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2008年02月25日

炭素本位制

先日、ある大手電機会社の環境経営について
お話を伺う機会がありました。

その会社は数万人いる
「社員全員の温暖化に関する意識と行動の向上」を
めざして毎年評価調査をするなど、
その徹底ぶりが同業他社に比べても
際立っています。

あえて、「取組みにはコストもかかると思いますが、
ここまでやる理由は何ですか?」と聞いてみました。

幹部の方がおっしゃったこと。

「これからは、「炭素本位制」の時代が来ると思います。
お金はどんどん刷れても、出せる(二酸化)炭素の量は決まっている。
経済も会社も、決められた炭素量の中でうまくまわさなくては
いけなくなるでしょう。」

「今やっていることは、その中でも会社が生き残っていくための
準備なのです。」

いや、慧眼だな~と思いました。

投稿者 econetworks : 06:22 | コメント (0)

2008年02月19日

3/10 「持続可能性とLCA」講演会・パネルディスカッションのご案内

みなさま、

今日は今度参加させていただく
イベントのご案内です。

「持続可能性とLCA」講演会

私は以下の時間帯で
お話をさせていただくことになりました。


13:35~14:15 持続可能社会の指標と世界から見た日本の持続可能性
Japan for Sustainability 小林一紀 氏

15:45~16:55 パネルディスカッション
司会:(独)国立環境研究所 循環型社会形成推進・廃棄物研究センター
森口祐一 センター長
パネラー:Japan for Sustainability 小林一紀 氏
東京大学 堀江英明 准教授
日本大学 根本志保子 専任講師

ご関心のある方、ぜひ当日お会いできればと
思います。

==================
「持続可能性とLCA」講演会(案)

日 時: 2008 年3 月10 日(月)10:00~17:00
場 所: 東京大学本郷キャンパス 山上会館 2階 大会議室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html

東京都文京区本郷7-3-1
TEL 03-3812-2111(代表)
東京メトロ丸の内線『本郷三丁目駅』より徒歩8 分
都営地下鉄大江戸線『本郷三丁目駅』より徒歩6 分
東京メトロ千代田線『湯島駅』又は『根津駅』より徒歩8 分
東京メトロ南北線『東大前駅』徒歩1 分

主 催: 日本LCA学会、LCA日本フォーラム、(社)産業環境管理協会
参加費: 無料(予定)
定 員: 100 名(定員になり次第、締め切らせていただきます)

プログラム:
司会:高橋 淳(東京大学)/松本 亨(北九州市立大学)/井口 忠男(LCA 日本フォー
ラム)

10:00-10:05 あいさつ
10:05-10:35 中小企業におけるLCA 導入の重要性
(社)産業環境管理協会 LCA 開発推進室 室長 壁谷武久
10:35-11:00 中小企業を対象としたDfE・LCA 導入の進め方
(財)東海技術センター 調査技術部 次長 高橋孝廣
11:00-11:20 中小・中堅企業におけるLCA 導入事例 -スプレー部品のLCA-
(株)三谷バルブ 開発課ポンプ開発係 係長 菅野博史
11:20-11:40 中小・中堅企業におけるLCA 導入事例
(調整中)
11:40-12:00 中小・中堅企業におけるLCA 導入事例
(調整中)

12:00~13:30 <休憩>

13:30~13:35 挨拶(日本LCA 学会理事・企画委員長)
日本電気(株) 宮本重幸
13:35~14:15 持続可能社会の指標と世界から見た日本の持続可能性
Japan for Sustainability 小林一紀 氏
14:15~14:55 交通の持続可能性
東京大学 堀江英明 准教授
14:55~15:35 食の持続可能性
日本大学 根本志保子 専任講師
15:35~15:45 <休憩>

15:45~16:55 パネルディスカッション
司会:(独)国立環境研究所 循環型社会形成推進・廃棄物研究センター
森口祐一 センター長
パネラー:Japan for Sustainability 小林一紀 氏
東京大学 堀江英明 准教授
日本大学 根本志保子 専任講師
16:55~17:00 閉会挨拶

投稿者 econetworks : 04:28 | コメント (0)

2008年02月08日

手ごたえ経済

先日新聞を読んでいると、
とても気になる言葉と出会いました。

それは「手ごたえ経済」。

以下、朝日新聞 経済気象台(2月2日)からの引用。

==============
急激な社会の進歩はそれまでの私たちの生活の不便さや非効率さを
次々に解消した。しかし家事や仕事のスピードは上がり、暮らしが
楽になった反面、テクノロジーやサービスに頼ることで、
私たちが直に自分の肉体を使い、自分の頭を使う機会は減った。
その結果、達成した喜びを味わい、生きている実感を抱くなど、
生の実感が希薄になり、それが日本人の幸福感にも
影響を与えた、と言える。
==============

