量も、米国やドイツ、中国、インドなど49カ国が改
善している一方で、日本は悪化。総合評価は先進国中最低で、中国やインドよりも下
だった。
先進国中のトップはデンマークで、以下、ドイツ、スウェーデン、英国の順。ス
ウェーデンやデンマークはGDPを増やしつつ、CO2排出量を減らすことに成功し
ており、温暖化対策が経済成長の足かせにならないことを示した。