ふむふむ、その通りだと一人うなずく。

引用つづき===

民間の研究機関が日本人の心の中の
変化欲求を調査し、日本人が向かう新しい幸福モデルと
経済との関係について発表した。
調査の結果、今、日本人はグローバル化で見失った
自分の根を取り戻し、深く人と関わり合い、
深く生きる「根を張った生活」や、直に手を触れ、
手間ひまをかける「手と身体を動かす生活」、
自分の成し遂げたことの評価を楽しみ「努力と苦労の成果を
味わう生活」などの三つの欲が芽生え、価値観の転換が
見られた、と指摘している。

そして、「生きている実感をつかまえる幸福」を求めて、
日本人は「手ごたえのある生活」を目指し始めたと
分析し、将来、効率と合理性を価値として消費する
経済から、「手ごたえ」という価値を消費する「手ごたえ経済」に
向かう、と予測している。

======引用終わり

なるほど。確かにそう考えると、色々説明がつく。

2年前に「大地に根ざした暮らし」を求めて
藤野に移住してきた。

いまこの定住しようとしている
ことも、まさに「生きる手ごたえ」を求めて
のことなのかもしれないな~と
感じ入りました。

いずれ詳しくご紹介したいと思っていた
「定住プロジェクト」ですが、おもいきって
公開してしまいます!(こちらは個人的なプロジェクトです。)
http://blog.canpan.info/team-80/archive/1

投稿者 econetworks : 05:31 | コメント (0)

2008年02月01日

気候変動対策 曲がり角に


「日本の温暖化対策、先進国で最低レベル(19日産経)」
というニュース。
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080119/env0801191814001-n1.htm

========(以下、引用始まり)
日本の温暖化対策の進捗状況は先進国の中で最下位、世界の排出量上
位70カ国の中でも61位と最低レベルにあるとの評価を世界銀行が19日までにま
とめた。・・・(中略)・・・

GDP当たりのエネルギー使用量も、米国やドイツ、中国、インドなど49カ国が改
善している一方で、日本は悪化。総合評価は先進国中最低で、中国やインドよりも下
だった。

先進国中のトップはデンマークで、以下、ドイツ、スウェーデン、英国の順。ス
ウェーデンやデンマークはGDPを増やしつつ、CO2排出量を減らすことに成功し
ており、温暖化対策が経済成長の足かせにならないことを示した。
=============引用終わり

日本の温暖化対策は曲がり角に来ている。

私が参加しているJFS指標プロジェクトでも、
気候変動対策は(厳しすぎるようですが)ゼロ点という評価。
http://japan.visiblestrategies.com/

財界はどう読むか。

参考までに、もとのレポートはこちら。

Growth and CO2 Emissions:
How do Different Countries Fare?
Environment Department
The World Bank
http://siteresources.worldbank.org/INTCC/214574-1192124923600/21511758/CO2DecompositionfinalOct2007.pdf


○日本の温暖化対策、先進国で最低レベル 19日産経
http://sankei.jp.msn.com/life/environment/080119/env0801191814001-n1.htm

日本の温暖化対策の進捗(しんちょく)状況は先進国の中で最下位、世界の排出量上
位70カ国の中でも61位と最低レベルにあるとの評価を世界銀行が19日までにま
とめた。
1990年代後半からの電力自由化などによって、価格が安いが二酸化炭素(CO
2)を多く排出する石炭の利用を増やしてきたことが低評価の最大要因となった。
日本はエネルギーの使用効率が世界でトップレベルとされるが、各国の効率アップで
その優位性が薄れてきた上、風力などの自然エネルギーの利用拡大も進んでいない。
石炭への依存傾向も2006年度の使用量が前年度比1.2%増と変わっておらず、
政府は今後、電力などのエネルギー供給体制を中心に抜本的な対策の見直しを迫られ
そうだ。
世銀は、1994年から04年にかけての各国の(1)エネルギー利用量に占める化
石燃料の割合(2)化石燃料中の石炭、石油、天然ガスの構成比(3)国内総生産
(GDP)当たりのエネルギー使用量(4)1人当たりGDP(5)人口-の5つに
ついて、CO2排出量の増減との関連などを数値化して評価、順位を付けた。
分析では、日本はGDPや人口の伸びから予想される以上にCO2排出量が増加して
いることが判明。
70カ国中56カ国が石炭よりも排出量が少ない天然ガスや石油への転換を進める中
で、日本は逆に石炭の利用が増えた結果、約4200万トン排出量が増えていた。
GDP当たりのエネルギー使用量も、米国やドイツ、中国、インドなど49カ国が改
善している一方で、日本は悪化。総合評価は先進国中最低で、中国やインドよりも下
だった。
先進国中のトップはデンマークで、以下、ドイツ、スウェーデン、英国の順。ス
ウェーデンやデンマークはGDPを増やしつつ、CO2排出量を減らすことに成功し
ており、温暖化対策が経済成長の足かせにならないことを示した。

投稿者 econetworks : 13:11 | コメント (0)